2017年9月・レストラン列車乗り比べの旅(4)
2017年 10月 17日 (火) 06:55 | 編集
- 二日目(前編)・十日町へ -

高田での一晩が明け、9月18日(月)。本日はまず、「越乃Shu*Kura」に乗って十日町へ、そして十日町からは「おいこっと」に乗って長野へ…と言う観光列車乗り比べの旅を予定しています。


さて、まずはホテルで朝食。

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ビジネスホテルとは思えない、えらくきちんとした朝食が出てきてしまって驚愕。朝から良い感じにお腹いっぱいになって力が付きましたw


さて、僕の乗る予定の越乃Shu*Kuraは上越妙高を10時02分発。勿論、この高田にも停まるのですがせっかくなら始発の上越妙高から乗りたいところ。と言うことで高田を8時51分に出て上越妙高へ向かう列車に乗るべく、8時半くらいに高田の駅へと向かいます。

が、ここでとんでもないことが!!


駅の掲示板に張り出されていた文字。なんと…


本日の越乃Shu*Kuraは運休!!


ええ、昨日からの台風接近に伴い、十日町行きの越乃Shu*Kuraは運休とのことです。ははは…いやもうね、この時悲しいとか怒りよりもなんかもう変な笑いがこみあげてきましたよ。なんでこんなことになってるの俺って言うww

思えば今回の旅行、昨日にまずスタートランナーの特急しなのが遅れて長野での乗り換えが危ない感じになったり、雪月花の車内でお腹壊したりと初日からトラブルな感じでしたけど、まさか乗る予定だったメイン級の列車が運休とは…こんなことは勿論初めてです。


さて、これで完全に本日の予定が狂ってしまったわけなのですが、果たしてこれからどうするか。JR東日本のサイトだとか見るにどうやら飯山線には台風の影響はそんなに無いらしく、本日乗るもう一つのメイン「おいこっと」はきちんと動いているっぽい。

ならばまずはともかく、十日町へと向かってみるしかありません。

と言うことでまずは高田駅の窓口で、越乃Shu*Kuraの指定券および乗車券を払い戻し出来る様に印鑑を押してもらいます(高田駅はJRでない為払い戻しが出来ない)

そして、どうやって十日町へ向かうのが良いか聞いてみると、まずは直江津へ向かい、それからJRに乗り換えて犀潟、更にほくほく線に乗り換えて向かうのが良い模様。

なるほど…元々、越乃Shu*Kuraで行こうと思っていたルートとは全然違うルートですね。と言うかそもそも、越乃Shu*Kuraのルートが思いっきり変則的なんですよね…。


さて、まずは高田を9時33分に出る普通列車に乗車。

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車両自体は昨日も乗ったET127系。オールロングシートの一般形車両なので、別に特筆すべきことは何もありませんね。


列車に揺られ、直江津に9時42分に到着。ここで乗り換えます。

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信越本線の普通列車。車両はE129系。車内はロングシートが多めのセミクロスシートと言った感じの配置でした(乗客が結構いたので写真は撮れず)

ところでこの時、隣のホームに雪月花が停まっていますね。果たしてこの日、雪月花は予定通りに運行したのでしょうか…?

まあ何にせよ、今回の旅で残念ながら越乃Shu*Kuraは運休と言うことになってしまいましたが、昨日の雪月花はきちんと乗ることが出来てホント良かったですw


列車は直江津を9時47分に出発し、犀潟に9時55分に到着。ここで北越急行、ほくほく線へと乗り換えです。

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車両はHK100形。今回乗ったこの車両はどうやらえちごトキめき鉄道とのコラボレーション車両らしく、サイドにラッピングが施されています。

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車内は転換クロスシートがずらりと並びます。また、ドア部分と客室の間には簡易デッキの様な仕切りがあって、更に照明も間接照明風だったりと、地方私鉄の一般形車両にしてはかなり気合入った造り。

北越急行のサイトで見たところ、どうやら車内が転換クロスになっているのはイベント用仕様の車両らしく、一般車の方は固定クロスになっているみたいですね。

ただ、北越急行の車両、車内にトイレはありません。割と長距離を走る列車なのにトイレ無いのはどうなんだろうと言う気もしますが、まあ、全区間乗り通す様な人は稀なのでしょうね。


そう言えば北越急行自体は昔乗ったことありますが、前に乗った時は特急はくたかでほぼ通過してしまったのでまるで印象無いんですよね。

そう考えると、今回越乃Shu*Kuraが運休となったことで北越急行の普通列車にも初めて乗ることが出来たわけですし、そう考えると結果オーライ…なのか…?


僕の乗った普通列車は10時15分に犀潟を出発。

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ほくほく線の車窓はこんな感じ。ひたすらに田んぼが続きます。なるほど…確かに米どころ新潟らしい風景と言えばそう。

そして高田を出た時にはほとんど雨なんて降っていなかったのが、この時はもう完全に雨模様となって時折激しく降ったり…ああ、台風の影響なんだなぁ…。

しかしそれにしてもほくほく線、やたらとトンネルが多いです。なので景色を眺められる区間もそう多くはなく、乗ってると次第に眠気に襲われてきます…w


犀潟を出て45分ほど、11時01分に十日町に到着しました。

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十日町は田舎の小さな駅と言った雰囲気。ただ、駅構内には割としっかりした観光案内所があったりします。

まずはJR側の窓口で越乃Shu*Kuraの指定券および乗車券を払い戻ししてもらい、そして観光案内所へ行って色々と尋ねてみます。

今回越乃Shu*Kuraに乗れなかったことは残念ですが、その分逆にこうして早い時間に十日町に着いたので、ならばその状況を精一杯楽しみませんとね。


観光案内所で色々と情報を得て、また大きな荷物を預かってもらい、まずはお昼ごはんを食べに向かいます。この時は雨が降ってなかったのでぶらぶらと散策がてら歩いて。駅から10分ちょっと位でやって来ました。

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にし乃さんと言う蕎麦屋さん。新潟県と言うと米どころのイメージが強く、あまり蕎麦の印象は無いかもしれませんが、この十日町辺りは蕎麦がかなり有名な土地みたいですね。

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こちらがにし乃さんのざる蕎麦。本当は十日町名物のへぎ蕎麦と言うのを頼んでみたかったのですが、そちらは2人前からとのこと。ただし、実際には盛る器が異なるだけで蕎麦自体は同じものを使っているらしいです。

お蕎麦なんですが、かなり瑞々しくてほんのりと甘い。ぷうんと香ばしい香りが後口に漂ってとても美味しいです。また、薬味に天かすが付いてくるのがちょっと変わっていますね。


美味しいお蕎麦に満足し、十日町の観光へと繰り出します。この時には雨が降ってきてしまっていたので、お店の方にタクシーを呼んで頂いて…そして向かったのが越後妻有里山現代美術館・キナーレ。

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かなり大きな建物で、池を取り囲む様に吹き抜け状に造られています。とても贅沢な空間の使い方をしている建物だと感じました。


館内へと入ってみます。

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美術館には珍しく館内撮影オッケーだったので色々と写しましたが、さすがに現代美術館なだけあって摩訶不思議なオブジェがいっぱい展示されています。

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点灯するオブジェ。何を模して造られているのかさっぱり分かりません。


こんな風に、中に入って見学の出来る展示物も。

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中はトンネル…? 奥まで行ってみるとちょっと驚く仕掛けがあります。


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まるで床屋さんの看板みたいにくるくると回転する赤と青の部屋。本当に何が何やら意味は分かりませんが、それゆえに楽しい。

他の展示物も色々と興味深いですが、中に一つだけ撮影禁止のものがありました。あれは確かに撮影しちゃいけないと言うか、その場に行って体験すべきだなぁ…とそんな風に感じました。


この越後妻有里山現代美術館、失礼ながら新潟の十日町と言う田舎町にこんな前衛的で面白い美術館があると言うのは非常に予想外でしたけど、とても楽しめました。


美術館の鑑賞を終え、館内のカフェでゆっくりとコーヒー休憩を取ってから移動。再びタクシーを呼んで今度は十日町博物館へと向かいます。

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この十日町博物館、展示自体はよくある地方の人文系博物館と言う感じでしたけど、予想以上に館内が広くなかなかに見応えがありました。十日町が非常に雪深い町とか、そういったこの地域ならではの展示があったのは興味深いですね。

あと、縄文だとか様々な時代の人々のジオラマが展示されていたのですが、それがリアルでちょっと怖かった気がw


さて、こうして美術館、博物館と回って観ているうちに時間は15時近く。と言うことで再びタクシーを呼んで駅へと戻ることにしましょう。

それにしても今回の旅、予定通りに越乃Shu*Kuraに乗っていたらきっと十日町でこの美術館や博物館に来ることも無かったわけで…そう考えると、めぐり合わせってなんとも不思議だなぁと、そう思います。

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