2017年9月・レストラン列車乗り比べの旅(8)
2017年 11月 09日 (木) 06:15 | 編集
- 三日目(中編)・長野電鉄の特急スノーモンキー -

別所温泉散策もしましたし、八木沢まいちゃんや北条まどかちゃんのグッズも買えたことなのでこれより長野へ戻るとします。

まずは上田電鉄の電車で上田へ。

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帰りの電車は1000系。「自然と友だち1号」と書かれたヘッドマークを付けています。車体側面にはユーモラスで楽しい、昆虫のイラストが描かれていますね。

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車内の方は普通の通勤電車と言った感じ。行きに乗った「さなだどりーむ号」は吊り手に六文銭が描かれていたり、連結面にのれんがかかっていたりとちょっと観光列車っぽい味付けがされていましたけど、こちらはそういうのは全く無い感じですね。


電車は定刻通りに別所温泉を出発します。そして、すぐ次の八木沢駅。

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なんと、駅のホームの駅名標が、こんな萌え萌え仕様になっています!!

行きの電車に乗った時はこんなのあるって知らなかったから、だから看板が視界に現れても「あっ」て驚くだけで写真撮ることが出来なくって…だから帰りの電車ではずっと窓にへばりついてカメラ構えて待ってましたww

それにしても八木沢駅だから八木沢まいちゃんの駅名標…まさかの痛駅名標。一体全体ホント、上田電鉄はどこへ向かおうとしているのでしょうね…?


別所温泉を出て30分弱で上田へ戻ってきました。さて、ここでまず上田電鉄の改札口で入場券をゲット。と言うのも先程の別所温泉では八木沢まいちゃんの入場券しか売られていなくて、それに対してこの上田駅では北条まどかちゃんの入場券が手に入れられるんですよね。

ここまで来たら、どうせなら両方の入場券を揃えておきたいと言うものですw


入場券をめでたくゲットし、しなの電鉄に乗って長野へ戻ってきました。時間は13時過ぎ。ここで軽くお昼にします。と言っても今日の夜は渋温泉の宿に泊まる予定で、恐らく夕食もたくさん出るでしょうから昼はあくまで軽めに。

結局、スタバに入ってアップルパイとコーヒーだけで済ませましたw


さて…そしていよいよ湯田中方面へと向かうべく、長野電鉄の駅へ。

僕が乗車するのは14時29分の特急「スノーモンキー」湯田中行き。改札を抜けると、もうホームに列車は停まっていました。

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特急スノーモンキーこと2100系、元々はJR東日本の成田エクスプレス253系なんですよね。まさか首都圏の空港連絡特急が長野の温泉地へ向かう特急に生まれ変わってるだなんて…これはちょっと意外すぎますよねw

外観はほとんどJR時代のままですが、車体側面にSNOW MONKEYのエンブレムがあるのが長野電鉄オリジナル。

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湯田中温泉の更に奥、地獄谷温泉はニホンザルがやってくる温泉として知られていますが、そのサル達をモデルにしたエンブレムなのでしょう。


車内へと入ってみます。こちらも空港特急として走っていた当時のままの車内風景。黒いシートモケットに赤い枕カバーと言う色彩が目を引きます。

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この車両の独特なところってその座席配置なんですよね。JRの特急車両って基本的には回転式リクライニングシートを採用している車両が大半なんですが、この253系の初期の車両は集団向かい合わせ式の固定クロスシートとなっています。

海外にはこういう座席配置の特急車両って多いですが、日本ではかなりレア。海外からのお客も多い車両と言うことでこの座席配置にしたのでしょうけど、日本では不評だったのか増備車では回転式リクライニングシートに変更されているみたいですね。


湯田中寄り先頭車両1号車に入ってみます。この車両は先程と座席配置が異なっていますね。

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と言うのもこの車両は元々がグリーン車として造られた車両を後に普通車に改造したもので、座席は回転式リクライニングシートが横4列に並ぶ形となっています。


さて、僕の席なんですが…今回はなんと、個室を取ってあります!!

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このスノーモンキーの1号車には個室があります。成田エクスプレス時代から253系はグリーン車の運転室寄りに個室が1室あったのですが、普通車に改造後もグリーン個室だけは残されたんですよね。

この個室が、長野電鉄のスノーモンキーでは格安で利用出来るのです。通常の運賃+特急料金に加えて、1000円を支払うことで個室に乗ることが出来ます。

本来なら4人乗れるこの個室ですが、1000円払えば1名でも利用オッケー。と言うわけで実はこの日の朝、上田電鉄の乗り鉄へ行く前に長野電鉄の駅へ寄って、この電車の個室券を予め買っておいたのでした。


さあ、個室の中へと入ります。

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落ち着いた色調の、でっかいソファーがどどーんと構えています!! 向かい合わせ4人がけのソファーの間にはこれまた大きなテーブルが。

個室の広さとしては、以前に乗った東武鉄道のスペーシアの個室と大体同じくらいでしょうか。ソファーに腰掛けてみると前後左右に物凄くゆとりがあって、背もたれもとても大きい。実にゆったりとしています。

そしてこのソファー、なんとリクライニング機構付き。

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肘掛けにボタンがあって、このボタンを押すとソファーの座面が前へスライドし、連動して背もたれが傾くようになっています。まさかリクライニング出来るとは…。


ソファーの上には開閉式の大きな荷物棚。

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また、荷物棚の下には読書灯があって自分でオンオフ出来る様になっています。


各車両の連結面寄りには電光掲示板がありますが、個室内にもきちんと備え付けられています。

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しかもこの電光掲示板も、自分でスイッチでオンオフ出来る様になっていたりします。


あとユニークなのが個室から廊下側を臨む窓ガラス。

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なんとこのガラス、ボタン一つでスモークガラスになる機能付き。スモークにしてしまえば廊下側から個室内の様子がほぼ見えなくなるので、より一層プライベートな空間に出来ると言うわけですね。

まあ、元々の成田エクスプレスでの本来の需要から言えばこんな個室をわざわざ利用するのはエグゼクティブビジネスマンの商談とかそういうのかもしれませんから、こういう機能も必要なのかもしれませんね。


さて、僕を乗せたスノーモンキーは定刻通りに長野を出発しました。長野を出てしばらくは地下区間を走っていきます。あれ、そう言えば成田エクスプレスも東京駅は地下だよな…そういう意味ではかつてと割と似た雰囲気のところを走ると言えなくもない…?

でも、地上区間に出るとそこは当然東京ではありません。信州のひなびた風景が広がります。かつては大都会を走っていたこの車両、長野の田園の中には馴染んでいるのでしょうか…?

もっともそれを言うと今の長野電鉄で走っている車両は他も全て首都圏をかつて走っていた車両たちばかりですしね。


個室内でゆったりとくつろぎつつ、車窓を眺めてぼーっと過ごす列車旅。途中、車掌さんにお願いしてスノーモンキーのグッズを購入したり…ええ、そりゃやっぱり買いませんとねw

途中、小布施の駅では特急「ゆけむり」と行き違います。

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木に隠れて見えにくいですが、ホームに「ゆけむり」の姿が見られます。この「ゆけむり」は元々は小田急を走っていたロマンスカーですね。この車両にも今回の旅で乗る予定だったりします。

また、ゆけむりの向こうにはかつて長野電鉄を走っていた特急車両2000系の姿も。

実を言うと長野電鉄、今からもう10年かそこら前にも一度乗ったことがあるんですよね。この2000系にはその時に乗りました。あれは良い車両でした。とても可愛らしい、なんとも言えない味わいのある車両…。

今はもう引退してしまったけれど、それでも全て廃車とならずに一編成がこうして小布施の駅構内で静態保存されているのは嬉しいことだと思います。


車窓に山が近づいてくると、終点はもうすぐそこ。

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長野を出て約45分、15時13分に終点の湯田中に着きました。

この車両、2100系(253系)自体は昔、成田エクスプレス時代に乗ったことがありますが、しかし個室に乗ったのは当然今回が初めて。

特急スノーモンキーの個室での旅、非常にゆったりとして素晴らしかったです。1000円の追加料金であの贅沢な空間を専有出来ると言うのは非常にお得だと思います。

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