「まんがタイムきらら'17年12月号」感想。
2017年 11月 14日 (火) 15:55 | 編集
では、9日発売のまんがタイムきらら感想、行ってみるとしましょうか。


kirara_201712s


・表紙
今月の表紙は「スロウスタート」。テレビアニメの方も新年から始まりますし、放送に向けて着々と準備進行中といったところでしょうか。

ところで今回は花名ちゃん&万年さんと言う組み合わせ。この2人ってある意味で似たもの同士なんですよね。まあ、浪人と言うつながりのある2人だったりもしますし…なのでこの2人「だけ」にしちゃうと色々とダウナーな方向へ落ちていってしまう怖さはありますがw

しかし花名ちゃんの洋服が可愛らしいですね。スカートのリボンとかカットソーの花飾りとかディテールが凝っていて非常に良い雰囲気。赤×茶と言う色合わせも秋らしくてとても素敵だと思います。

あと、舞い散るイチョウの葉に紛れて冠ちゃんのしおりがいるのが…w


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・スロウスタート
今月の扉絵は一体なんなんだ…と思いましたけど、本編読み終えてみたらある意味本編の内容通りの扉絵だったと言えますねww左上の二人、確かに今回出てきてないですし。

それにしても万年さんのコミュ障っぷりと言うか社会不適合っぷりと言うか…結構ヤバいレベルですね。二駅先までの電車乗るのも出来ないとかそれもう実社会で生きていけないレベルかと。

あと、花名ちゃんも地味にかなりヤバイ。むしろある意味で万年さんよりもヤバイ。この子、絶対おかしな詐欺とかに騙されるタイプだわ…。

こうして見るとこの中できちんと電車の乗り方について「インターネットで調べる」と言う当たり前に有用な方法に辿り着いた志温さんの真っ当さが引き立ちますね。なんだかんだでアパートの管理人さんとかやってるだけのことはあります。

しかし今回の話、栄依子ちゃんが出て来れば万年さんもオチみたいなおかしな動きとかせずに真っ当に電車乗れる様になってただろうに…そう考えるとなるほど、話を面白おかしく成立させる為に彼女の出番が無くて正解だったかもしれませんw


・ゆゆ式
唯ちゃん、あいちゃんのパッと見で1位なポイントで「おっぱい」って言いかけましたよね?

まあ、あいちゃん見たら誰でもそこに目が行くよね仕方ないよね…でもゆずこならともかく唯ちゃんでもそんな風に思ったりするんだなぁと言う意外感。


・三者三葉
せっかくの文化祭編なのに、最後のページのラスト2コマ。葉山姉×薗部さんとかもう危険な匂いしかしないんですけどw


・みゃーこせんせぇ
みゃーこせんせぇの薬で子供になったホネが元に戻る時、一瞬だけ骨格模型を経由したシーンが爆笑モノでしたwそれにしてもなんでそんなにリアルに描くんだww

あと、扉絵にもやたらリアルな骨格模型が描かれていますし、この作品、単に阿部かなり先生がガイコツ描きたくてやってるだけなんじゃないかって気がしてきましたよ…。


・こはる日和。
レズ姉妹だー!!(歓喜)


・甘えたい日はそばにいて。
花凛さんではなく編集長がひなげしさんにとって真の敵だったわけだけど、でもひなげしさんを壊すわけではなくどこか他へ転勤させるつもりだったと言うことみたいですね。しかしこれが果たして良いのか悪いのか、どう転ぶのか…。

それにしてもひなげしさん自ら、楓くんの元を去ることに決めたのが彼本人の口から聞いた、母親の遺言が決め手と言うのがなんとも残酷な気がします。

そしてこの展開で三ヶ月連続センターカラー…うーん、一体どうするんだろう。どうなるんだろう…今月のラストの引きから言って、来月で状況が好転するとは思えないですし、むしろ悪くなる予感しかしません。ホント色々な意味で怖いですこの作品。


・ぽんこつヒーローアイリーン
千夏ちゃん母の婦警さん、何気に八重歯キャラなのが萌えポイントですね。千夏ちゃんも八重歯っ子なんだけど母娘そろって八重歯がチャームポイントか…それにしても少女キャラで八重歯っ子は珍しくないですが、熟女キャラ(?)で八重歯は珍しい。新たな属性を開発されそうです。


・グラスのマーメイド
今月の話、これまでに比べてずっとワインあるあるネタが出てきたので非常に良い傾向だと感じました。

ワインの試飲とかあまりしたことのある人も少ないかもしれませんが、あれって飲まずに吐き出すのが正しいやり方なんですよね。僕も昔、山梨県の勝沼にあるワインの施設でたくさん試飲する為にこうやってやったっけな…とか思い出しながら読んでました。

実際、飲んじゃうと酔っ払っちゃうから味も香りも分からなくなりますし、そうなるとテイスティングどころじゃなくなっちゃうんですよね。

あと、グラスを回すと言うやつ。これは多分、ワイン飲む人なら誰しも経験あると言うか常にそうしちゃってる人も多いハズ。自分もそうですwでもこうすると香りがふわっと立ちあがってきて良い感じなんですよね。

ワイン好きとしてこの作品には期待していますので、この調子でワインあるあるネタ、ワイン薀蓄ネタをもっとガンガンぶち込んでいって頂けると嬉しいですね。


・きらきら☆スタディー
冒頭の鐘の音でそう言えばこの子達の合宿してる場所ってお寺だったなぁ…と改めて思い出したり。

しかし彼女ら、なんだかんだで至極真っ当にお勉強合宿していますよね。今回の話でもお互いに先生・生徒になって得意教科を教え合うとか、確かに人に教えることは自身の良い復習になるので非常に理にかなった方法ではあるんですよね。

ところで今月読んでて気付いたんですが欄外のキャラ紹介欄、乙十葉&千代のところが「同居」じゃなくてきちんと「同棲」って書かれてるんですよね。この辺りに非常なコダワリを感じます。


・オリーブ!Believe,"Olive"?
さりげなく「クジラのメロン体」とかマニアックな単語ぶっ込んできてるなぁ…でもそれが魔法界のクジラだと魔力を跳ね返す器官と言われるとなんとなく納得出来ちゃいますね。

この辺りの、「魔法」と言う荒唐無稽なものを上手く作品世界の中に溶け込ませて自然に読者を納得させられてしまう、そのファンタジーとリアリティのさじ加減と言うか絶妙なミックス感がこの作品の持ち味であり、作者の文月先生の上手さなのかなぁと思います。

そしてこの作品も来月が最終回…まあ、最近の展開や掲載位置からなんとなく予感はしていましたけど、正直まだまだ終わらせるには勿体無い作品だなぁと言う気がしてなりません。


今月は以上で。

うーん…無印きらら、正直先月くらいからどうなんだこれはと言う気がしてなりません。先月で一つの作品が終了し、今月また一つの作品が終了。そして来月は二つの作品がラストとのこと…。

一体全体この大粛清はなんなんでしょうか? あちこちで言われている様にミラクから三作品を受け入れる為の誌面空けってこと? それにしてもちょっとなぁ…と言う気がします。

最近の無印を見ていると、編集は作品を育てる気が無いんだろうなぁと言う気がしてなりません。試しに新しい作品を連載させてみて、ちょっと様子見てダメだと思ったらすぐに切ってまた別の新しい作品を載せて…。

そんなことの繰り返しでは作品・作家が育たないのは勿論、誌面の充実を図ることだって難しいでしょうに。いっそ新しい作品・作家を育てる気が無いのならもう、ベテラン勢だけで固めれば良いんじゃないんですかね?

キャラットが中堅どころ・新顔に勢いがあってぐんぐんと面白い雑誌となってきている一方で、無印はダメな方向に突き進んでいる様な気がしてなりません。


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この記事へのコメント
ご無沙汰しております
私は「幸腹グラフィティ」から入った読者なので「にじげんめのうた」は未見なのですが、こちらの過去記事などを参照する限り、どうも今作「甘えたい日はそばにいて」と方向性が似通っている感じがしますね。
人間に対する不信とか絶望などをメインテーマに据えているところや、裏で色々画策して主人公を追い詰めるキャラが登場するところなど、共通性が高いように思えます。
これは推測ですが、川井先生は、短命に終わった「にじげんめのうた」のような、ペシミスティックな作品が本来の好みなのかもしれません。ところが丁度あの東日本大震災が発生して、日本社会のムードが絆とか希望を求める方向に変わってしまった為に、「にじげんめのうた」を早々に終わらせて「幸腹グラフィティ」で仕切り直しをした、ということだったのではないでしょうか。
もし私の推測が当たっているとすると、川井先生はきららグループの中で(自分の描きたい作品を描かせてもらえているという意味で)かなりの厚待遇を受けていると言えるので、それじたいはめでたい事だと思うのですが・・・。
やっぱり、ひなげしさんの受難はまだまだ続く・・・と予想すべきなのか、な。
2017/ 11/ 15 (水) 02: 11: 16 | URL | 雲母の奇跡 # -[ 編集 ]
>雲母の奇跡さん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、「にじげんめのうた」は幸腹よりもむしろ「甘えたい日はそばにいて。」と近い感じだと思います。
特に序盤は結構ダークな感じで話が進んでいった記憶がありますので…。

ただ、あの作品も最後は希望のある感じの展開でしたし、そう考えると「甘そば」もここから希望のある話になっていく…のかなぁと思いつつ読んでいます。

まあ、まだ当分はどうなるか分かりませんし、仰る通りひなげしさんの受難は当分続きそうですけどね…。
2017/ 11/ 21 (火) 17: 55: 30 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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