「がんくつ荘の不夜城さん」1巻。
2018年 04月 09日 (月) 00:00 | 編集
では、先月末発売のKRコミックスの中から、鴻巣覚先生「がんくつ荘の不夜城さん」1巻の感想っぽい記事行ってみるとしましょうか。


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この「がんくつ荘の不夜城さん」、元々はきららミラクで連載されていたものですが、ミラクの休刊に伴い今は無印きららの方に移籍して連載が続いています。

個人的にきららミラク最終期に掲載されていた作品の中では非常に好きな作品の一つだったので、この移籍は個人的にはとても嬉しいし納得の移籍だったと思っています。

ところで作者の鴻巣覚先生と言えばきららミラクで以前に「やさしい新説死霊術」と言う作品を連載されていた方なのですが、どうやらそれ以前にもなんときららフォワードでも連載持っていたことがあったみたいで…何気にかなりベテランの作家さんみたいですね。

きららミラクと言えば初期の頃は特に、漫画未経験の方ばかりを集めた雑誌と言うイメージが強かったのだけど、後期はそうでもなかったんだな…と。


さてこの「がんくつ荘の不夜城さん」、表紙の帯にある通り「残念な4コマ漫画家さん」の日常を描いた作品ですね。主人公は表紙に描かれた不夜城よどみ先生(ペンネームで本名はヒミツらしい)。

一見するとおっぱい大きくてスタイルの良い綺麗なお姉さんなのですが…本編を読めば分かる通り色々な意味でダメダメな作家さんですw


裏表紙はこんな感じ。

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こちらには不夜城さんとゆかりの深い2人の美少女が描かれています。右のロリっ子は羊ヶ丘眠さん。頭に付けた羊の角みたいな髪飾りが特徴的。彼女は不夜城さんの編集さんです。つまり…この見た目できちんと成人しています。なんと25歳らしいです!!(ちなみに不夜城さんは22歳)

左の片メカクレ女子高生は白仙あかりちゃん。不夜城さんのアパートの隣室に引っ越してきたのですが、どういうわけか不夜城さんを気に入ってそのままアシスタントと言うかお世話係みたいな感じになっています。それにしても片メカクレとは…確実に今のトレンドを抑えてきていますねw

あと白仙あかりと言えば…前作「やさしい新説死霊術」にも名前があったんですよね。「白閃のアカリ」と言う名でトネリコ最高位の魔術師の一人とかで…彼女と今作の白仙ちゃんとの間に何か関係があるのかどうかは謎ですが。


さて、この「がんくつ荘の不夜城さん」1巻ですが、読んでみて思ったのはコミックスとしてなかなかに面白い構成しているなぁ、と。この作品、無印の連載だけじゃなくって実はweb(きららベース)の方でも4コマ作品を掲載していたんですよね。

その辺りコミックスではどうするんだろうと思っていたら、無印での本編の話の合間にきららベースでの話を幕間として数話ずつ挟んでくると言う構成を取っています。

あと、ミラクで最初にゲスト掲載で載った時の話をあえて巻頭の第1話ではなく、第0話として前日談的に巻末に持ってきていると言うのも面白い構成だと思いました。

コミックスとして流れで読むと確かに、白仙ちゃんが登場する話を巻頭に持ってきた方がスムースな感じもするのでこの構成は正解な気がします。


ところでこの「がんくつ荘の不夜城さん」なんですが…内容的にはハッキリ言って色々と危ないです!! きららには漫画家さんを題材にした作品はちらほらとありますが、その中でもここまで踏み込んでしまった作品は初なのではないでしょうか。

まず、色々とメタいです。それは上の白仙ちゃんのネーミングが自作品の前作から取っている辺りからも伺えますが…問題はそんなところじゃない。

不夜城さんが連載を持っている雑誌、「まんがタイムきらりマジク」と言うのですがこれってどっからどう考えても「まんがタイムきららミラク」が元ネタですよね?

おまけに姉妹誌が色々とある辺りどう考えてもまんがタイムきらら…。

そしてきらら特有のあるあるネタが色々と飛び出してくるのですがこれがもう本当に危ない危ない、危険球の数々!!

「私の好きな作品に限って二巻完結」とか「昨今減少傾向にある男性キャラの存在の必要性」とか「コミックスの販促イラストを連載の原稿と同時進行にやるのが大変」とかあまりにきらら周りの実情を赤裸々に語り過ぎてて本当にこれ載せてて大丈夫なの?と聞きたくなるネタの連発!!

そして極めつけがこのコミックスの第5話。連載時だとちょうどミラクから無印に移籍した回で載った話なのですが…なんとここでまさかの休刊ネタ!! 不夜城さんが連載持っていたきらりマジクが休刊してきらり本誌の方に移籍!!

いやこれ…この作品の運命そのままじゃん。これ本当にやっちゃって良かったネタなの!? いやもうこれ無印でリアルタイムで読んだ時には変な笑いが止まりませんでした。ミラク休刊をまさかここまでネタにしちゃうだなんて…ちょっと鴻巣先生いくらなんでも怖いもの知らず過ぎでしょww

でもね、移籍一回目にしてこういうネタをやらかしてくれたことでちょっと安心した面もありました。と言うのも無印きららって全きららの中でもちょっと保守的なイメージがあるじゃないですか。

だけどそういう中でこの作品がこういうスパイシーなネタを色々とやらかしてくれれば、誌面にとっても良い刺激になって雑誌が面白い方向に変っていくんじゃないかな…と。そんな風にも思ったわけです。


さてそんなきららあるあるネタがとにかく危ないこの作品ですが、それだけじゃありません。鴻巣先生と言えば前作でもかなりの百合描写を入れてきた作家さんですが、今作も色々と百合っぽい雰囲気が漂っています。

まず白仙ちゃんはどう考えても不夜城さんのことが好きですね。それもファンとかそういう視点じゃなく(そもそも最初は漫画家と知らなかったわけだし)、完全に百合的な意味で大好きだと思われます。

不夜城さんと羊ヶ丘さんが打ち合わせを行っている回では、その様子を見ながら明らかに面白くなさそうな顔していましたしね…まあ、不夜城さんと羊ヶ丘さんがいちゃいちゃし過ぎなんだとは思いますがw

不夜城さんは特定の誰かに百合的感情を抱いてはいなさそうですが、小さい子大好きと言うことで羊ヶ丘さんのことを気に入っているみたいですね。酔っ払った勢いでキスとかかましたらしいですしw

羊ヶ丘さんは羊ヶ丘さんで仕事はしっかりしてるのに家だとだらしなくて妹のめざめちゃんに頼りっきりな感じですし、そのめざめちゃんは実は足フェチで白仙ちゃんの綺麗な足に見とれいてたりもしますし…。

あれ? この作品って実はダメなレズしかいないんじゃないか(今更)


このコミックスの終盤には、かつて不夜城さんのアシスタントを務めていたと言う金髪美少女、ジェーニャがその姿を現し、更なる百合の嵐を予感させてくれますね。


さて、そんな「がんくつ荘の不夜城さん」、特典をあちこちで集めてきましたので以下に。

まず、WonderGOOのポストカード。

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絵柄は不夜城さん。と言うか、コミックス表紙と同じ絵柄ですね。それにしてもこうして見ると不夜城さん、本当にばいんばいんなおっぱいしてますね…まさに彼女、残念美人て言葉がしっくり来るタイプだと思います。


続いてゲーマーズのブロマイド。

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絵柄は羊ヶ丘さん。ひらひらロリロリな服装がなんともキュートですね。本人はロリでちびっ子なのをコンプレックスに思っているっぽいですが、しかしやっぱりこういう子にはこういう格好がよく似合います。うんうん。眠ちゃんはいつまでもそのままでいてね♡


次にCOMIC ZINのイラストカード。

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こちらも絵柄は羊ヶ丘さん。これは新鮮なメガネ姿!! いい…いいですよロリメガネ!!

それにしてもこうして見ると敏腕編集っぽくも見えますね。いや実際、羊ヶ丘さんって仕事は出来そうなタイプですけど。あと脇ですよ脇!! ノースリーブから丸見えのつるっつるのワキがたまりません!! ぺろぺろしたい!!


今度はアニメイトのイラストカード。

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絵柄は白仙ちゃん。魔法少女のコスプレが良く似合ってますね。

あれ? でも魔法少女ってことは…これはもしや白仙あかりちゃんではなく、「やさしい新説死霊術」に出てきた白閃のアカリの方なのでは(混乱)


それからとらのあなのイラストカード。

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こちらも絵柄は白仙ちゃん…なのですが、まさかの下着姿!!

おぱんつですよおぱんつ!!

いやはや…こういう特典で水着はしばしば見かけますけど、まさかぱんつ丸出しで来るとはホント思わんかったわ。色々な意味で鴻巣先生ちょっと攻め過ぎだと思います。

そう言えば作中でも不夜城さんが何かと作品中に肌を露出させ過ぎだと怒られているシーンがありましたが、これって実は鴻巣先生が担当さんに言われていることそのままだったりするのでは…?


最後にメロンブックスの小冊子。

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絵柄はだらしなーく眠ってる不夜城さん。いいですね、このだらしなさこそがまさに不夜城さんって感じがします。それにしてもこんなにだらしない彼女なのに体型が全く崩れていないのが不思議でなりませんw

ちなみにこの小冊子、中身と裏が色々とえっちでアレな不夜城さんが拝めるので、気になる人は是非とも自分で買って確かめましょう!!


特典については以上で。これでカラー特典はコンプ…と言いたいところですが、残念ながらこみらの特典が手に入りませんでした。なにしろ対象店舗が遠くばかりでとても買いに行ける様なところじゃないですし…。

一軒だけ通販やってるところも見つけたのですが、既に売り切れになってました…(涙)

あと、まんが王倶楽部でも購入しているのですが、こちらはサイン本フェアをやっていてなんとどうやらそのサイン本に当選してしまった様で…なので、こちらはまだ届くのがしばらく先になりそうです。


そんな「がんくつ荘の不夜城さん」、鴻巣先生の前作はファンタジー作と言うこともあって背景描写がかなり力が入っていましたが、今作も実は色々と背景描写が細かいところまで凝っていたりします。そんな中に小ネタ仕込んでいたりとかも…。

とにかくこの作品、色々と危ないので読んでるこっちが「このネタ大丈夫?」とヒヤヒヤしちゃったりもしますけど、そんなこの作品だからこそ、今の無印きららの閉塞感をぶち破ってくれるのでは、と。そう期待もしています。


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