「CHATEAU LA GRAVE PRIVILEGE 2006」。
2009年 09月 05日 (土) 23:33 | 編集
なんだかここ最近、めっきり涼しくなってきましたね。ホント、今年は夏の引きが早いって言うか「残暑」って言葉をまるで感じさせないと言うか。もう早くも秋の空気を感じてしまいます。

そんな秋晴れの気持ち良い休日の今日でしたけれど、僕は結局どこへも出かけずに一日部屋に引きこもり…。


いや、やりたいコトは色々とあるんですよ? そろそろ秋の鉄道旅なんてのもイイかな、なんて思ってますし、そうそう。博物館とか美術館なんかも行きたいんですよ。

今、国立博物館でやってる、シカン文明のヤツとか凄く行きたい。いやだってさ、なんか面白そうじゃん。ああいう古代文明って。て言うか名前がヤバいよね。「シカン」ってw 人の性癖はそれぞれだから構わないですけど、でもそれだけはマズいと思いますよ?w
でもあの辺の古代文明ってヤバい名前のオンパレードなんだよ。まあ詳しくは触れんけどw


部屋に引きこもってて見つけたもの。



あの「けいおん!」×YMOの作者様の最新作来てました。ってまさかのクラフトワークw

「けいおん!」観てた人間でクラフトワーク知ってるヤツなんて、YMOより更に更に限られちゃうと思うんですけど…wこの作者様ホントにチャレンジャーだなぁ。もう大好き。ファンです。


さて。今日の夜もワイン。休日の夜は美味しいお酒を飲まないとね。

「CHATEAU LA GRAVE PRIVILEGE 2006」
(シャトー・ラ・グラーヴ プリヴィレージュ)

WINE_20090905_01

WINE_20090905_02

昨日の仕事帰りに、ヴィノスやまざきにて買ったもの。2300円くらい。

南仏のワインで、品種はグルナッシュブランとマカブーとをブレンドしているらしいです。前からちょっと気になってたんだよね、このワイン。新樽熟成させた、結構しっかりしたワインぽいことが説明書きにも書いてあったりで。



グルナッシュブランは、試すのは多分これが三度目、かな。正直なところ、今までそんなに良い印象は無かったんだけれどね…と言うかむしろ、印象に残っていないと言うべきか。この葡萄ならではの個性、みたいなのがイマイチよく分らなくって…。

それでも今回買ってしまって、さあこれが三度目の正直となりますか。それともやはり、二度あるコトは三度ある、になっちゃうのか…w


栓はきちんとしたコルク。これをソムリエナイフでキコキコやって、開いたコルクをちょっと嗅いでみると…実に濃厚な香り。干し葡萄みたいな甘い香りがします。

グラスに注いでみると、色は綺麗な黄金色。黄色みの強い、テリのある、実に美しい色をしています。こりゃ、期待出来るかも…。


鼻を近づけてみると、コルク栓を嗅いだ時と同じく、干し葡萄の甘ーい香り。そこにいかにも樽っぽい、ローストされた匂いがぷんぷん漂ってきます。

これをグラスをくるっくる回してやると、ロースト香が更に凄い勢いで立ち上がってくるんだけれど、その中にほんのりと、トロピカルフルーツのジューシィなアロマも感じられるんだよね。で、奥の方にはナッツみたいな香ばしいニュアンスもかすかにあったりで。


さあ、いざ飲んでみます…。





おお…こ、これは…!!!








三度目の正直キタァ!!!!!





やばい…やばいわコレ、めっちゃ美味いっす!!


口に入れた瞬間、最初に飛び込んでくるのはフレッシュな酸で、香りのイメージからちょっと意外な印象を受けるんだけれど、でもその酸はすぐに消えちゃうんですね。

いや、消えると言うか、すぐ続けざまに熟れきったフルーツの濃縮されたジュース、香ばしいカラメル、ねっとりと甘いハチミツ、そんなのが立て続けに口の中に溢れてきて、酸はその陰に隠れちゃいながらも全体の味を引き締めるスパイスの役割に徹すると言うのか。


液体には結構な粘性があって、ボディ感もしっかりしていて、これはかなり濃厚フルボディな白。トロピカルでフルーティ、いかにも南仏っぽい、太陽の恵み一杯の明るい雰囲気の味わい。なんだけれど、決して単純な味わいじゃあない。

これ、樽が本当に上手く、しっかり効いてるんですよね。香ばしさだけじゃあなく、後味に微妙な渋みや、ほんのかすかな苦味なんかをプラスしていて、それがワインに奥行きと繊細な複雑さとを与えているんです。


いやこれ、良く出来たブルゴーニュにも負けず劣らずのクオリティなんじゃない? ホントでも、甘み、酸み、渋み、苦み…味の全ての要素がバランス良くまとまって、フレッシュなフルーツ感がありながらも熟成されてこなれいて、そこにこの濃密なボディ感と芳醇にして複雑玄妙な芳香と…。

これだけの味をブルゴーニュで求めたら幾らくらいになるのか、とか考えると怖いですw


まあ結局、グルナッシュブランと言う品種自体の個性は相変わらず良く分からないままなんですが(恐らくゲヴュルツみたいな強烈な自我は持ち合わせていない品種なんでしょう)、でもとりあえず、造り手次第では幾らでも凄いワインになるというコトが分かったので良しとします。

と言うか、これだけ美味いワインに出会えたんなら大満足ってもんですよね。


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