ギリシャ・クレタ島のワイン。
2018年 06月 27日 (水) 22:32 | 編集
では、先日の休みの夜に開けたワインの感想日記を。


「LYRARAKIS VIDIANO 2015」
(リララキス・ヴィディアノ)

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葡萄屋さんで買ったギリシャ・クレタ島のワイン。品種は固有品種のヴィディアノ種を100%使用。

ギリシャのワイン自体ほとんど馴染みが無いですし(以前に一度貰い物を飲んだことがある程度)、もちろんヴィディアノ種のワインなんて初めてです。

ただこのワイン、葡萄屋さんのサイトを見ると「ブルゴーニュの銘酒”モンラッシェ”を彷彿とさせる」だなんて書かれているもんだから、これはもう期待せざるを得ないってもんです。

まあ、モンラッシェはシャルドネ、こちらはヴィディアノ種と品種も違っていれば栽培地の気候だとかも全く異なるのでどこまでモンラッシェっぽい雰囲気があるのかちょっと疑問ではありますが…w

ちなみにお値段は2,980円と結構良いお値段がします。まあでもモンラッシェに近い味わいのワインがこの価格で飲める…と考えればお得…なのかな?


さて、まずは抜栓。栓は本物のコルク栓ですね。抜いた栓を嗅いでみると青りんご系の爽やかな香りとオーク樽の香ばしい香りとが感じられます。

グラスに注ぐと色は濃い目。かなり濃いゴールドといった感じの色調です。非常に黄色みが強く、まるで黄金糖の様な色合い、とでも言えば良いでしょうか。

香りはなかなかに複雑。ハーブっぽいニュアンスとトロピカルで色とりどりのフルーツ、そしてその奥に隠れた樽の香ばしい香り。それらが渾然一体となって立ち込める感じ。

グラスの中で馴染ませてやると、樽っぽい風味とハーブの様な独特の香りとがより一層強くなりますね。


飲んでみると…うん、非常に味が濃厚でパンチが効いています。酸はしっかりしているのだけれど丸みが取れて穏やかな感じ、そして舌の上に甘みをたっぷり感じるほどに豊かなボリューム感があります。後口にはミネラルの雰囲気も。


しかしこれは…どう考えてもモンラッシェではありませんねw

同じ葡萄屋さんのこのワインのページ内には、他には「ギリシャのヴィオニエ」みたいな記述もありましたが、どちらかと言えばその方が近いかなと感じます。独特の芳香や甘みのある濃厚な味わい…うん、モンラッシェというよりはヴィオニエの方がまだ近いです。

味わいは非常にこってりと濃厚なワインなのですが、口に含んだ時にハーブっぽい爽やかな風味が香るのが印象的。これがこのヴィディアノ種と言う品種の持ち味なのかもしれません。

何にせよ今回のギリシャのワイン、全くもってモンラッシェではなかったですがwでもとても美味しい白ワインでした。


Comment
この記事へのコメント
紅玉は自分が全然飲めませんので(TT;
クレタの葡萄酒と言えば、歴史書に書いてあったのを読んだ覚えがあるのデスが、その昔、ヴェニスがクレタを支配していた頃、西欧の市場で葡萄酒の価格が下落し、収益が上げられない様な事態になったところ、ギリシヤ人の農民に対し、甘蔗の栽培に切り替えろとの通達を出して、全島で葡萄を根こそぎにさせたとの事……

ひっでぇえ~、リアル「ヴェニスの商人」マヂでえげつねぇえ~
シャイロックなんか可愛いもんじゃないか(しかも彼は結局、社会的制裁喰らってるのに)
……と思った記憶があります。

なお、シェイクスピヤの戯曲は、当時のヴェニスが、他の欧州諸国にて迫害され勝ちだった猶太系商人の庇護者よろしく振る舞いつつ、(露西亜なんか酷いもので虐殺事件を何度も起こしている。独逸はまだ、ヒットラーの出現以前は猶太人に寛大な方だった)自国の都合が悪くなると一転、手の平を返して迫害、シャイロックの例の様に財産没収したり、挙句に追放したり…と非道な扱いを平気で行った事実を踏まえているのだとか……。
2018/ 07/ 26 (木) 02: 15: 36 | URL | 紅玉国光(富山市) # xTjF.3u6[ 編集 ]
>紅玉国光さん
なるほど…クレタ島の葡萄にはそんな歴史があったりするのですね。
そういうのを色々調べてみると、ワイン飲む時にも一味違って面白いのかもしれませんね。
2018/ 08/ 05 (日) 13: 56: 20 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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