外国人醸造家の手がけた甲州種ワイン。
2018年 07月 06日 (金) 07:11 | 編集
では、先日の休みの夜に開けたワインの感想日記、行ってみるとしましょうか。


「POSSIBILITA 2015」
(ポッシビリタ)

WINE_20180702_01s

WINE_20180702_02s

KALDIで1620円で買ってきた白ワイン。カラフルなラベル、そしてアルファベットで書かれた名称から想像も付きませんがなんとこのワイン、甲州種から造られたワインです。

製造元は山梨県は勝沼の大和葡萄酒さん。そしてどうやらこのワイン、外国人の醸造家さんが手がけられたワインのようですね。だから甲州種のワインなのにラベルが海外のワインっぽい雰囲気なのかな?

甲州種100%のワインだけれどその一部をオーク樽熟成しているとのことで、一体どんな甲州ワインなのか楽しみ。


さて、まずは抜栓。栓は成形コルクですね。抜いて栓を嗅いでみると柑橘類や青りんごの爽やかな香り、それにほんのり樽っぽい香りが感じられますね。

グラスに注ぐと色はやや濃い目のレモンイエロー。ゴールドとまではいかないけれど結構しっかりと黄みを帯びた色合いで、甲州種にしては濃い色合いだなぁと感じます。樽熟させている辺りがこの色の濃さに関係あるのでしょうか。

香りは…うん、グラスを嗅いだ時点ではっきりと樽のニュアンスが感じられます。甲州種らしい爽やかなな果実香は勿論あるのだけれど、それより先に樽のバニラや香ばしい風味が飛び込んでくる感じですね。


飲んでみると…なるほど、確かにきちんと甲州種らしい爽やかな味わいで、かっちりとした酸味があります。しかし同時に結構しっかりと樽香を感じますね。香ばしい、ロースト香が口いっぱいに広がる感じ。

甲州種でここまではっきりと樽の風味を感じるワインは初めてな気もします。

しかし樽を効かせていてもふくよかなワインではなく、あくまで爽やかすっきりとした飲み口なのがいかにも甲州種らしいですね。品種独特の、ちょっとツンとした風味もきちんと残っています。

また、果実味自体は柑橘系が主体だけれど、後口にはメロンの香りが感じられてこれがまた心地良い余韻となっています。


さて、甲州種と言えば和食によく合うワイン。と言うことで試しにキスの刺し身と合わせてみたのですが…あれ、あれれ? なんだか他の甲州ワインに比べて合わないと言うか、醤油の風味と喧嘩しちゃう感じがありますね。

やはり樽を効かせている辺りが影響しているのでしょうか。それともまさか、外国人の醸造家さんが手がけたから海外のワインっぽくなっている…?(そんな馬鹿な)


飲み進めると果実感と樽香とがより入り混じって、甘やかな雰囲気が増してきます。バナナっぽい香りなんかも出てきたりして、こうなるとちょっと普通の甲州種ワインとは違った雰囲気で、しかしこれもこれでまた面白いです。

何にせよ樽を効かせた甲州、非常に興味深いワインでした。甲州種のワイン、まだまだ色々な可能性を秘めたワインだと、そう感じます。


Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 酒と音と鉄旅と。 all rights reserved.
designed by polepole...