2018年7月・東関東の旅(3)
2018年 07月 26日 (木) 20:52 | 編集
- 一日目(後編)・大多喜町歩き、そして夜は美味の寿司を -

大多喜駅を出て、まずは駅前の観光協会で情報収集。そして向かったのは駅から歩いてほんの2,3分のところにある「房総中央鉄道館」。

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やたらと年季の入った趣きのある建物。その前に踏切が立っているのがなんともミスマッチな雰囲気で面白いです。


中へ入ってみます。

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大きな鉄道模型のジオラマ、それにたくさんの駅名標が飾られています。また、奥には写真撮影の出来ないコーナーがあって、そちらの方へ行くと本当に貴重な、それこそ鉄道文化遺産的なものが色々と展示されていました。

あとは入り口の方に売店があって様々な鉄道グッズを販売しているのですが…その中にとんでもないものを見つけてしまったので迷わず購入!!

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小湊鐵道キハ200形のサウンドトレイン。DMH17エンジンの音を鳴らせると言うシロモノ。これ実は小湊鐵道の売店だと売り切れてて買えないんですよね…でもそれが、なぜかここで販売されていたんです。

館のご主人曰く、ここに売られている数個が最後とのこと。僕がここで1つ買ってしまったので多分あとはもう残り2つ位しか売られていないと思います。

そんなこんなで館のご主人や奥さんと色々と話が盛り上がって、最後には小湊鐵道のカレンダーまで頂いてしまいました。


房総中央鉄道館をあとにして、大多喜の町を歩いていきます。

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大多喜の町は昔ながらの町並みが残っていて、房総の小江戸などと呼ばれているそう。

そして向かったのがこちら。「豊乃鶴酒造」さん。

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江戸時代から続く造り酒屋とのことで、こちらもまた随分と年季の入った、古くも風情のある建物です。いつも旅に出ると家への土産(勿論自分も飲むw)にお酒を買っているのですが、今回はこちらで購入することにします。

こちらのお酒、全て「大多喜城」という銘柄になっていますが、同じ大多喜城でも種類が随分色々とあります。吟醸酒に純米酒、本醸造などなど…。

その中から大吟醸、純米吟醸など合わせて4種類5本をピックして購入。

すると、たくさん買ったからなのでしょうか。なんとお店の方が、本日の宿まで車で送りますよとありがたい申し出をして下さることに。今回の宿、町からちょっと離れているので申し出をありがたくお受けすることにします。


店の方の車に乗せてもらって町から5分少々。本日の宿へとやってきました。

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「リゾートビュー大多喜」。お城みたいな外観のリゾートホテルです。この外観のせいか、ちょっとラブホっぽく見えなくもないですが、れっきとしたリゾートホテルです。

リゾートホテルの何がいいかって、部屋も広いしなによりトイレとバスが別々、ビジネスホテルみたいなユニットバスじゃなくって広々としているんですよね。

まあ今回なんでこの宿にしたかと言うと、そもそも大多喜にはここ位しか宿がなかったからと言うのがありますが…。

(豊乃鶴酒造さんに教えてもらったところ、古い旅館とかなら町中にあるみたいです)


広々とした部屋でゆっくりと休み、そして時間が18時ちょっと前になった頃、夕食を取りに町へと向かいます。今日は町のお寿司屋さんを予約しています。

タクシーで行こうかとも思ったのですが、ぶらぶらと歩いていくことに。このホテルのある辺りは緑が非常に多く、辺りからはホトトギスの声が聞こえてきてかなり高原ムードがあります。もっとも実際は高原じゃないので暑いですが…。


ホテルから歩いて15分ほど、本日のお店に到着。「すし処美月」さん。

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地元で人気のお寿司屋さんといった感じです。中にはカウンターが少しと座敷席。せっかくなので勿論、カウンター席へと座ります。


まずは生ビールを注文。夏はこれ、これに限りますよね!!

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今日はとにかく暑かったので、ビールが本当に美味い!! グイグイっと飲んで、あっと言う間になくなってしまいました。ビールと一緒に出てきたお通しは大根の煮物で、これが予想外に熱々でまた美味しい。

そしてまずは何かつまみを…ということで頼んだのがこちら。

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海老しんじょの湯葉巻き揚げ。蓮根かなにか、根菜系のものが中に入っていて、そのしゃくしゃくした歯ざわりがとても良いアクセントになっています。寿司屋のカウンターでこういう熱々のものをつまみに頂くのもなかなか良いですね。


そしてビールを飲み干しちゃったので日本酒を。

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「大多喜城」の吟醸生貯蔵酒。先程立ち寄った豊乃鶴酒造さんのお酒ですね。フルーティな吟醸香がありつつも味わいキリリと辛口で、実に夏向きのお酒って感じがします。


さて、あとはせっかくお寿司屋さんに来たのですからお寿司を頂かないと。この日のオススメを入れてもらいながら大将にお任せで握ってもらうことにします。

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まず出てきたのが、左からアイナメ、キンメ、ヒラメの昆布締め、そして青柳。アイナメの握りは初めて食べたのですがこれがとても美味しい。醤油ではなく塩がついていてそのまま食べられるのですが、塩がとてもよく合っています。

ヒラメは昆布締めだから身は柔らかくなっているけどその分旨味がたっぷり。青柳はこれぞザ・貝類って感じで貝好きにはたまらんって感じです。


出された寿司をあっと言う間に平らげてお酒を飲んでいると大将が「もう少し握りましょうか」とおっしゃるので是非にとお願いします。

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出てきたのはサザエが2貫にアオリイカとコハダ。サザエはもう、歯ごたえが凄い。ごりっごりのぷりっぷりで口中に磯の香りがふわっと広がります。コハダは酢の加減がとても良い。

そしてアオリイカ。僕はイカは活き造りが一番と思っているので普段寿司屋でイカを頼むことはないのですが、このアオリイカは甘みたっぷりでとても美味しかったです。

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こちらは先程のサザエの残り。サザエを握ってもらうと一匹買いになってしまうので、残った肝の部分に野菜を加えて、こうしてつぼ焼きにして出してくれるんですね。これがまた、肝から出た出汁が滋味たっぷり。


お酒を飲み干してしまったので2本目に。

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「梅一輪」の吟醸辛口。千葉県のお酒です。九十九里の方にある梅一輪酒造さんというところが造っているお酒みたいですね。これは口に含んだ瞬間のメロン香が凄い。そしてあっさりとして美味しいお酒です。

大体、美味しい吟醸酒ってメロンかイチゴかリンゴの香りがする様な気がしますね。


大将にお願いしてなおも握ってもらいます。

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マグロの中トロ、赤身、穴子。穴子は愛知と煮方が違うのか、いつも食べてるのよりもほろほろ崩れる印象。中トロは普通に美味い。そして赤身…個人的にマグロ赤身が美味い寿司屋は良い寿司屋だと思ってるのですが、脂適度に乗ってて美味かったです…。

大将がサービスで出してくれたアジ。

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房総と言えばやっぱりアジは欠かせませんよね。上に乗ったネギや生姜との相性バッチリでさっぱりと美味しかったです。

あとは、最初に出てきた4種類をもう一度頼んで、更にアイナメが気に入ってしまったので最後に2貫にぎってもらって終了。それにしてもアイナメ、寿司で握ってこんな美味しい魚だったとは…。

アイナメは根魚の中ではカサゴやメバルより劣ると思っていたのですが完全に見直してしまいましたよ。

こうして、美味しいお寿司と地酒に舌鼓を打ちながら大多喜での夜は更けていきます。見知らぬ土地の立ち食い寿司でおまかせで食べるというのも、なかなかにオツで良いものですね。

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