2018年7月・東関東の旅(8)
2018年 08月 22日 (水) 15:51 | 編集
- 三日目(後編)・つくばの夜は古民家イタリアンで -

国土地理院の見学を大満足で終えて、つくばの駅へと戻ります。16時15分に国土地理院を出るサイエンスツアーバスに乗って、駅に着いたのは大体16時半くらい。

ここからまずは歩いてホテルへと向かいます。

駅から整備された道を真っ直ぐ歩くこと約10分弱。本日の宿に到着しました。

201807kantou124s

「オークラフロンティアホテルつくばエポカル」。

ホテルオークラ系列、ビジネスホテルではなくワンランク上のシティホテルと言った様相ですね。

201807kantou125s

ロビーも実に広々としていて、ビジネスホテルにはないゆとりとくつろぎがありますね。


部屋の方も綺麗で落ち着いてゆったりとしています。

201807kantou126s

201807kantou127s

また、ベッドの上に一筆そえられて折り鶴が置かれていたのが、なんだかちょっとしたおもてなしの心遣いって感じがして良いですね。

さて、しばらくはホテルでゆったり。ベッドに寝転がって昼間の疲れを癒やしつつ、ゲームなんぞやってのんびり過ごします。


そして時刻は18時。再び宿を出て、夕食を取りに向かいます。まずはつくばの駅へ。

本日のお店はイタリアンを予約してあるのですが、お店の方はつくばの街からはちょっと離れたところにあって、コミュニティバスの金田東というバス停の近くとのことだったのでコミュニティバスに乗って向かったのですが…。

これがバスに乗っていると本当にどんどんと街を離れて田舎の方に行ってしまって、他にお客さんもあまり乗っていないですし本当にこんな方向で大丈夫だろうかと心配になりましたw


そうこうしているうちにお店に到着。きちんと着けました…良かったw

こちらが本日のお店、「遊食伊太利庵藤右ェ門」さん。

201807kantou128s

201807kantou129s

立派な門が建っていて、そちらを抜けると広々とした敷地内にこれまた立派な古民家。とてもイタリアンのお店には見えませんが、でもれっきとしたイタリアンのレストランです。

この時、小雨が降り始めていたので早々に店内に。昼間はずっと晴れてましたけど、バスを待っている間から雷が鳴ったりとちょっと天気がおかしくなりかけていたんですよね…。


店に入ってテーブルに案内されて、まずは飲み物を注文。ワインリストを見せてもらってどれにしようかあれこれと悩みつつ…ちなみに料理の方は5500円のコースを予約しています。

201807kantou130s

ワインの方は色々悩みましたが、選んだのはイタリアのチェルビオーロ。シャルドネ主体にソーヴィニヨン・ブランがブレンドされていて、そこに樽が効かせてあります。果実感豊かでありながら非常にどっしり。

イタリアの白ワインというと軽くてさっぱりしたものも多いですが、実はこんな感じのどっしりフルボディなものも結構ありますよね。

そしてこのワイン、非常に樽系の甘みが強く、味わいとしては完全に樽熟シャルドネそのものなのにそこにソーヴィニヨン・ブランのハーブ香がほんのり加わるのがとても良いアクセントとなっています。


さて、こちらのお店のコース料理なんですが、今日頼んだコースの場合、前菜とメインをその日の料理の中から二品ずつ選ぶ形となっています。

まず運ばれてきたのは自家製スモークサーモンとヒラメのカルパッチョ。

201807kantou131s

サーモンが厚切りなのが嬉しいですね。スモークサーモンって前菜の定番ではあるけれど、自家製のものは既成品のものとは味わいが全然違います。また、野菜のシャキシャキした食感も清涼感があって良いですね。

続く前菜二品目に僕が選んだのはこちら。

201807kantou132s

ジャコと九条ネギのそばパスタ。上には赤水菜が乗っていたりと野菜たっぷりでさっぱりと食べられるのがこういう夏の暑い日には嬉しいですね。使っている食材も和とイタリアンの融合って感じがして面白いです。

もしかするとこのお店、そもそも建物自体も純和風の古民家ですし、和とイタリアンの融合がテーマの一つになっているのかもしれませんね。

201807kantou133s

パンにはバターが添えられているのですが、これがアンチョビ入りの自家製バターで、こってりとしてとても味わい深い。こういう洋食のお店って、パンを出す際も単なるバターではなくこうやってこだわったものを付けてくれるのが嬉しいですよね。


さあ、ここでメインディッシュの一皿目です。

201807kantou134s

真鯛のズッキーニ巻き。真鯛の切り身の上に海老と蛸のすり身を乗せてズッキーニで巻いたというかなり手の込んだ一品。そこに色とりどりの夏野菜が添えられていますが、中でも目を引くのは奥にある丸ごとのヤングコーン。

これが地元つくばで朝採れたもので、なんとひげまで食べられるのだとか。試しにひげを食べてみるとこれが予想外に甘くて美味しい!! まさかとうもろこしのひげがこんなに美味しいだなんて思いもしませんでした…。

正直この料理、魚も勿論美味しかったのですが、このヤングコーンの新鮮極まりない美味しさ、ひげまで食べられるという驚きに全て持っていかれてしまった様な…w


メインディッシュ二品目は赤海老のグリル。

201807kantou135s

本来ですとコースで選べるメインのうち、魚料理は一種類しかなく、もう一品は肉料理から選ぶ形となるのですが、予め肉が駄目なことを伝えておいたところ、魚介類のメインをもう一品出して頂けました。その心遣いに感謝。

そしてこの海老が…もう焼き加減が最高なんですよね。殻からすんなりと身離れがよく、しかし火が通り過ぎていることは全く無くってあくまで身はしっとり。

海老って実は結構難しい食材だと思うんですよ。火を通し過ぎるとパサパサしちゃうし、かと言って生だと旨味が活性化しないし、そのあたりの見極めがかなり難しいかと。

これはシンプルな料理なんだけれど、それだけにより食材の味が活きている料理だと思いました。


この後、お食事と称してなぜか稲庭うどんが出てきました。

201807kantou136s

なぜイタリアンで稲庭うどん!?と驚いてしまうけど、まあお店が古民家だからこれもアリかなと言う気がしてしまいます。しかしまさか稲庭うどんとシャルドネを合わせるだなんて、こんな体験多分一生に一度あるかどうかだろうな…w

その後、お口直しの一口シャーベット。

201807kantou137s

瀬戸内レモンのソルベ。冷たくて甘酸っぱい!! 口の中がさっぱりとします。


そしてデザートとコーヒー。

201807kantou138s

201807kantou139s

デザートの方はマンゴームース。これが濃厚なマンゴー感溢れててとても美味しい。コーヒーも非常に香り高くてこれもとても美味しい。大体、きちんとしたイタリアンやフレンチのお店って食後のコーヒーも美味しいんですよね。


こちらの藤右エ門さん、とてもお洒落なお店なので一人だとなかなか入りにくいと思うかもしれませんが、お店の方も皆さん親切で、料理もワインもとても美味しく、非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

(僕以外のお客さんはほぼ全員カップルでしたけど…一人客は皆無でしたけどw)

つくばでちょっと小洒落たお店でイタリアンを食べたい、と言う向きには是非ともオススメなお店だと思います。ただ、街から遠いのでバスかタクシーなり使わないと無理ですが…。


こうして大満足のイタリアンに舌鼓を打ちながら、つくばでの夜は更けていくのです。

2018年7月・東関東の旅(9)へ→


Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 酒と音と鉄旅と。 all rights reserved.
designed by polepole...