2018年7月・東関東の旅(11)
2018年 08月 31日 (金) 15:30 | 編集
- 四日目(後編)・旅行最後の夜は美味しい中華で -

筑波山の登山(?)を終え、ロープウェイとバスで再びつくばの駅へと戻ってきます。ちなみに筑波山の滞在時間はおよそ30分くらい。まあ、きちんと山頂まで登って景色観てきたのだから一応満足ですw

そしてつくばの駅へ戻ってきたのが17時ちょっと前。一旦ホテルへ戻って少し休んで、そして18時前に再び出発。本日の夕食へと向かいます。

本日の夕食は、オークラフロンティアホテルの中華料理のお店を予約しています。ただ、ややこしいのが今回僕が泊まっているホテルがオークラフロンティアのエポカル(別館)で、お店があるのは本館の方なんですよね。

そして本館があるのはつくばの駅にかなり近い場所なので、エポカルからは10分弱ほど歩いていかないといけません。地味に面倒w

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やってきましたオークラフロンティアホテルの本館。なんだか立派な建物だなぁという印象。僕が泊まってるエポカルも充分良いのですが、こちらの方がより高級感がありそうと言うか老舗っぽい雰囲気が漂っていますよね。

そしてその1階にあるのが中華料理の「桃花林」さん。

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今回はこちらを予約しています。ただ、とりあえずは席の予約だけで、料理の方は実際にメニューを見てから決めるという形で予約をさせて頂きました。


席に案内され、まずはワインをボトルで頂きます。

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中華料理にワインというのもあまりやったことがない組み合わせですが、せっかくの旅行先で美味しい中華を頂くのなら、これもまた試してみたいと思っていたんですよね。

今回選んだワインはジョセフ・ドルーアンの「サン・ヴェラン」。僕もまだまだ不勉強で、今回頼んで初めて知ったのですがこのサン・ヴェランというのはブルゴーニュの村名ワインの一つみたいですね。

ブルゴーニュの白なので品種は当然シャルドネ。ただ、ステンレスタンク醸造で酸がキリリと活き活きしていて、どちらかと言えばシャブリみたいな雰囲気でしょうか。

と言ってもシャブリほど酸がきつい感じではありませんし、奥行きもあります。

そう言えば昨夜のイタリア料理もシャルドネを合わせましたが、昨日のは思いっきり樽が効いているふくよかなタイプだったので、全くタイプが違いますね。同じシャルドネでも国や地方、作り方によって全く違うワインに仕上がるのが本当に面白いです。


さて、料理の方なんですが、最初はあれこれアラカルトで頼むのも良いかなと思いましたが、下手にそれをやるとかなり高くなってしまいそうなので結局コースをお願いすることに。

7000円のコースをお願いしたのですが、ただ中華料理のコースって結構肉が多いんですよね。肉が食べられないので抜きでやってもらえないか聞いてみたところ、対応していただけるとのことで…感謝感謝であります。

そして出てきたのがまず、前菜盛り合わせ。

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マコガレイの刺身に白キクラゲ、金針菜に赤ダイコンの酢漬け。刺身の味付けがいかにも中華風で面白いし、金針菜は初めて食べたけどなんともユニークな食感。全体的にさっぱりとした味付けで、これから始まるコースの幕開けって感じがしますね。


続いてスープ。

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蟹肉とフカヒレのスープ。とろみがあって熱々!! それにしてもカニとフカヒレとかもう贅沢の極みって感じがしますよね…そしてこれが意外にワインに合うのでびっくり。

それから季節野菜の炒めもの。

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食材、味付けともにシンプルなんだけれど美味しい。そして思ったのが、中華料理の油っぽさにはなるほど、樽熟のシャルドネよりも今回選んだサン・ヴェランの様な、ステンレスタンク醸造のシャルドネの方がよく合いそうですね。爽やかな酸味が油をすっきり流してくれる感じで。

そういう意味では、ソーヴィニヨン・ブランやリースリング、アリゴテ辺りを中華料理に合わせてみるのも面白そうな気がします。

そしてこのサン・ヴェラン、飲み進めていくと桃系果実の含み香もあったりして、なんとも言えない良い香りで美味しいです。


料理の方はホタテの湯引き。

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これがもう最高!! 火の通し方がまさに完璧で、生に近い位の柔らかい食感なんだけれど、でも旨味はきちんと活性化している。そこに添えられた野菜のシャキシャキした食感と香草が良いアクセントを添えています。魚醤の味付けも大変美味しく、実に素晴らしい一皿でした。


続いて、車海老の塩炒め。

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これもまた火の通し方が最高。海老って火を通し過ぎちゃうとパサパサしちゃうもんなんだけれどそんなことは全く無く、プリップリの食感。付け合せの野菜のシャキシャキ感、味付けの塩加減も絶妙でとても美味しい。

更にもう一品、メイン的な魚料理。

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タチウオの甘酢あんかけ。タチウオがもうね、ほろりと柔らかくて口の中でとろけます…そこにワインを流し込むと、ああ、もう幸せ…としか言えません。

そしてワインですが、飲み進めると後味にナッツ系の風味なんかも出てきます。これもサン・ヴェランの特徴なのかもしれませんね。


料理の方は、ご飯物としてサラダ冷麺が。

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麺がすごくコシがしっかりとしていて、そして野菜たっぷりなのでさっぱりとして美味しい。日本の冷やし中華とは完全に似て非なるものでした。食事の締めがこういうさっぱりしたものというのもまた良いですよね。


最後にデザートとお茶。

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デザートは杏仁豆腐。中華の定番ですけど、きちんと造ってあるとやっぱり美味しいですね。果物にパイナップルや西瓜が入っているのも清涼感があって、夏にふさわしい感じで良いです。

そしてお茶。フルコースの締めがコーヒーではなくお茶というのがいかにも中華料理らしいですね。

それにしても今回の中華のコース。本当に大満足でした。無茶な要望に応えて、きちんと魚介と野菜だけでコースを造っていただいたお店の方には本当に感謝しかありません。ブルゴーニュワインとのマリアージュも実に楽しいものでした。

更に、お店の…というかホテルのレストラン部の課長さんから名刺を頂いてしまって驚愕。まあ、一人でやってきてワインをフルボトルで頼むような客は目立つのかもしれませんが…w


こうして、つくばでの夜、そして今回の旅行最後の夜は更けていくのです…。

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