非常によく出来たブルゴーニュのアリゴテ。
2018年 09月 25日 (火) 13:21 | 編集
今日・明日と連休です。と言っても別にどこか行くわけでもなく、ずっと部屋に閉じこもってゲームやったり漫画読んだりしてるだけなんですけどねw

さて、そんな連休初日の昨日の夜に開けたワインの感想日記を。


「Vincent Giraldin Bourgone Aligote 2015」
(ヴァンサン・ジラルダン ブルゴーニュ・アリゴテ)

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葡萄屋さんで買ったブルゴーニュのアリゴテ。値段は2,720円と僕の買う普段飲みワインにしては結構良いお値段ですが、まあブルゴーニュでも有名な造り手の手がけるワインなので仕方ないでしょう。

ブルゴーニュの白と言えば普通シャルドネとなってしまうところをあえてアリゴテをチョイス。しかもこのアリゴテ、樹齢70年の古木から造られているとかなんとか、なんだか聞くだけで凄そうじゃないですか。

おまけにこのワイン、オーク樽熟成させているんですよね。普通アリゴテと言うとそのキレッキレの酸味を前面に押し出す為にステンレスタンク醸造が多いと思うのですが、そこにあえてのオーク樽。

アリゴテならではの強い酸味がオーク樽と出会うことで一体どんな風に変化するのか…なんとも楽しみであります。



さて、まずは抜栓。栓は本物のコルク栓ですね。抜いた栓を嗅いでみると、いかにもアリゴテらしい酸のある香りがします。柑橘系の香りですね。

グラスに注ぐと色はとても綺麗。しっかりと黄色みを帯びたゴールドで、まるで樽熟シャルドネの様な色合い。キラキラと輝く、テリのある色合いをしています。

香りは白い花やシトラスなどの爽やかな風味。そんなに強く香る感じではありません。が、グラスの中で馴染ませてやるとたちまち、しっかりとした樽のニュアンスが立ち上がってきます。バニラの様なカラメルの様な、甘く香ばしい香り。こんなにしっかりと樽の香るアリゴテは初めてですね。


飲んでみると、うん…実にアリゴテらしい、キレのあるかっちりと固い酸味を感じます。だけどそれと同時に豊かな樽の風味が口中にふわっと広がって、それがなんとも不思議なバランス感。

同じブルゴーニュの樽熟シャルドネ、それも良く出来たブルゴーニュと雰囲気は非常によく似ています。奥行きや全体に漂う上品な雰囲気…これはまさにブルゴーニュの白と言った感じ。ただ、この活き活きとした酸味はシャルドネではなく、アリゴテにしか出せないもの。

口に含んだ瞬間、新鮮なシトラスを思わせるしっかりとした酸味と、樽由来の甘い芳香とが同時に広がる、このミックス具合はなんともユニーク。

果実感はシトラスやグレープフルーツ系中心で、飲み口は割とオイリーでもあります。また、後口には結構しっかりとミネラルも感じられますね。


ブルゴーニュのよく出来たシャルドネ、それをそのままアリゴテで造ったらこうなったと言った感じのワインですね。ただ、シャルドネよりもすっきりしているのでこちらの方が好みと言う方もいるかもしれません。

また、樽の風味が加わったおかげで、アリゴテ本来の酸味はしっかり残しつつも、飲みやすく仕上がっています。アリゴテなんて酸っぱいだけで…と思い込んでいる人にこそ、是非とも味わってもらいたいワインですね。

ブラインド・テイスティングしたらかなりの人が、ブルゴーニュのそこそこ良いシャルドネと間違えるのではないでしょうか。ただ、シャルドネよりもずっと酸が強く、また活き活きとしています。それが樽香にも負けず、独特のバランス感を産み出していますね。


今回飲んだこのアリゴテ、これは本当によく出来たワインだと思いました。ブルゴーニュの白はシャルドネと言うイメージがありましたけど、こんなアリゴテもあるのなら、ブルゴーニュを選ぶ時の選択の幅が広がるなぁと、そう思います。

このワインはホント、きちんとしたコース料理に合わせて飲んでみたいワインでした。


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