「ワインガールズ」2巻。
2018年 11月 11日 (日) 16:57 | 編集
では、昨日10日に発売されたマイクロマガジン社コミックスの、真田一輝先生「ワインガールズ」2巻の感想っぽい記事、行ってみましょうか。

あのワイン好きの真田先生が手掛けられたワイン擬人化漫画ということで1巻の頃から気になりまくりで、コミックヴァルキリーweb連載の方も毎月楽しみに読んでいる本作、とうとう2巻が発売ですよ!!

1巻の頃から実にたくさんの品種のワインガールズが登場していたこの作品ですが、2巻では更にワインガールズの数も増えて…なんと総勢40名以上と実にとんでもないことになっちゃってますね。

正直もう、読んでても覚え切れない…いや実際、あとがきでも真田先生自ら「前に描いたキャラを再度出すときはデザインやトーンの濃さなど確認しながら描いている」なんて書かれていますしね…w

真田先生と言えば、昔きららMAXで描かれていた落花流水も萌え4コマ作品にしては登場人物の多い作品ではありましたけど、今作はもう軽くそれを上回っていますよね…。


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2巻の表紙はこんな感じ。1巻はカベルネ&メルローの主役百合ップル(?)でしたけど、2巻ではピノ・ノワールちゃんにガメイちゃん、それに白ワインからはシャルドネちゃんをフィーチャーした表紙となっています。

そしてそれよりも帯が…帯にトルシエ氏!!

元・サッカー日本代表監督で今はワイナリーを営んでいるトルシエさんがなんと帯にでかでかと載っています。いや実際この2巻作中の小ネタでもトルシエさんのワイナリーに触れた話とかあったけどさ、でもまさかこんなコラボ来るとは…。

しかしこの帯、専門店(いわゆるオタショップ)の新刊コーナーでは明らかに異質な存在感を放ちまくっていましたね。ぶっちゃけ浮いていました…ww


裏表紙はこちら。

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こちらにはマカベオ・チャレッロ・パレリャーダの3バカトリオ…ならぬ3カバトリオが描かれています。この3品種、スペインのスパークリングワイン・カバを造る為に重要な主要3品種なんですよね。

今回の2巻では彼女たち3人がシャンパンに対抗意識を燃やしてピノちゃんやシャルドネちゃん達に戦いを挑んでくる(?)お話なんかもありましたね。


さて、ワインガールズ2巻ですが、先にも書いた通りもう、登場するワインガールズの数が増えまくって本当に凄いことになっています。だって1話につき必ず1人は新しいワインガールズの子が出て来るわけですからね。

個人的には、ゲヴュルツトラミネールやピノ・グリ、ヴィオニエと言った僕の好きな品種のワインガールズ達がとうとう出てきたのが非常に嬉しい限りです。


ピノ・グリちゃんは同じピノ系品種であるピノ・ノワールちゃんに憧れて「お姉さま」と呼んで慕っているちょっとお嬢様な少女(幼女?)、ゲビュルツちゃんは香りの強い品種なだけあってアロマショップの店主。

そして同じく香り高い品種のヴィオニエちゃんはお花屋さんをしているロリ少女と、三者三様の個性も楽しいです。この辺りのワイン品種ごとの擬人化に関しての個性の付け方は、さすがワイン通の真田先生ならではだなぁと感じますね。


あと、この作品はワインだけじゃなくってそれにちなんだ小ネタが豊富なのも面白いところ。ルーマニアの赤ワイン品種、フェテアスカ・ネアグラちゃんが登場する話ではルーマニア→ドラキュラ伝説にちなんでヴラド・ツェペシュ公やアイアンメイデンに関するネタなんてものが登場しました。

中国ワイン品種の蛇龍珠ちゃんが登場する話では様々な中国ネタが飛び出すのですが、お国柄色々とネタが危なすぎてよくこれ編集オッケーだしたな…とか思ったりw

あと、イタリアのペコリーノちゃんが登場する話ではワインには欠かせないチーズに関しての薀蓄が色々と飛び出しましたが、その中にカース・マルツゥなんていうこれまた危なっかしいものが…いやこんなもの仮にも萌え4コマに載せたらアウトでしょ!!(注:褒めてます)


…と、読んでいるとワインは勿論のこと、それにちなんだお国柄とか歴史とか食べ物とか、そんな色々なものにまで詳しくなれる、そんなマルチな薀蓄漫画だったりもします。

それにしても真田先生の博識ぶりにはホント頭が下がりますね…ワインに関しては勿論だけど、それに伴う様々なことについて常に勉強されているんだなぁというのが、作品を読んでいてもよく伝わってきます。


それにしてもワインガールズの種類が増えたということは当然、その品種の主な生産国も増えたわけで…フランスやイタリアといった有名どころは勿論のこと、スペインにオーストリア、アルゼンチンに中国に日本やタイ、それにルーマニア…ホント色々な国のワインガールズが増えたなぁと。

どのワインガールズも実に個性豊かなのですが、日本勢もなかなか負けていませんね。武人っぽい甲州さんや旅館若女将だけど小さくて可愛いマスカット・ベーリーAちゃん、巨乳な巨峰ちゃんにちょっと古風なブラッククィーンさん、それにカタコト外人×猫耳と属性てんこ盛りなデラウェアちゃん…。

今回の2巻では彼女たち日本ワイン勢が巻頭カラーでも大活躍(?)していますね。

個人的に、日本産品種の日本ワインはもっともっと注目されても良い存在だと思っているので、この作品内でも彼女たちの活躍が増えるのはとっても嬉しいことだと思っています。


さて、今回も特典集めをしてきましたので以下に。

まず、とらのあなの特典イラストカード。

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絵柄はイタリア品種のグレーラちゃん。この2巻最後の話に登場するワインガールズですね。話自体はイタリアのヴェネツィアにちなんだ、船のレースをテーマにした話でした。そしてグレーラちゃん、可憐な見た目に似合わずとんでもない怪力…w

ちなみにグレーラという品種、もともとはこの品種から造っているスパークリングワインと同じプロセッコという名前だったのが、他の地方がその名前をパクリ出した為に品種とワインの名前の違いをハッキリさせようと品種名を変えたという経緯があるらしいですね。

(作中で欄外の小ネタに書かれています)


続いてCOMIC ZINのイラストカード。

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絵柄はカリニャンちゃん。スペイン原産の赤品種のワインガールズですが、名前の「ニャン」にちなんでか猫耳娘…ってダジャレかよ!!wでもこんな見た目でもソムリエやっててワインで皆を喜ばせたいという素敵な夢を持ったワインガールズなんです。

ちなみにこの猫耳としっぽはどうやら本物みたいで触られると敏感に感じてしまう模様…。


最後に、メロンブックスの4コマしおり。

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表面には日本産ワインのワインガールズが3人、それぞれで造られたワインの紹介と共に描かれています。

そして裏面は4コマ漫画…季節柄、ボジョレー・ヌーヴォーをネタにした漫画が描かれています。こちらが気になる方はぜひ、メロンブックスで実物を買って見てみましょう。


特典は以上で。1巻の時に比べると特典はちょっと少なめですね。

そんなワインガールズ、1巻に引き続いて2巻にも巻末に3000円以下で買えるおすすめワインが何本も紹介されていました。中には自分が飲んだことある銘柄も幾つかあったり…。

いやでも実際、このコーナーで紹介されているワイン、ワイン初心者の人にもワイン通の人にも、どちらにもオススメなものばかりだと思いますよ。


個人的にはこの作品を通じてワインに少しでも興味を持って、そして実際に飲んでみて「美味しい」て思う人が増えるようになったらとっても嬉しいなぁと、そんな風に思います。

そして世界にはまだまだたくさんのワイン品種があるわけなので、真田先生はこれからも、もっともっとマニアックなワイン品種のワインガールズ達をとりあげて、そしてもっともっとマニアックな小ネタを色々と披露して下さるんじゃないかなと、そう期待しています。


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