2019年2月・北関東ヤマノススメ聖地巡礼の旅(5)
2019年 03月 22日 (金) 20:54 | 編集
- 二日目(後編)・高崎へでワインを楽しむ -

高崎駅を出て、街を歩いていきます。

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しかし改めて見ると高崎駅、本当に大きな駅ですし、駅前も大きな建物が幾つもあって大都会といった様相。ネットだとしばしばグンマーとかネタにされてる群馬県ですが、少なくともこの高崎周辺は普通に都会ですよね。


さて、今回泊まるホテルなんですが、駅からちょっと離れたところにある模様。ネットの地図アプリなど参考にしながら歩いていきますが、途中で通った商店街でまさに昭和の遺産的なものに遭遇。

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廃館してしまった映画館。調べたところ2003年、つまり今から15年以上前に廃館となっているみたいですね。

そう言えばこの映画館のある商店街もかなり昭和の雰囲気が残っていて、駅前の現代的で都会的な雰囲気とはまるで対極的な様相を見せているのが印象的でした。


そして高崎駅から歩くこと約20分弱。ようやく本日の宿に到着しました。

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ホテルグランビュー高崎。ビジネスホテルと言うよりいわゆるシティホテルですね。

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ロビーも洒落ていますし、部屋も一般的なビジネスホテルに比べて広め。とりわけ、バス&トイレのスペースがビジネスホテルよりも全然広いのがありがたいです。


部屋で漫画読んだりゲームやったりしばしのんびり…そして18時半近くになって、本日の夕食に向かいます。

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やって来たのはホテル1FのレストランNOVA。本日はこちらでコース料理を予約しています。

席に案内され、まずはワインを注文。

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ちょうど今、ワインリストを作り変えているところでリストが無いとのことで、なので口頭で現在揃えてる白ワインのラインナップを尋ねて、その中からチョイスしたのがこちら。

ロワールのソーヴィニヨン・ブランですね。さっぱり爽やかでミネラリー。香り高いのだけど柑橘類とか、青草やハーブの感じではなく、もっと甘いニュアンスが強い雰囲気。スグリやグァバ、パッションフルーツなどなど。

同じソーヴィニヨン・ブランでも例えばニュージーランド辺りのと比べるとパワフルではないのだけど、その分逆に品の良さが感じられるのが良いですね。

また今回、個人的にソーヴィニヨン・ブランを飲んでて思ったのが、樽を使っていないワインで言えばむしろシャルドネよりもソーヴィニヨン・ブランの方が初心者向き、万人向きなのではと感じました。

シャルドネ、樽を効かせた新大陸のものなんかは確かに飲みやすいですが、本来は酸の強い品種なのでステンレスタンク醸造のものなんかだと割と酸がキツく、酸っぱく感じたりすることもあるんですよね。

ソーヴィニヨン・ブランも物によっては酸が強かったり、青草の匂いが強過ぎて初心者にはキツイものもありますが、今回飲んだこのロワールのみたく果実感が表に出たタイプは非常に万人向きだと思います。


料理の方はまず、アミューズと称した一口前菜が出てきます。

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グジェールと言う、チーズ風味のシュー皮にパテを挟んだもの。それとスモークサーモンのテリーヌ。どちらも美味しい。特にテリーヌが非常にクリーミィで、確かに味はスモークサーモンなんだけど、でも食感がまるで別の食べ物の様。

続いてスープ。

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カリフラワーのヴルーテにコンソメのジェル。言わば冷たいスープの様なものですが、ジェルの中にはオマール海老の切り身が隠れていたり、上にはキャビアが乗っていたりと非常に贅沢な逸品。

コンソメの塩っぽさと、カリフラワーのヴルーテのクリーミィな感じとの対比と調和も非常に良い感じ。こういうちょっと変わった料理が出てくるのが、本格的な洋食コースの楽しいところですよね。


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パン、そしてメインディッシュ一皿目。

丸い形のメインディッシュは一見「これ何?」となりますが、これ実はホウボウ。ホウボウを白ワイン煮にしてトリュフソースをかけたものですが、これが滅茶苦茶に美味しかった!!

ホウボウと言う魚はこれまでに刺し身やフライなどで食べたことは何度かありますが、こうやってフレンチ風に食べたのは初めて。しかしよく考えてみれば淡白でクセのない白身なので、こういう料理に合わないわけがありません。

トリュフソースがほんのり甘めの味付けなんだけれど、それがホウボウの淡白さと非常に良く合っていました。

そしてメインディッシュ二皿目。

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本来ならばメインの二皿目は肉料理が出てくるところですが、予め肉が駄目な旨を伝えておいたところ、出てきたのはノドグロのポワレ、アメリケーヌソースという料理でした。

ノドグロもどちらかと言うとお刺身だとか和食のイメージがありますが、でもこうやって洋風に調理してもとても美味しい魚だったりしますよね。

この料理、付け合せにタラの芽があったりするのが季節感があって良いです。また、白身魚にアメリケーヌソースは強過ぎるかな、と思いましたが実際に食べてみると全然そんなことありません。ノドグロが淡白な様でしっかりと旨味のある魚だから、上手に釣り合っているんですよね。

それにしてもこのアメリケーヌソース、ソースだけで舐めてみるとよく分かりますが、実にしっかりと海老ミソの風味がする、上手に作られたソースでした。甲殻類の風味がガツン!!と鼻の奥に抜けていくんですよね。

しかし甲殻類の風味なんて、ワインとはもっとも相性が合わなそうなものの一つなのに、こうしてアメリケーヌソースにしちゃうと全くなんともなく良く合ってしまうのが実に不思議なところです。


最後はデザートとコーヒー。

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デザートはイチゴのジュレとイチゴのコンポート。そこにマスカルポーネが添えてあります。見た目も綺麗だけど甘くて美味しい…苺だけだとさっぱり爽やかな感じなのが、マスカルポーネが加わることでコクが出て実に面白いです。

また、コーヒーもとても美味しい。エスプレッソ風のちょっと濃い目のコーヒーなんですよね。洋食フルコースの最後に出てくるコーヒーって大概美味しいのですが、一体なぜなんだろう…?


とにかく料理もお酒も美味しくて、実に満足の夕食でした。ただ一つ残念だったのが、この日はステーキフェアみたいのをやってた様で、ステーキを頼むお客が非常に多く、常に店内に焼けた肉の匂いが充満してたのが肉嫌いの僕には辛かった…まあ、こればっかりは仕方ないですがw

とにかくこうして、高崎での夜は更けていくのであります…。

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