たまにはアルザスのピノ・ノワールを。
2019年 03月 27日 (水) 15:25 | 編集
では、先週末の休みの夜に開けたワインの感想日記を。


「Gerard Metz Pinot Noir Vieilles Vignes 2017」
(ジェラール・メッツ ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ)

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たまには赤ワインを。少し前に葡萄屋さんで買ったワイン。アルザスのピノ・ノワールですね。

正直言うと僕、白ワインは品種ごとの味の違いが分かっても、赤ワインってどうもよく分からないんですよね…だけどピノ・ノワールだけは別。この品種だけはハッキリ他と違うと分かりますw

で、そうは言ってもピノも産地によって様々なので、自分の好きなワイン産地であるアルザスのピノ・ノワールをたまには飲んでみようと買ってみた一本。

ちなみにお値段は3,150円と結構しましたが、「ヴィエイユ・ヴィーニュ」とある通りいわゆる古樹から造られたワインなので、まあこれ位の値段がするのも仕方ないでしょう。


さて、まずは抜栓。栓は本物のコルク栓ですね。抜いた栓を嗅いでみると、プラムの様な赤い果実の香りがします。

グラスに注ぐと、色は透き通った茶褐色。

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いわゆる鳩の血の色とでも言いますか。しかしこの透き通った感じは、赤ワインでもピノ・ノワール独特のものだなぁ、と思ったりするのであります。

香りは実に深みがあります。甘い果実の香りがたっぷり。それも、赤ワインによくあるプラムやベリー系などの赤黒い果実と言うより、葡萄本来の香りだったり、なぜだかどこか熟した赤リンゴの香りを感じるんですよね。

グラスの中で馴染ませてやると、甘く濃厚でぎゅっと詰まった香りが浮かび上がってきます。果実がぎゅっと濃縮された、凝縮感の高い香り。


飲んでみると…なるほど、最初は舌の上にハッキリとした甘みを感じて、ピノにしては酸が少ないなと感じます。が、その後ですぐ、ピノらしい豊かな酸が口いっぱいに広がります。

そして意外にも、タンニンがかなりしっかりとしているんですよね。ピノでこれだけタンニンを感じるワインはなかなか珍しい気もします。

あと、飲んでみてもやはり、グラスを嗅いだ時に感じた赤リンゴ系統の風味を感じるんですよね。ピノと言えば普通はチェリーやラズベリーの果実味が来るものと思っていたので、これはかなり意外な感じ。

ボディはライト~ミディアムと言ったところでしょうか。飲み口は軽やかなんだけれど、味わいは実にしっかりとしています。

それと、ピノ・ノワールの個性としてよく挙げられるなめし革やオレンジピールなんかの風味はほとんど感じません。そして後口にはミネラルを結構感じます。赤ワインでこういうミネラル感のあるワインと言うのもなかなか珍しい…?

あとはやはり、どこか土臭さと言うか野性味っぽさが漂っているのが、いかにもアルザスのワインだなぁという印象を受けますね。


それにしても今回のピノ、自分がよく飲むブルゴーニュやチリのピノ・ノワールとは全く違う印象を受けました。やはり土地によって味わいや風味に差が出るということなのでしょうか…。

ピノ・ノワール、赤ワインの中ではとても好きな品種だけに、もっともっと色々、あれこれ試してみないといけませんね。


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