アリゴテのイメージを覆すアリゴテ。
2019年 07月 06日 (土) 22:45 | 編集
では、先日の休みの夜に開けたワインの感想日記、行ってみましょうか。


「A.etP.de Villaine Bouzeron 2015」
(アー・エ ペー・ド・ヴィレーヌ ブーズロン)

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久しぶりにアリゴテ。そろそろ暑くなってきましたし、こういう酸の効いた品種をキリッと冷やしてすっきり飲るのも良いかな、と。

さてこのアリゴテなんですが、ブルゴーニュの中でもブーズロンで造られたものですね。ブーズロンと言えばアリゴテワインの本場みたいな感のある場所ですね。

そしてこのワインですが、オーク樽発酵させているとのことで、アリゴテながらも単に酸のきついだけじゃない、奥深さのあるワインに仕上がっているんじゃないかな…と期待。

ちなみに葡萄屋さんで買ったもので、値段は3690円でした。そこそこに良い感じのブルゴーニュ・シャルドネが買えちゃう位の値段なので、アリゴテとしては結構高級品…かな?


さて、まずは抜栓。栓は本物のコルク栓ですね。抜いた栓を嗅いでみると青リンゴ系統の爽やかな果実香が感じられます。

グラスに注ぐと色は綺麗な黄金色。

WINE_20190704_03s

結構しっかりと黄色く色づいていて、そこにグリーンがかってキラキラ輝いています。色だけ見るとアリゴテと言うより、まるで樽熟シャルドネみたいな雰囲気ですね。

香りは青リンゴや白桃、柑橘系など色々なフルーツが入り混じっている感じ。グラスの中で馴染ませてやっても香りのニュアンスはそんなに変わりません。柑橘系の爽やかさがより強くなる位、でしょうか。

樽の風味…は香りの時点ではあまり感じられないですね。


さて、飲んでみると…あらら、とても酸味が柔らかで穏やか。アリゴテと言えば鋭い酸味が特徴ですが、そのキツイ酸がまるで感じられず、とてもまろやかで丸みを帯びた優しい味わい。これは多分、ブラインドで飲んだらアリゴテだと分からないですね…。

しかしこの果実感、シャルドネとは明らかに性質が異なりますね。青リンゴや白桃の果実感が強く、どちらかと言うと、ピノ・グリ辺りに近いものを感じます。

ただ、かなりハッキリとしたミネラルも感じられますね。この辺りは土壌の影響なのでしょうか。そして後口にはほんのりと樽の風味。

同じブルゴーニュでもシャルドネみたくしっかりと樽が主張する感じではないけれど、この樽のおかげで品種特有の酸が和らいで穏やかな味わいのワインに仕上がっているのでしょう。


でも、飲み進めると樽の風味が徐々に強くなってきますね。それと同時に、果実感の方はより一層ピノ・グリっぽい雰囲気になってきます。

何にせよ今回のこのアリゴテ。「アリゴテは酸っぱい」と言うイメージを完全に覆してしまう、とても意外性のある面白いワインでした。


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