静岡・焼津の銘酒「磯自慢」。
2019年 07月 24日 (水) 11:45 | 編集
7月19日(金)~7月23日(火)、つまり昨日までの5日間、静岡県を旅してきました。大井川鐵道初乗車に始まって、伊豆半島に船で渡ってみたり…初っ端からとんでもないどんでん返しを食らったりもしましたが楽しい旅でした。

その旅についてはまた随時旅日記を起こしていきますが、とりあえずは昨夜、今回の旅行で土産に買ってきたお酒を飲んだのでまずはその感想日記を。


旅の2日目に行った焼津の酒屋さんで買った「磯自慢」ですね。焼津と言えばこれ、磯自慢酒造さんの「磯自慢」は焼津を、そして静岡県を代表するお酒の一つと言っても過言ではないでしょう。

ちなみに買った酒屋さん、泊まったホテルのすぐ近くにあった酒屋さんですが、置いてある日本酒は全て冷蔵室に入れてあったりと、かなり酒に対しての「こだわり」を感じる酒屋さんでした。


今回、「磯自慢」を2種類買ったのですがまずはこちら。

「磯自慢 純米吟醸」

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使用米は誉富士100%、水は大井川伏流水を使用。精米歩合は麹・掛ともに55%、日本酒度は+4~6に酸度1.2、アルコール度数は15~16度、そして使用酵母は静岡NEW-5となっています。

大体どの日本酒でも使用米や精米歩合、アルコール度数まではラベルに記載があるものですが、それに加えて日本酒度に酸度、更に使用水や使用酵母まで記載されている辺り、この磯自慢酒造さんの、酒造りに対する並々ならぬこだわりを感じました。

ちなみにお値段は720ミリ瓶で2050円と結構良いお値段しますね。


さて、酒器に注いでみると色はほぼ無色透明ですね。そして香りが良い。盃に注いだ途端にふわりと吟醸香が漂ってきます。

飲んでみると…ふむ、非常に味わい濃厚。フルーティでありながらも味わいどっしりとしてボディ感があります。しかし後口はさらりと軽く流れていきます。

リンゴの様な品の良い果実香が口の中にふわりと広がり、そして上質な砂糖水の様にとても甘やか。

ボディは強いのに後口がさらりとしているおかげでくどさがまるで無く、するするっと飲めてしまいます。これは危険なタイプのお酒だ…w


続いて「磯自慢 特別本醸造」

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磯自慢と言えば本醸造酒が美味いことでも有名。日本酒好きな方ほど「本醸造なんて…」と言ってしまいそうなものですが、ここの本醸造は別格なんです。なかでもこの特別本醸造は別格中の別格。

こちらは使用米は山田錦100%、水は大井川伏流水を使用。精米歩合は麹55%に掛60%。日本酒度+5~7に酸度1.1、アルコール度数は15~16度、そして使用酵母は静岡NEW-5となっています。

精米歩合の数値から言えばこのお酒、本醸造ではなく吟醸酒を名乗っても問題ない造りなんですよね。なぜあえて本醸造としているのか分かりませんが…。

ちなみにお値段は一升瓶で3050円でした。


酒器に注いでみるとこちらも色はほぼ無色透明。盃に注いだ時点では香りはあまりしません。

だけど飲んでみると…これまた上質の砂糖水の様に甘やかサラリとした飲み口で、口の中にメロン系の良い香りがふわりと漂います。

先程の純米吟醸と比べると辛味や酸味が弱く、そのためこちらの方がよりさらりとした印象を受けますね。

しかし口の中に広がるこの香気…これ、全くもって本醸造酒とは思えません。て言うかブラインドで飲ませたらほとんどの人が「吟醸酒」と答えてしまうでしょうね…。

本醸造酒でこのクオリティ、本当に恐ろしいお酒ですよ「磯自慢」は。


この後で先程の純米吟醸を再び飲んでみるとやはり純米吟醸の方が甘みも旨味も濃厚に感じられて、また更にその後で本醸造を飲むとより軽さを感じて…と、飲み比べてみると両方の個性がよく分かりますね。

しかしどちらも非常に飲み口の良い、美味しいお酒でした。お米の良さもあるのでしょうし造り方も勿論ですが、このサラリとした旨さは水の良さも多分に影響しているのではないかなと、そう思います。


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