ヴーヴレのスパークリング。
2019年 10月 25日 (金) 22:38 | 編集
さて、それでは先日の休みの夜に開けたワインの感想日記行ってみましょうか。


今回もまた、増税前に葡萄屋さんでまとめ買いしたワインの中から。その中でも泡をチョイス。それもロワール・ヴーヴレの泡です。

「Chevreau Vouvray Petillant Brut」
(シュヴロー ヴーヴレ ペティヤン ブリュット)

WINE_20191022_01s

WINE_20191022_02s

ヴーヴレということで、スパークリングワインながらも使用品種は100%シュナン・ブラン。それも樹齢40年超のものを使用しているのだとか。

シュナン・ブランのスパークリングは昨年も一度飲んで、かなり面白いワインだったと記憶しているのですが果たして今回のはどんな感じか…。

個人的にこの品種はどうもいまいち掴みどころが無い品種という印象なのですが、昨年スパークリングを飲んだ時、実はスティルワインよりもスパークリングの方が面白く仕上がるんじゃないかと思った記憶がありますね。

そんなわけで今回のこのワインにも期待。ちなみにお値段は2430円。


さて、まずは抜栓。スパークリング独特のあの栓をきゅっと捻ってやると、ポンっと小気味良い音がして栓が抜けました。

グラスに注ぐと豊かな泡立ち。

WINE_20191022_03s

そして色がかなり黄色いです。いわゆるシャンパンゴールドではなく、しっかりと黄みを帯びたゴールド。テリのある、美しい色合いです。

それにしてもこの、リーデル×艦これコラボのシャンパーニュグラス、こうして見ると結構艦これのロゴマークが目立ちますね…w


さて、グラスに鼻を近づけてみると香りは赤リンゴや花梨の甘い香りがふわりと漂います。

なるほど…細長い昔ながらのシャンパンフルートだと、香りはいわゆるイースト香ばかりが浮かび上がってきてしまうのが、このシャンパーニュグラスだとしっかりと果実味が感じられますね。

最初はとてもシャンパーニュグラスとは思えなかったこのグラスの形ですが、何度か使っていくうちにこの形である意味が分かってきた気がします。


口に含むと…うん、ボディも骨格も旨味もしっかりとしています。しかしそれでいて爽やかな飲み口。酸味が豊かなんですよね。とは言え勿論、尖った酸味ではなく、ふくよかで膨らみのある味わい。

そして口に含んだ時の香り、含み香がなんとも素晴らしい。たっぷりの花の蜜を思わせる、甘やかな香りがふわっと広がるんですよね。

そして飲み進めるごとに、酸味よりも甘みをしっかりと感じる様になってきます。香りの方もリンゴ系統だけじゃなく、桃系統の甘やかな香りが出てきて良い感じ。


うん…やはりシュナン・ブランはスパークリングにした方が面白いワインになる様な気がしますね。とにかく美味しい泡でございました。


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