「今宵もサルーテ!」2巻。
2020年 02月 15日 (土) 14:17 | 編集
では、今月10日に発売された森永ミキ先生「今宵もサルーテ!」2巻の感想っぽい記事、行ってみるとしましょうか。

この「今宵もサルーテ!」、角川のコンプティークに連載中の作品で、掲載誌自体は買っていないですがなにぶん艦これ×お酒という僕の大好きな2つを掛け合わせちゃった作品なので、1巻発売時に読んでドハマリ→今回の2巻も当然購入となったわけですね。


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表紙に描かれているのは1巻と同じくガンビア・ベイ、コマンダン・テスト、タシュケントの3人。鎮守府にかつてあった伝説のバーの謎に迫りつつバーを復活させようと奮闘する主役3人組ですね。

それにしてもガンビーちゃん…他2人が颯爽とカクテル持ったりしているのに1人慌ててトレイに載せたカクテルを落としそうになっている…物語中では色々と成長の見られる彼女ですが、やっぱりこういう弱気でおっちょこちょいなところは変わらないんですね…w

ちなみにガンビーちゃんが落としそうになっているカクテル、これは色と本編中のストーリーから察するにマンハッタン、でしょうかね。


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裏表紙はこちら。ガンビーちゃん達を応援する水上機母艦の会の皆様が可愛らしいです。

…って、一人どう見ても水上機母艦じゃない人が混ざってますけどね…いや確かに瑞雲乗るけどさあ、でもアナタ軽巡でしょ?

ハッ…まさか提督の脳に自分のことを幼馴染みと植え付けたのと同様、水上機母艦の皆さんに自分のことを水上機母艦だと洗脳して…(こらこら


さて、この2巻ですが、話のメインとなるのは1巻の引きでかっこ良いバーテンダー姿を見せたアークロイヤルさん、彼女が3人に与えた課題ですね。

自ら「カクテルの女王」マンハッタンを作ってみせ、そして一ヶ月後にまた来るからその時までに自分を満足させるマンハッタンを作ってみせろ…と。

マンハッタンはカクテルの女王にしてカクテルの代表的なものの1つ、色合いや見た目にも華がありますしこの作品の課題テーマとしては非常にうってつけだと思います。

そして…個人的にマンハッタンって凄く凄く好きなカクテルなんですよ!!

僕はカクテルならショートカクテル、それも辛口なものが好きなんですが、その中でもやっぱりマンハッタンが一番好きなんですよね。マティーニも好きなんだけど、でもどっちか選ぶのならついついマンハッタンに行ってしまいます…w

そのマンハッタンについて、作中でもきちんと詳しく説明がされているところがちゃんとカクテル題材のコミックスって感じがして良いですね。

マンハッタンに使うウイスキーの種類、そしてマンハッタンにブレンドするベルモットを何にするかによって様々なバリエーションのものが出来たり…。

また、ステアやビルド、シェークといったカクテルの製法についてもきちんと触れてあるのが実にニクイところ。こういうところがきちんとしているのでこの作品、艦これ好きは勿論のこと、お酒好きにとっても非常に楽しめる作品となっています。


さて、マンハッタンを作る試験に向けて色々と頑張る3人ですが…前回の1巻では途中、コマちゃんとタシュケントが仲違いしちゃってそれをガンビーちゃんが仲直りさせようと1人奮闘するシーンがあったりしました。

今回は…タシュケントちゃんがちょっと1人で頑張り過ぎちゃったりするんですよね。だけどそんな彼女にさりげなくカクテルを差し出し、皆にもっと頼っても良いんじゃないかとそっと助言をしたのがロシア戦艦のガングートさん。

この2巻ではとにかくガングートさんがめっちゃ男前でかっこいいです!! 彼女のファンの提督さんは惚れ直しちゃうこと間違いなし、ですね。

一方、1巻でめちゃめちゃかっこ良い姿を魅せたアークロイヤルさんですが、この2巻ではどっちかと言うと苦労人っぽいポジションになっている様な…w


なんだかんだで紆余曲折ありながらも試験本番。途中、ガンビーちゃんが大失敗しちゃったりするも、コマちゃんの時間稼ぎのアドリブだったり、タシュケントちゃんの早くも正確なカクテル作りだったりでなんとか試験合格。

そしてこの試験を通じて、いやこの2巻のストーリー全体を通して、かつて鎮守府にあった伝説のバー、その謎もかなり明らかにされました。

バーテンダーは全員で6名。千歳・リシュリュー・アークロイヤル・リットリオ・サラトガ・ガングート。

元々は飲み仲間6人が集まって遊び半分でやっていたバーだったけど、それを本格的にお店としてやりたいという話になった時に嫌がったのが、のんびりやりたい派のリットリオ。

彼女を説得しようとしたのがリシュリューだけれど、元々のプライド高くて意地っ張りな性格が邪魔してついつい憎まれ口を叩いてしまい、当のリットリオはリシュリューに嫌われてしまったと思い込んで…。

そんな経緯があったみたいですね。

しかしこの辺りのやり取りも、きちんと艦娘の性格を上手く掴んでやっているなぁと思います。確かにリットリオはのんびりマイペースな雰囲気なのでお店としてやりたがらなさそうですし、リシュリューはホント、ゲーム中でもプライド高くて意地っ張りですし(でもチョロいけどw)

そんなわけで、今後の展開としてはリシュリューとリットリオをどう仲直りさせるか、そして再び6人をバーに集めることが出来るか。そこに焦点が置かれそうですね。

勿論、主役はガンビー、コマちゃん、タシュケントの3人ですし、この3人がバーをやりたいというのが最初でしたけど、この3人もバーを一緒にやる楽しさを知ってしまったので、それを再びリシュリュー達にも味わってもらいたい、楽しんでもらいたいとそう考えているでしょう。

今後の展開も楽しみです。


さて、以下にカラー特典を集めてきましたので。まずはゲーマーズのブロマイド。

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今回の特典はどれも、艦娘2人の組み合わせが描かれていますが、こちらのゲーマーズのは瑞穂さんと羽黒ちゃんと言う、脇役コンビの組み合わせ。

羽黒ちゃんは栗田艦隊の艦娘ということでガンビーちゃんに苦手意識(て言うかトラウマ)を持たれているうちの1人ながら本人の優しい性格、そして気弱なところとかどこか似ている部分があって色々と気を使ってくれている子なんですよね。2巻では出番ほぼゼロでしたが…。

瑞穂さんは料理が得意で色々と振る舞ってくれて、陰ながら主役3人を支えてくれている存在、といったところでしょうか。


次にメロンブックスのステッカー。

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絵柄はガンビーちゃんとアークロイヤル様の組み合わせ。正規空母同士の組み合わせ、そしてこの作中においては伝説のバーの元バーテンダーと現バーテンダー(予定)の組み合わせ、ですね。ある意味師弟関係にある2人、と言っても良いでしょう。

それにしてもアーク様の余裕たっぷりの表情に比べてガンビーちゃんのこの緊張しまくりな表情がなんとも…2人のバーテンダーとしてのキャリア、そして2人の性格をよく表していますね。


今度はとらのあなのイラストカード。

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絵柄はコマちゃんと間宮さんの組み合わせ。間宮さんってプレイアブルキャラでも無いのに、漫画等の二次創作では結構出番多いですよね。まあ、艦娘皆の行きつけの食事処を運営しているということで何かと使い勝手が良いキャラなのでしょう。

この作品的にはこの2人、料理好きの2人という共通点がありますね。と言うか間宮さん、自分の店の洋菓子担当にコマちゃんを引き抜こうとしているフシがありますが…ww


最後に、アニメイトのイラストカード。

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同士でっかいのとちっこいのの組み合わせ、ですね。まあ、ガングートさんから見れば中型艦以下は全員ちっこいのに見えるのか、作中ではガンビーちゃんやコマちゃんのこともちっこいの呼ばわりしていましたが…w

タシュケントちゃんが手に持っているカクテルは作中でガングートさんが彼女を元気づける為に振る舞ったカクテル「トロイカ」でしょうか。

このトロイカのエピソードがまた非常に良かったんですよね。トロイカの語源、3頭の馬で引く馬車、そしてトロイカの原料となっている3種のお酒にタシュケントちゃん達3人のことをなぞらえて、誰か1人だけ早く行こうとしても上手くいかない、と。

ああいうたとえ話で説得出来る辺り、ガングートさんは大人だなぁと思いました。


特典は以上で。

「今宵もサルーテ!」2巻、上に記した様に話の主は試験となるマンハッタン作りなんですが、その合間にイタリア艦娘達とのビーチパーティなんかもあったりで実に盛りだくさん。

大勢の艦娘、そして様々な種類のお酒が登場する、艦これ好き・お酒好きどちらにとっても美味しいコミックスとなっていました。今後の話では一体どんなお酒、カクテルが登場するのか…楽しみにしています!



Comment
この記事へのコメント
優しい鎮守府
リシュリューには、お前のマティーニには、顔がない。的な厳しい役割になって欲しかったが、あの素人だった子達がって顔を伏せるなら無理か。
2020/ 02/ 28 (金) 17: 35: 56 | URL | ペルノ # -[ 編集 ]
>ペルノさん
コメントありがとうございます。
まあ、この作品は優しい物語が基本だと思いますので…。
2020/ 03/ 15 (日) 17: 27: 05 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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