2009年10月・山陰・鉄道郷愁旅(10)
2009年 10月 31日 (土) 18:00 | 編集
- 宍道湖の夕日・松江の夜 -

松江の駅を出て、まずはぶらりと宍道湖を観に行ってみます。ぶらぶらと歩いて駅から15分ほどで宍道湖畔に到着。…歩くと地味に遠かったりしますw

宍道湖畔は散歩道の様に整備されていて、湖を眺めながら少し歩いてみます。大きな美術館も建っていたりで、この辺りは夕日の絶景スポットなのだとか。

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なぜかよく分らないけれど湖畔にお地蔵さんが立ってる…w 遠くの対岸にはたくさんの大きな建物が見えるんだけれど、あのほとんどは宍道湖温泉のホテルや旅館なんでしょうね。


湖を眺めてぼんやりのんびり。しばらく時を過ごし、16時半に近づいたところで再び駅の方へと戻ります。そしてそのまま、松江駅から徒歩5分ほどのところにある、遊覧船の乗船場へ。宍道湖と言えば夕日が有名なんですが、なんでも遊覧船のサンセットクルーズと言うのがあって、船上から夕日を存分に満喫出来るのだとか。

本日のサンセットクルーズ、出向は17時10分とのこと。乗船場で待つことしばらく、船がやって来ました。

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遊覧船と言うから、大きな船が来るかと思いきや、意外とそうでもない。割とコンパクトなサイズの船がやってまいりました。ちなみに乗船料金は1300円。

今日の乗客は10人弱ほど。ほとんどがカップルですwでも僕と同じ様な独り客が一人だけいたなぁ。しかも若い女の子だったけど。

乗り込むとすぐに出発。川をゆっくりと下って、やがて宍道湖へと入って行きます。船は前方が客室、後方が開放式のデッキとなってるんだけれど、誰も客室の方へは入らずにデッキに待機。そりゃ、せっかくの綺麗な夕日を楽しむんだから、船室よりも外の方がイイですよね。

宍道湖へ入ってしばらく。今度はなんと、船室の上が開放されます。この船、船室の上へとハシゴで上がれる様になっていて、そこから夕日を眺められる様になっている模様。もちろん、上へと上がっちゃいます。ほとんど全員の人が上ってましたね。



ある程度宍道湖の奥へと入ったところで船はストップ。ここで夕日が沈むまでずっと船は停まったままで、ゆっくりと夕日を眺めて下さいとのコト。…なかなかに粋な計らいです。

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(クリックで拡大)


ずっとずっと…湖に夕日が沈み切ってしまうその時まで、僕はずっとその光景を眺め続けていました。僕だけじゃあありません。船に乗っていた誰もが…。そして、皆無言でした。その夕日の美しさに誰もが言葉を失っていたのでしょう。本当に綺麗なものの前では、人は皆無口になってしまうものなのかもしれません。


素晴らしい、本当に素晴らしい体験でした。宍道湖へ来るからには夕日を観よう、そう思っていたけれど、でも船にするか陸上からかを迷って…結局船にしたんだけれど大正解でした。



ただね…ひとつだけ誤算が…。




と言うのも、めっちゃ寒い。




ええ、寒いんですよ湖上は!! ホラ、この季節って昼間は晴れてポカポカ陽気でも日が沈んでくると急激に気温下がったりするじゃあないですか。おまけに湖上は遮るものが何も無いもんだから冷たい風が容赦なく体に打ちつけてきて…。


と言うワケで、1時間のクルージングを終えた後はもう、ホテルへと急ぎます!! 駅へと戻り速攻でタクシーをつかまえてホテルへ!! でもこのタクシーの運転手さんがなかなか面白い人で、次の日は出雲大社へ行くと言う話をしたら、観るべきところだとか色々と教えてくれて…。田舎の観光地の運転手さんて、面白くて親切な人が多いんですよね。


駅からタクシーで10分弱。本日の宿、宍道湖温泉の「ホテル一畑」へ到着。結構大きな、温泉リゾートホテルと言った趣きです。今回泊まる宿の中では料金も一番高かったり…。

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でも部屋は狭かったw格安なシングルの部屋にしたんだけれど、そしたら初日のビジネスホテルよりもずっと狭かったなぁ…(苦笑)

何はともあれ、まずは温泉。ホテルの最上階に展望露天風呂があって、そこで旅の疲れをゆっくりと癒します。のんびり…ゆったり…。


そして夕食。夕食付のプランを頼むことも出来たのだけれど、でもどうせなら、泊ってから好きなものを選んで食べたいと思い、あえて夕食を付けないプランで。向かうのは館内のレストラン。和洋2つのレストランがあり、ちょっと迷ったのだけれど結局和食の方に。

会席や定食のメニューが幾つもあり、その中から「鱸落とし会席」と言うのをチョイス。何品かの前菜の後に出てくるご飯ものが、宍道湖七珍の一つでもあるスズキを使ったお茶漬けなんですね。

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スズキや、野菜の天ぷらを乗せたご飯の上にこれまたスズキの骨で取っただし汁を注いで食べると言うもの。色々食べた後の締めには持って来いな逸品!!でした。

会席の他に一品料理もあって、気になったものを2品ほどチョイス。劇ウマだったのがこれ!!

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宍道湖と言えばコレ!!と言う名産中の名産、シジミを使ったコロッケ。コロッケも普通のジャガイモコロッケじゃあなくって、味噌風味仕立てのクリームコロッケ。アツアツ、サクサクな衣をカリッとかじると、中からトロットロのクリームが溢れ出て、その中にはシジミの旨みがギュウっと詰まってて…。

やべぇ。書きながら思い出したらヨダレ出てきたw


美味しいもののお供には美味しいお酒。

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松江の銘酒、「李白」の純米生貯蔵酒。これがまた、コクのあるどっしりした辛口で本当に美味しくって…。

こうして、散々食べて飲んで大満足な松江の夜。でもまだまだ終わらない。


このホテルにはバーがあると言うことで、せっかくなのでそっちにも足を運んでみます。入ってみると客は誰もおらず、落ち着いた雰囲気。窓側の席に座って宍道湖の夜景を肴にカクテルを。

このバーオリジナルのカクテル「不昧公」と言うのを。濃い緑色のカクテルで、その名の通り松江のお殿様、不昧公にちなんだ抹茶味のカクテル。抹茶のほろ苦さが効いてます。更にそのあと、マンハッタンにマティーニと、結構飲んじゃったなぁ…。

3杯目を飲んだ時点で客が何人か入って来て、ちょっとガヤガヤし始めたので引き時かと、バーを後に。独り客は引き際が肝心。

でもこの後、部屋に戻ってからも更にビール飲んじゃったりしちゃいましたけどねw


こうして、松江の夜は更けていきます…。今回の旅も、残すところあと一日!! 泣いても笑っても明日が最終日です。


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