「BOECKEL SYLVANER ZOTZENBERG GRAND CRU 2006」。
2009年 12月 17日 (木) 23:29 | 編集
今日は「けいおん!」のBD6巻が届いたんで日中観てたんですけどね。


…いやぁ、やっぱ「けいおん!」面白いや。6巻て言うと、第11話と12話。つまり、最終回とその直前の回ね。


11話目の「ピンチ!」はかなりシリアス風味な内容の回で、ネットの評判だとか見るとかなり賛否両論みたいなんだけれど、僕としては結構好き。

まあ確かに「けいおん!」は基本的にはまったり安心して観れる萌えアニメなワケで、そういうのにシリアスは不要と言う気持ちも分からなくもないんだけれど、でも「けいおん!」は例えば「らき☆すた」なんかとは違って、『バンド活動と言う一つの目的に対して皆で向かう』、と言うテーマのある作品なワケで。

本当ならね、バンド…と言うか音楽活動って楽しいことだけじゃあないんです。音楽的な方向性の違いだったりからケンカになることだってあるしね。
俺も曲がりなりにもクラブイベントとかやってたことあるから分かるのよ。

まあそこは「けいおん!」。バンドメインな様で実はそうでも無い(笑)作品なだけあって、音楽的な部分での対立だとかは描かれないんだけれど、でもその代わりに(現実なら起こりうるハズの)メンバー間の衝突や葛藤をああいった形で描いたんじゃないか、と。そんな風に思うワケなんですよ。



…なぁんて言いつつ、僕がこの回好きなのはただ単に、後半パートの百合度の高さによるものなんですがねw



いや…あれはもう、どう考えても狙い過ぎでしょ?誰がどう見たって澪ちゃんと律っちゃんラブラブ過ぎだよもう。あれを百合と言わずして何と言うのだ。
あれを描きたいが故に前半がシリアス展開になってしまったんだよ、きっと。


いやでもホント、可愛い女のコ同士のきゃっきゃうふふはイイもんだね。


12話の「軽音!」は事実上の最終回。この回は本当に名作だと思うよ。アニメ史に残るべき名最終回。って言う程普段アニメ観ないんですけどね。

「ふでペン-ボールペン」がバックに流れながら、唯ちゃんがあれこれ思い返すシーンは本放送時にもすごくグッと来たけれど、今観返してみてもやっぱり凄くいいシーン。

視聴者として彼女らの足跡を追ってきた、それを思い返す自分の様と唯ちゃんの回想とが重なって、観ているうちにこうね、胸にじんわりと込み上げてくるもんがあるワケなんですよ。

で、最後、「ふわふわ時間」のアンコールでもう涙腺決壊。

いやまあ、イイ歳こいたオッサン大人が昼間っからこんな萌えアニメ観て涙してる姿は我ながら相当にキモいとは思いますけどね、でも良いものは良いんだからしょうがないんです。うん。


…と、まあオタクな日記はそれ位にして、本日のワイン

「BOECKEL SYLVANER ZOTZENBERG GRAND CRU 2006」
(ボエケル・シルヴァネール・ゾッツェンベルグ・グランクリュ)

WINE_20091217_02

WINE_20091217_01

ヴィノスやまざきで買ってきたもの。値段は3500円。結構いいお値段ですwでもまあ、ボーナス入った直後位は贅沢したってまあ、バチは当たらないでしょ?



アルザスのワインなんだけれど、品種がシルヴァネール。アルザスワイン好きな僕ではあるんだけれど、でもシルヴァネールは昔一回飲んだことがあるかどうか。正直、全然記憶に無いんですw

で、このワイン凄いのが、なんと「グランクリュ」(最上級畑)を名乗っているんですね。通常、アルザスでグランクリュを名乗ることが出来るのは「リースリング」「ゲヴュルツトラミネール」「ピノグリ」「ミュスカ」の四品種のみ。


…でもなぜかこのワインは、「シルヴァネール」のクセしてグランクリュを名乗ることを許されてしまっていると言う、本当によく分らないワイン。


シルヴァネール自体ほとんど飲んだことが無い上に、そのグランクリュと来たら、一体どんなワインになってしまうのか。もう興味津々で、実は前々から一度飲んでみようと目付けてたんですよね?。


さて、そんなところで。では開けてみましょうか。

このワイン、栓はきちんとしたコルク栓。これをソムリエナイフでもってキコキコっと…。ワイン飲むの自体が約10日ぶり位な上に、前回のワインはスクリューキャップだったこともあって、この栓を開ける感触が久々でとても心地良かったりしますw


グラスに注いでみると、しっかりと綺麗なイエロー。もっとこう、薄い色合いなのを想像していたのでちょっとビックリ。きちんと黄色みを帯びています。

鼻を近づけてみると、蜂蜜みたいなアロマがうっすらと。そこに白い花や、バナナやメロンなんかの果実がごくごくわずかに混ざってて。香り自体はそんなに強いワケでは無いんだけれど、なかなかに複雑で繊細な感じがします。

グラスを回してみてもそんなに香りは立ってこないかな? で、そのあとちょっと時間を置いてやると、蜂蜜っぽいニュアンスが強くなる感じ。


さあ、飲んでみます。


口に含んでみると…おお、これは!! うん…何と言うか、思ってたのよりも全然濃厚。

シルヴァネールって、上にも書いた様に本来ならグランクリュを名乗れない品種で、まあどっちかって言うとマイナー品種だからと、実を言うとちょっとバカにしてたんですよね。だからこう、味わいも薄っすらと軽い、ライト感覚なワインなんじゃないかと思っていたんですよ。


でも全然そんなこと無かったです。


口に含んでみると、滑らかな舌触りでアタックは非常にまろやか。しっかりと甘さを舌の上に感じるほどのふくよかさがあります。酸は綺麗なんだけれど穏やかで、全く角がありません。そして後口には玄妙な、何とも言えないほのかな渋みが残ります。その、甘さと酸と渋みとのバランスがとても絶妙。

全体として、穏やかでいながらボディ感もしっかり感じさせる、きちんと辛口のワインに仕上がっています。

飲み干すと、鼻から抜けて行く香りは様々なフルーツが入り混じって、極上のフルーツミックスの様。アンズにバナナ、ピーチ…。グラスに注いだ瞬間よりも、飲んでいくうちに色々な香りが花開いて行く様な感じですね。それも鼻で感じると言うよりも口の中で感じると言うのか。


いやでもこれは、正直僕の好みかなりどストライクな系統。甘さを感じるほどにふくよかなのが好きなんですよね。例えばゲヴュルツとか、樽熟成のシャルドネだとか。

でもそれらに較べるとかなり繊細で、どこか奥ゆかしさも感じるんですよ、このワイン。どっちかと言えばヴィオニエに近いのかな? …いや、全然違うよなぁ。この後口の渋みには非常に独特のものがあるよなぁ。

その渋みがこう、非常に複雑な雰囲気を醸し出していて…今までに飲んだことのある、どのワインともまるで違う持ち味で、面白くって興味が尽きません。


まあ何にしろ、これは買ってみた甲斐があったと言うもの。こういう「出会い」があるから、だからワインってあれこれと色々な品種を試したくなってしまうんですよねぇ。


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