小湊鉄道ショートトリップ。
2010年 01月 27日 (水) 23:58 | 編集
昨日のワイン日記に書いた様に、「衛生管理者」の資格を受けに五井まで行ったついでに小湊鉄道に乗ってきました。小湊は昔2回乗ったことがあって、これで3度目の乗車。

前の2回は共に房総半島縦断切符を買って、小湊鉄道の終点・上総中野まで行って更にそこからいすみ鉄道に乗って大原まで、と言う形だったけれど、今回はそこまでの時間が無くって途中の上総牛久までの往復となったんだけれど、でも短い距離ながらもなかなか面白かったかも。


試験を終えて、五井の駅に戻ってきたのは15時位。と、小湊鉄道のホームには既に二両編成の列車が止まっていたんだけれど、でもそちらは営業車じゃない模様。

この日は何やら、社員研修?みたいのが行われていた様でした。10人位の人が車内で何やら実技講習みたいのをやってましたよ。詳しい内容までは分からなかったけれど、どうもバリアフリーとか交通弱者関連の講習ぽかったです。


で、待つことしばらく。向かいのホームに僕の乗る列車がやってきました。

KOMINATO201001_01

列車は一両編成。つまり単行運転ですw

KOMINATO201001_02

形式はキハ212型。

ちなみに小湊鉄道、車両はこのキハ200一形式のみなんですね。五井の駅構内には機関区があって、そこにはこのキハ200が何両も何両もうじゃうじゃといますw


このキハ200って、小湊鉄道オリジナルの車両ながらも旧国鉄のキハ20系列気動車の流れをくむ車両なんですよね。車体や設計のそこかしこにキハ20系列との共通点が見受けられます。

でも国鉄のキハ20系列…例えば大糸線のキハ52なんかに比べると、いかめしさが無くってどこかコロコロとして瓦井らしい印象を受けますよね? 表情がどこか穏やかで幼くってあどけないって言うのか。


あと、前照灯まわりの雰囲気とかがこう、なんと言いますかまあ。










なんかオデコキャラっぽいよね!!w



KOMINATO201001_99

(オデコキャラの一例)





…まあ、それはさておき(苦笑)、車内へと入ってみます。

KOMINATO201001_03

車内はオールロングシート。キハ20系列と同様の片開き二扉なのに、キハ20系列のセミクロスに対してこちらはオールロングなので、なんだかロングシートが長ーく感じられます。

で、ロングシートの中間部分…と言うかちょうど車内真ん中くらいにはなにやら出っ張りが。

KOMINATO201001_04

これ、排気管らしいですね。

天井には扇風機の姿が見えるけれど、きちんと冷房装置も付いています(後付けだけど)。


さて、列車は五井を出発すると、のどかな田園の中をカタンコトンと走って行きます。

KOMINATO201001_05

ただただ原っぱだけが広がります。


ちなみにこのキハ200、今となっては超貴重なあのDMH17Cエンジンを搭載。停車時のカランカラン…と言う軽快なアイドリング音から、走り出すと一転、ガガガガ…ゴォォオオ!!と勇壮な響きを上げるあの独特のエンジン音。何回聴いてもホントに良いものです。

僕はもちろん、エンジン真上の席をしっかりとキープ。床に耳を近づけては下から聞こえてくるアイドリング音やら直結時の唸りやらに聴き惚れてうっとりニヤニヤしていました。ええ、どっからどう見ても変態ですね。


しかし、そんな旧型エンジンの唸りを楽しめる場所・車両も残すところあとわずか。大糸線のキハ52はこの3月で消えてしまうし、高山本線のキハ58も多分同じ位のタイミングじゃないかと言う気がしますし。

JR九州の「あそ1962」はイベント車だから当分は安泰っぽいけれど…。

そうなると、「純然たる旧型気動車の風情」を楽しめるのは、最後にはひたちなか海浜鉄道かこの小湊鉄道ってところになるのかな、と思ってます。

特に、小湊の場合は車両が全車キハ200で統一されていて、これを総入れ替えとなったら結構な費用になってしまうだろうし、当分はこのままなんじゃないかなと言う気がします。


しかし、惜しむらくはこのキハ200。全車両が全てオールロングシートなんですよね。十数両もあるんだから、せめてそのうちの1つか2つがクロスシート車だったりしたら、もっと乗る楽しみも増えるのにねぇ。

沿線にはせっかく、養老渓谷なんかの観光地もあるんだから、観光気分を盛り上げる為にもクロスシート車導入、いかがでしょうか小湊鉄道さん!! 更に言えば、そのクロスシート車をJRのキハ52か58導入って形で実現すれば、物凄い客寄せ効果もあって一石二鳥!!(完全に鉄の妄想w)


さて、五井を出発して30分ほどで上総牛久へと到着。小湊鉄道の駅の中では大きな方の駅です。と言うか、全列車のうち大半がこの駅止まりだったりもします。僕の乗ったこの列車もここが終点。

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二面のホームにレールが三線。列車交換が出来る様になっています。ちなみにタブレット受け渡しで列車交換してました。

KOMINATO201001_06

外に出てみるとこんな感じ。まあ、典型的な田舎町の駅と言った風情です。


戻りの列車まで30分ほど時間があるのでちょっと町を散策。

KOMINATO201001_08

どうと言うことのない、特に変わったことの無い町の風景なんだけれど、でも知らない土地を独り歩くこの感覚、とっても好きです。

KOMINATO201001_09

しばらく歩くと踏切が。都心に住んでいると鉄道は地下鉄か高架線ばっかりで、踏切の存在すらも忘れてしまっていたけれど…。でもなんだか踏切のある風景って、心がホッとします。

KOMINATO201001_10

踏切のすぐ手前には一軒の小さなお店。大判焼きのお店。おばあちゃんが一人で切り盛りしていました。小倉あずきのを買って食べたけれど、昔懐かしい、心が温かくなる様な味で美味しかった。


KOMINATO201001_11

帰りは夕陽が暮れかかる中、再びキハ200に乗って。前面の窓には、これからすれ違う別のキハ200の姿が…。


と、まあそんな感じの小湊鉄道ショートトリップでした。五井⇔上総牛久往復で乗った時間・牛久での滞在時間全部含めて2時間弱位だったけれど、でも結構な充実感のある旅でした。

気合を入れて行く「大きな旅」も勿論良いけれど、こんな風に何かのついでにぶらりと、気負わずに行く小旅行もなかなか良いものかもしれませんね。


Comment
この記事へのコメント
ひたちなかへもどうぞ
お待ちしています。
(吉田)
2010/ 01/ 28 (木) 09: 02: 18 | URL | ひたちなか海浜鉄道 # tJ8bLkYs[ 編集 ]
>ひたちなか海浜鉄道様
コメントありがとうございます。
ひたちなかへも、また行きたいと思っています。
やっぱり、たまに無性に聴きたくなるんですよね、あの旧型エンジンの音を。
2010/ 01/ 28 (木) 12: 06: 24 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
どうも、お久しぶりです。

ところで高山本線のキハ28・58ですが、2011年3月までのようです。
というのも富山市都市整備部交通政策課というところがこんなページを作成していまして・・・。

日本最後のキハ58・28が高山本線を走る!!|トップページ
http://www.takayamasen.com/kiha/

後1年は残るようですので、少しはじっくり計画出来るかなと・・・。

P.S.
大糸線を訪問してきました。
拙い文書と画像を掲載しておりますので、おヒマでしたらどうぞw
2010/ 01/ 28 (木) 23: 18: 29 | URL | ひろっぴ # vv0LKm8o[ 編集 ]
>ひろっぴさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます!!
高山本線のキハ58・28、まだ一年生き残ってくれるんですね…嬉しい!!
てっきり大糸線キハ52と同タイミングとばかり思ってました。
そうなると来月乗りに行くのはとりあえず決定なんですが、それ以降にも一度か二度行っちゃうんだろうなぁ…。

大糸線訪問記、読ませて頂きました。
雪景色の大糸線、イイですね。キハ52が白い山に凄く映えます。
橋の上を渡るキハ52の写真、いい感じですね。
あそこって有名なスポットなんですよね。雑誌や本であの場所の写真何度か見た記憶があります。
2010/ 01/ 28 (木) 23: 57: 44 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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