2010年2月・冬の北陸・旧型気動車と食の旅(3)
2010年 02月 28日 (日) 00:03 | 編集
- キハ58に乗ってのショートトリップ -

キハ58の車内に入ってみます。

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車内はこんな感じ。車端部がロングシート化されたのと、それに伴ってデッキが半開放構造に改造されてしまってますが、それ以外はオリジナルの雰囲気をよく残しています。

ボックスシートに腰かければ、往年の急行列車の趣そのもの…。


58,28共に内装にほとんど差は無いんだけれど、でも一か所大きな違いが。


それは、ロングシート部の吊り手。

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58は三角形の吊り手なんだけれど、28は丸い吊り手がぶら下がってます。でもなんでこんな細かい部分をわざわざ変えたんだろう…?


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車内撮影の傍ら、写真の練習。手前の座席持ち手にピントを合わせてみたら遠くがボケた写真が出来たよ!!wまあ一眼の様には行かないだろうけど、でもG10クンはそれなりに面白い写真撮れそうだよね。使いこなせれば。

さて、僕の出会ったこのキハ58。高山⇔越中八尾間を平日の朝に走っています。と言うことで勿論このまま乗って越中八尾まで行きます。今回、「北陸フリーきっぷ」を使用しているんだけれど、高山本線の越中八尾まではそのフリー区間に含まれてるので乗り放題だし。

7時08分、列車は富山を出発します。…しかしこのキハ58、富山駅に入ってくる時刻は6時20分位だから実に50分もの間ずっと停車しているんだよねぇ。だからその間中ずっと写真撮ったりとかし放題。萌え放題(え?


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キハ58は朝もやに包まれた雪景色の中をひた走ります。エンジンの音を響かせながら…。

しかしこのDMH17Hエンジンって、意外に音が柔らかで優しいんですよね。ブルルル…と言う低音の唸りもそんなに激しい感じじゃあなくって。同じDMH17エンジンでもDMH17Cとは全然違います。
DMH17Cは、鹿島鉄道のキハ601が凄かった…あれは本当に爆音エンジン。

旧型エンジン=ウルサイってワケでもなく、いやむしろ最近のハイパワーエンジンの方が騒音が凄いかもしれません。たとえばJR西日本のキハ187とかね。あれのSA6D140Hってエンジンは爆音ヤバ過ぎw


列車は7時37分に越中八尾に到着。富山を出ておよそ30分。本当にショートトリップです。


越中八尾は特に変わったところの無い田舎の駅と言った感じ。だけれど、年に一回「おわら風の盆」の時だけは物凄く混雑するのだとか。

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待合室にストーブが焚かれているのが雪国らしさを感じさせます。


さて、富山→越中八尾のショートトリップ。でもこれで終わりじゃあない。と言うのもこのキハ58、平日の朝に限っては二往復しているんですね。(正確には二往復半) なのでこのまま富山まで戻り、更にもう一度富山⇔越中八尾の旅を楽しんじゃいますw


せっかくなので、一往復目はキハ58、二往復目はキハ28と乗り比べてみると細かい違いが分かって面白かったり。エンジン2つ積んでるキハ58の方が音が良いかと思えばあまり大した差がなく、むしろ車内にいるとキハ28の方が軽快なアイドリング音がよく聞こえてきたり。

それと匂い。キハ58は車内で軽油の匂いを感じなかったんだけれど、キハ28の方は走り出すとぷぅんと香ってくるんですね…ああ、この匂い。郷愁を感じさせる匂いで僕は大好きです。

と言うワケでキハ28の車内でくんかくんかすーはーしてる僕。うんどっからどう見ても変態だ。通報されても文句言えないレベルで変態だったと思う。でも好きなんだから仕方ないよね。


大好きなキハ58,28との往復トリップ。その間、何枚も何枚も、色々な写真を撮りました。たくさんの表情を魅せてくれるキハ58。

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10時25分、富山に到着。こうして、キハ58とのショートトリップは終わりました。この高山本線のキハ58、てっきりこの三月でいなくなっちゃうと思っていたけれど、でもどうやらまだあと一年走ってくれるみたい…。

だから…だからね。まだ「サヨナラ」じゃあないから。

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僕は「また会いにくるよ」そう呟いて、歩きだすのでした。

そう…きっと。いや絶対にまた会いに来るのだから。


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