2010年2月・冬の北陸・旧型気動車と食の旅(4)
2010年 02月 28日 (日) 00:04 | 編集
- 冬の五箇山・相倉合掌造り集落 -

キハ58との時間を過ごした後、まずは富山駅構内で土産物を物色。まあ一応、会社やら実家やらにも土産を買わなくては…ね?

とりあえず会社は適当な菓子でお茶を濁しw実家と弟とあと自分用の土産で日本酒を購入。とかやってたらそれだけで1万を軽くオーバーしちゃいました…。何気に土産代って高いんだよなぁ。旅行にかかる経費の中でも相当な割合を占めている様な気がします。

そして軽く腹ごしらえ。そう言えば富山に到着してから何も食べてませんでしたからね。駅のホームの立ち食いソバで早めのお昼…と言うか遅めの朝ご飯と言いますか。かきあげ入りのソバを食べたんだけれどこれが結構美味しかった。澄んだ綺麗なおだしで。


さて、腹ごしらえも澄んで次へと向かいます。まずは北陸本線の普通列車で高岡へ。

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北陸本線は未だに旧・国鉄型の車両が主力で走っています。て言うか普通列車ならほとんどの確率で昔の急行型車両がやってくると言う何この萌え鉄路線。


富山を出て20分ほどで高岡到着。

さて、ここで雨が降って来ました。朝、高山本線のキハ58に乗ってた時は雨なんてまるで降る気配なかったのに…。やっぱり日本海側の天気は変わりやすいのかな?


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で、それはさておき駅にいるコレは何なのよ?w


ここで城端線へ乗り換えます。城端線はキハ40系列が走っています。

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高岡色もなかなか似合ってますなぁ。ちなみに僕の乗ったこの列車は単行運転。と言うワケで車内はそれなりに混雑。座席はほとんど埋まってます。まあ座れたけど。

城端線は初めて乗る路線。だからしっかりとその車窓を堪能しようかと思ってたんですが…やっぱり夜行列車→早朝起きの疲れが出たんでしょうね。乗ってまもなく僕は眠りに落ちていましたとさ。


20分かそれ位眠ってたのかな? で、目を覚ますと雪!! 窓の外には白い雪が降りしきっててビックリ!! 高岡の雨から今度は雪に変わってしまいました…。そして座席が全て埋まる位に乗客のあった車内もいつの間にやらガラ空きに。


12時に高岡を出て約50分。12時49分に城端線の終点、城端に到着です。

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城端の町は数年前に「true tears」と言うアニメの舞台になったらしく、駅にポスターが貼ってありましたwしかし最近どうも、こういう「萌え」的な絵柄のものを見るとついつい目が行ってしまうオレ…。


さて、ここからはバスに乗り換えです。駅で20分少々待っているとバスがやってきました。

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鮮やかなグリーンのバス。雪によく映えます。

乗りこんでしばらくすると出発。バスはまたたく間に町を抜け、山道へと分け入っていきます。辺りは一面雪・雪・雪。白い雪がずっと降り続き、やむ気配は全くありません…。



そういや俺カサとか持ってきてねぇ。大丈夫か?w



城端の駅から30分ほどで相倉のバス停に到着しました。

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バス停からして合掌造り風の建物になっていて、弥が上にも気分は盛り上がります。


バス停を降り、独り歩き出します。相倉の集落まではバス停から約5分ほど。雪で真っ白な道を独り歩いていきます。でもね、これがすっごい気分が良いんですよ。

何と言うか、まず静か。すっごい静かなんですよね。本当に雪が「しんしん」降る。そんなイメージの世界。静けさのあまり雪の降る音が聞こえてきちゃいそうな、そんな感じなんですよ。

元々雪が少ないところで育ったから、雪景色と言うだけでテンションあがってしまって…静寂の銀世界の中、独りで歩きながらついついヘンな笑いがこみ上げて来ちゃうんですね。つか、よくよく考えるとかなりキモいな俺。雪の中独りでニヤけながら歩いているとか。


そうして到着した、五箇山・相倉合掌造り集落。

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もうね…何と言うか、「感動」なんですよ。

いや、「感動した!」なんてあまりに陳腐でありきたりで安っぽい表現使いたくないんだけれど、でも感動したとしか言えないんだ。


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合掌造りの家々を眺めているとね、なぜだか分からないけれど胸に凄くこうこみ上げてくるものがあって、いつの間にか目頭が熱くなっちゃってる、そんな自分がいて…。


昔の文化がそのままの形でここに残っている。その事実に対して。

それを今日まで守り抜いた人々の苦労や努力、そんなのを思って。


本当に、ここまで来て凄く良かったと、心の底からそう思えたんだ。この風景を観る為に、僕はわざわざ時間をかけてここまでやってきたんだと。そう思ったんだ。



ただね…それはイイんだけれど…。





もの凄く寒い!!(涙





いや、これでも一応防寒対策はそれなりにきっちりしてきたんですよ? 上半身にも下半身にも真冬用の暖かい下着みたいの着こんでるし、ウールパンツにニットにダウンジャケットにマフラーに手袋。だから体の上の方は別にそんなに寒くは無いんですよ。

でもね…足の裏だけがもう本当に寒いの。寒いっていうか冷たい。

一応、スニーカーの中に中敷型カイロ仕込んできたんだけれどね…でもそんなのまるで効きやしねぇ。うん、気温があまりに低過ぎると効力発揮しなくなるんだよね、このテのヤツって。


でもって足の裏が冷えると、そっから寒さってどんどん上へと伝わってくるんですよね…もう凍える寒さ。うん。

あと、人通りの少ない寂しさが寒さに余計に拍車をかけるって言うかw


まあシーズンオフだからなのかもしれないんだけれど、この日の相倉は観光客少なかったです。何台か観光バスとか停まってるのは見たんだけれど、でもあまり歩き回ってる人いないんだよね…。寒いから皆、土産屋とかお茶屋にこもっちゃってるのかも。

でも本当は、こういう雪の日ほど、合掌造り集落の「本来の姿」に出会えるチャンスなんじゃないか、と。そんな風にも思うんですよね。元々合掌造りって、こういう厳しい気候条件の中で生み出された建物なワケなんだし。



そうは言っても本当に寒い…もう限界!! と言うワケで、ここでの滞在時間2時間ほどのうち、後半は僕も茶屋に入り浸りw
でも民俗資料館とか観るべき場所は全部しっかり観ましたけどね。

集落入口付近にある、「相倉屋」さんで頂いたぜんざい。

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お餅が普通のお餅じゃなくってトチ餅で、小豆もしっかりと粒が残ってて。素朴な甘さが心にじーんと染みて、身も心も暖まる美味しさでした。


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