2010年2月・冬の北陸・旧型気動車と食の旅(8)
2010年 02月 28日 (日) 00:08 | 編集
- 西田幾多郎記念哲学館へ -

キハ52に別れを告げた僕は、糸魚川を後にして金沢方面へと向かいます。目指すは宇野気にある「西田幾多郎記念哲学館」。本当は、以前の北陸旅行で訪れるつもりだった場所だけれど、その時は結局、時間が無くって行けずに終わって…。

なので今回はリベンジと言うワケです。博物館だとか美術館と言った、○○館と言うものにとにかく興味魅かれてしまう僕としては、ここはやはり一度は行っておかなくてはならないマストなスポットなのであります。


まずは糸魚川から、12時54分発の特急「はくたか8号」に乗車。行きと同じく北越急行のスノラビたんはぁはぁスノーラビットがやって来ました。

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グレー基調の車内は一見ビジネスライクにも見えるのですが、でも天井の間接照明の黄色い灯りだとかがさりげない高級感と落ち着きとを醸し出していて、なかなかに良い雰囲気。この中で金沢までのひとときをしばしくつろぎます。

そして時間はお昼どき。お腹も空いてきましたし、車内販売で駅弁でも買うとしましょうか。そして駅弁と車窓を肴に、昼間っから缶ビールでも飲んじゃいましょうか。うんうん、いいですねぇ。



…などと思ったのが運のツキ。いや駅弁は駅で事前に買っておくべきだったね。





車内販売はお弁当売り切れ(涙




菓子パンだとかサンドイッチだとか、そういった類も一切ナシ。お腹にたまりそうなものをムリヤリ探すと…あったありましたよお菓子がありました。ロッ○のト○ポってお菓子が売ってます。


と言うワケでこの日の僕の昼食はトッ○と缶コーヒーと言うメニューに相成りました。
ってソレご飯じゃねぇよ!!(血涙



…まあ、これでもとりあえずの空腹を満たすのには役に立ちましたけどね…一応。
無いよりはマシって程度だけれど。



さて、そんなこんなでなんとか金沢に到着?。駅改札付近にはこんなポスターが貼ってありました。

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もう本当に「最後」なんだよなぁ…(哀


僕はここで七尾線へと乗り換えます。ホームで列車を待っていると、北陸本線の列車にこんな車両がやって来ました。

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いやまあ、車両自体はごくフツーの急行型車両(って言えるのもこの地域だけだけれど)なんだけれど、この塗装…凄いよね。原色の青一色って電車、他ではなかなか見ない気がする。


七尾線の列車はこちら。

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近郊型車両の415系。三扉・セミクロスシートの、近郊型車両と言えばまさにこんな車両って言わんばかりの車両ですね。

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でも室内のクロスシートは、昔ながらのボックスシートとはちょっと違った雰囲気。一人分ずつ枕部が独立しているのが変わっています。


列車は金沢を出て、津幡から七尾線に入って行きます。で、実は北陸本線と七尾線とで電流の種類が違うんですよ。北陸本線は交流、七尾線は直流。この415系は交直流どっちも走れる車両なんだけれど、でも電流の入れ替えポイントで数秒間、車内の電灯が消えます。

普段はそうそう、電流の違うところを直通する電車なんて乗らないんで、これはこれでなかなかに新鮮な経験です。


金沢を出て30分ほどで宇野気に到着?。

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宇野気の駅は、よくある地方の駅と言った感じです。ここから目指す西田幾多郎記念哲学館までは徒歩で15分?20分ほど。タクシー乗ろうかとも思ったけれど、せっかくなので歩いてみます。

雪が降りしきって凍えた昨日とは違って、この日の気候は割と穏やか。と言うか結構暖かくって、ダウンジャケットにマフラー手袋と完全防備で歩いているとだんだんと暑くなってくる位…。


宇野気の町は、これまたよくある地方の町と言った雰囲気で、一見なんの変哲も無い様に思えるんだけれど、それでもこうして町を歩いているとたまに面白いものを見つけたりもするんですよね。

例えばこの地下道。

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まあよくある地下横断道なんだけれど、でもなんとコレ、内部の照明がセンサー式になっているんですよ。つまり、普段は灯りが点いていなくって、人が通る時だけパッと明るくなるって言うエコ仕様。て言うか何気に凄ぇハイテク都市なんじゃねぇかこの町?


そんなこんなで、ようやく西田幾多郎記念哲学館に到着。


いや、着いてみてちょっとビックリだ。


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建物…デカい!! 近代的!! 綺麗!!


いや…田舎のマイナーな博物館だから、もっとこう胡散臭い感じの小さなものを連想してたんですよね。でもそしたらやけに近代的でしっかりした建物がそこに建っていたって言うこの現実。


中に入ってみると…内部も負けず劣らずに近代的な造り。展示方法も色々なテクノロジーだとか駆使して、前衛的にして現代的な博物館展示って感じなワケなんですよ。

例えば、デカルトだとかカントだとかの有名な哲学者達の映像が映し出されて、それぞれの名言を喋ってくれたりだとか、3Dの映像とステレオ音響とで西田幾多郎の名言の幾つかを見聞き出来たりだとかね。

「哲学」なんて言うと、難しいとっつきにくいイメージがあるけれど、そんな哲学を音や映像で親しみやすく魅せてくれる、って感じですね。

もっとこう、西田幾多郎の書物やら年表やらが無造作に置かれているだけ、みたいなのを想像してたので、本当にビックリしましたわ。地方のマイナー博物館なのに侮れない存在だわ、う?ん。


まあ、これだけだと何がなんだかよく分からないと思うので、気になる方は公式サイトの方でも見てみて下さい。それで余計にワケが分からなくなった、と言う方はもう実際に行ってみるしかないね。


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館内最上階は展望台になっていて…そこから眺める北陸の風景はなかなかのものでした。


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