「CHATEAU SAINT MARTIN DE LA GARRIGUE PICPOUL DE PINET 2007」。
2010年 03月 19日 (金) 23:36 | 編集
今日は日中、所用で豊洲まで出かけてました。まあ所用って言っても今月号の「きららMAX」買いに本屋行ったってだけなんですがw

で、豊洲まで行ったついでにこんなものを見学してきました。



harumi_bridge



豊洲再開発地区のまっただ中、高層マンションやら商業施設やらを背にして突如として現れる、錆びて赤茶けた鉄橋。

これ、何かって言いますと、いわゆる「廃線跡」の名残なんですね。


僕もつい最近になって知ったんですが、東京の中央区?江東区の辺りにかつて貨物専用の鉄道線が走っていたんですよ。

もう何年も前に廃線となって、その痕跡もほとんどが撤去されて消えてしまったのだけれど(以前はこの近辺に車庫も存在していたらしい)、この晴海鉄橋はまだこうして残っているんですね。

僕は「鉄」でも消えてしまった鉄路-廃線にはそんなに興味は無いんですが、でもせっかく近くに住んでいるのだから一度観ておこうかと思って訪ねてみた次第であります。

ボロボロになったこの鉄橋が今後どうなっていくのかは分からないけれど…でも、都会のまっただ中に存在するこの橋、なかなかに良い味わいを醸し出していると思いませんか?

まるで時代に取り残されたかの様にたたずむ古びた橋と、周りの近未来的な光景とのアンバランス。それは一見とてもシュールな様に見えて、でもどこか心がホッとする様な暖かいものも感じさせて…言葉では言い表せない、なんとも不思議なこの感覚。



さて、そんなワケで本日のワイン。


「CHATEAU SAINT MARTIN DE LA GARRIGUE PICPOUL DE PINET 2007」
(サンマルタン・ド・ラ・ガリッグ・ピクプール・ド・ピネ2007)

WINE_20100319_01

WINE_20100319_02

豊洲まで行ってきたので当然、ららぽーと内の例のスーパー「アオキ」にて調達してきました。あそこはなかなか面白いワインが置いてあるんですよね。


フランスは南部のラングドック地方のワイン。ピクプールと言う全く聞きなれない品種を使った白ワイン。南フランスが起源のブドウ品種らしいですね。

南フランスのワインって意外と美味しいのが多い気がするので期待。と言うかこの造り手のサンマルタンって確か、夏に飲んだ凄く美味しいシャルドネの造り手じゃなかったっけ?

まあ何にせよ、飲んだこと無い品種のワインはとりあえず一度は試してみないことにはね。


ちなみにお値段は2400円ほどでした。



さて、まずは抜栓。栓はきちんとしたコルク栓です。これをね、ソムリエナイフでもってキュッキュ…ポンッとね。問題なく抜けました。

グラスに注いでやると、しっかり黄色みを帯びた綺麗な色合い。太陽の恵みを一杯に浴びた、健康的な色合いのワインとでも言うんでしょうか? 南仏っぽい雰囲気出てます。

鼻を近づけてみると、レモンなんかの爽やかな柑橘類のアロマをまず感じ、そこにどこか甘いニュアンスの香りや、それに樽っぽい燻した様な匂いも混ざり合ってきます。

グラスの中でワインを転がしてやると、アンズの様なフルーツのアロマがふわっと上り、そのまま置いておくと黒砂糖やレーズンを思わせる、こってりと甘く香ばしい香りが漂い始めてきます。


これは…期待できるかも? さあ飲んでみましょう。






(ゴクン…)






お…おお…。


これは当たりワイン引いたッ!!





口に含んだ瞬間、まず感じるのは酸。決して鋭くとがっているワケでは無いんだけれど、でもしっかりと芯の通った酸を感じます。

なんだけれど、その酸に負けない位の、いやむしろその酸を全て覆ってしまう程に凝縮された、トロリと甘い果実の味わいがすぐに追いかけてくるんですよ!!

でもこの甘い果実の味わいも、最初に感じた酸があるおかげで味が全然だれずに、全体としては大変にバランスの良い、濃縮感とボディ感の強い、飲みごたえのある白ワインとして仕上がっています。

飲み進めて行くうちに、香りの方も樽っぽい、香ばしく甘い香りが強くなってきてこれがまたなかなかに良い感じなんですよねぇ。黒砂糖の様な、ナツメヤシの様な甘ーい香り。


正直、ピクプールと言う葡萄の個性がどこにどうあるのかは良く分からないんですが…と言うかあまり自己主張の強くない品種なのかな? でもそんなことはどうでも良くなっちゃう位に出来の良い、美味しいワインです。


うん、やっぱ南仏のワインってハズレが少ないなぁ。樽の効いたボディ感の強い白を飲みたい場合、下手にブルゴーニュで冒険するよりこっち選んだ方が手堅いかもしれませんね。


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