se・きらら隠しルート終えて。
2010年 05月 15日 (土) 18:12 | 編集
いや、ちょっと前にもこのブログで書いた無料エロゲ美少女ゲームの「se・きらら」なんですけどね、隠しルート「リ・se・きらら」の方もようやく終えたんですよ。なのでその感想とかでもちょろっと書こうかと思うんですけどね。



うん…まあ、その、なんだ。一言で言えば。






酷い気分にさせられた。






うん。これに尽きる。



もっと言うんなら…そう。

天国から地獄へ一気に突き落とされた様な気分とでも言いましょうかね。



いや、正直言うと事前にネットの情報だとかで、隠しルートは結構キツい展開らしいってのは知ってはいたんですよ。でもね…想像超えてたわ。ホントにキツかった…orz




以下、ネタバレ含めての感想とか。



大まかに言ってしまうと、実は主人公はこの世界の住人じゃ無かった。本当は現実の世界は別にあって、主人公はそこで(ある意味では)世界を統治する立場にある人間だった。でも毎日に疲れ、嫌気がさし、自分の「理想」を求めて想像し、創造した世界へ逃げてきていた。

それがこの世界だった、と。そういう話なワケなんですよ。



主人公が何故元の世界を逃げ出したのか。それが語られるくだりも結構エグいんですけどね。何と言うか、荒唐無稽な話な様でいて、妙なリアリティがあって気持ちの悪い話。そう遠くない将来に人類の身に降りかかったとしても不思議じゃない事象と言いますか。


でもね、本当にキツいのは、この世界が「主人公が創り出したもの」だと言うところ。



それってつまりね。


今までやってきた5本のシナリオ。



そんなものは「想像の産物」でしか無かったと。初めから存在しなかったんだと。

そう現実を突き付けられちゃうワケなんですよ!!



5人のヒロイン達と一緒に過ごした時間。そんなものは全て虚構だった。まやかしだった。

彼女らと過ごした時も、感じた熱い想いも優しさも胸の高鳴りも甘酸っぱく切ない気持ちも、そして流した涙も…そんなものは全て初めから存在しなかったと。そう言われちゃってるワケなんですよ!!



これはキツい…キツ過ぎる。



いや、僕が思うに、こういった類のゲームをプレイする人達ってきっと少なからず、現実世界が嫌で逃避している部分ってあると思うんですよ。少なくとも僕自身はそう。

でもそんな人間に向かって「お前のやっていることはただの逃避だと。現実を見ろ」とそう突き付けて来る様なもんなんですよ。こんなの酷い。あんまりだ。


なまじこのゲームって「無料」なもんだから、恐らく今までに無かった層も取り込んだりしてると思うんですよ。つまり、二次元に逃避しつつも今までギャルゲには手を出していなかった、僕みたいな人間も少なからずいるんじゃないかと。

そういう人間にとっちゃ軽くトラウマレベルですよコレw




まあ、この点に関しては最終的に救いが無いワケじゃあないんですけどね。結局、主人公の創造した世界と言うのは非常に完璧なもので、だからそこに住む人達も決して主人公の操り人形などじゃあなく、きちんと「個」を持った存在だったと。

最後にはそれに気付くんです。そして、彼女らの存在が主人公の意志・希望へと繋がって、主人公は自分の運命を受け入れて元の世界へ戻って行く。彼女らは主人公のいなくなった世界で、それぞれに少しずつ成長と変化をしながらも日常を過ごしていく…。

と、そんな形で締めくくられるんですけどね。


でも、そこに至るまでがまたキツいって言うか。

主人公が、自らの創った世界の完璧さ・そこに住む人々が自分の想像の産物などじゃないって気付くのは、「親友の死」があって、なんですよね。

こういうゲームだと恐らく一人はいると思うんだけれど、ムードメーカ件狂言回し的な役割を務める、主人公の親友にして悪友。それが突然に、なんの前触れもなしに死ぬんですよ。

主人公にしてみれば当然「俺の創った世界にこんなことあるハズ無い。俺の望まないことが起こるハズが無い!!」ってなるんだけれど、それで初めて気付くんですよね。決してこの世界もまやかしなんかじゃあなかったと。皆それぞれが「生きて」いるんだと。




つまりこれ…。



どっちへ転んでもキツい展開ってコトでw





ああ、あとね。


個人的にはあんこ先生がヒロインだったと言うのもキツいw


だって俺、年上とか先生とかそういう属性には全然興味無いんだもん。だからヒロインに感情移入まるで出来なかったと言うのもプレイする上ではキツかったな。




まあ、ただこのルートなんだけれど、話としては結構良く出来てるんじゃないかなって思いますよ?これまでのシナリオ(っても主に望美ルートだけど)で出てきた謎だとか伏線もきっちり回収して、上手いこと全てが繋がる様に落とし込んでいるし。

だから、キャラクターやストーリーに感情移入し過ぎずに、ある種ドライで客観的な視点で見ることが出来る人なら面白いんじゃないかって思います。



でもね…個人的にはやっぱり、無い。無いわ。



別に謎とか投げっぱなしでもイイから、もっと明るい話が良かったよ。


それこそせっかくの「隠し」なんだから、ハッピーにハーレムルートとかだってイイじゃないか!!w普通に学園モノでおバカで青春で胸キュンな話にして欲しかったぜ…orz







だけどね、このルート。やって良かったなって思った点も一つだけあるんですよ。



うん、あのね。






望美が凄い良かった。






まあこのルートって、話的には望美ルートと表裏一体になっている部分があって、だから望美の出番が当然多かったりもするんですけどね。でもこのルートでますます彼女のこと好きになりましたわ。

望美の中には、世界の歪みを修正する使命を負った「調律者」としての人格が存在しているんですが、この人格、望美ルートでも少し出てくるんだけれど、でも正直その時はあまり好きになれなかったんですよ。望美本体は好きでも調律者の人格はどうにも好きになれないと。


そう思ってたのが、このルートプレイしたら調律者の望美も好きになりました。うん、もう望美の全て好き。全て愛しい。ってキモイな俺w

いや、望美の元人格の影響(プラス主人公の影響)もあって、調律者の人格も少しずつ変わって行くんですよね。使命一辺倒のドライで冷徹な感じじゃなくって、人間臭くなっていくと言うか。それと調律者と望美本体との掛け合いとかね。その辺りが凄く良かった。


絵的にも、このCGカットとか凄く好き。

sekirara_nozomi02

主人公の前に現れた「調律者」の望美なんだけれど、これカッコ良過ぎ。初めて観た時背筋がゾクゾクッてしたもん。


そして本体の秋山望美。多分に調律者の人格(能力)の影響があってのことなんだろうけれど、ヒロイン達皆が他ルートでの記憶なんてものは当然持ち得てない中で、望美だけはそれを認識している部分があって。

それに最後のシーン。主人公のいなくなった世界でも望美だけはどこか主人公のことを覚えている様なふしがあって…。

それ見ていたら、ああこの話の本当の意味でのメインヒロインは実はやっぱり望美なんじゃないのかなぁ、と。そんな風に思わされてますます感情移入させられてしまったと言うかね。




ああ…望美ルートで号泣した俺は間違いじゃなかった!!




いやもういっそね、これだけ望美大フィーチャーで造るんだったらこの隠しルート、望美をヒロインに据えちゃえば良かったのにって思うんですよ。そしたらこの鬱展開でも納得してプレイ出来たかもしれないのに。


あ…でも。


あんこ先生の代わりに望美が消えるとかそんな展開になっちゃったら俺もう号泣どころじゃ済まんかっただろうな…。




そんなワケで最後に。

(絶対無いと思うけど)もしこのゲームの続編とか造るんであれば、もう望美オンリーでお願いしたい所存であります。いやもう登場人物他にいなくてイイよ。延々と主人公と望美のラブラブな日常描いてくれればそれでイイです。

えっちなシーンとかもいらね。望美の幸せそうな笑顔が見られればもうそれだけで充分です。それだけで頑張って現実社会で生きていけそうな気がします。


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