2010年9月・日光・南会津の旅(5)
2010年 09月 21日 (火) 00:05 | 編集
- 塔のへつりをぶらりと -

湯野上温泉での一夜が明け、9月16日(木)。

目が覚めると宿のトタン屋根に打ちつける様な激しい雨音が聞こえてきます。まさか…!!

そう思い部屋の窓を開け、外を見ると…ああ、見事に雨降ってしまっています。なんと言うこと…東京生活最後の旅行でまさか雨にたたられてしまうだなんて…。


と言うか、僕の晴れ男パワーどこ行った?w


実を言うと僕、結構な晴れ男で今まで旅先で雨に降られたこととかほとんど無かったんですよ。前日まで天気悪くても当日になるとカラッと上がったり、旅先でにわか雨に会ってもたまたまそのタイミングで室内にいて難を逃れたり…。

いつもそんな感じだったんですね。なのに今回は…見事に雨に当たってしまいました。ああ…。


まあ、そうは言っても仕方ありません。雨が降ろうとなんだろうと、計画通りに旅行の日程をこなします。と言うことでまずは朝食。宿での朝食はごく普通の温泉宿の朝食と言った感じ。でもこれが妙に美味しく感じるんですよね。

普段全く朝食なんて取らないのに、ご飯おかわりとかしちゃいましたもんw


さて、朝ごはんも食べて出発。時間は9時前。雨降りなので傘をどうしよう…そう思っていたら、宿のおばちゃんがビニール傘を差し出してくれました。かなりボロボロの傘だったけどwでもこれは凄い助かる!! なにしろ周りにコンビニなんて無いですし、傘を買える店が近くにあるかどうか…。

今回泊まった「舘乃湯」。正直、最初たどり着いた時の印象は微妙でしたけどwでも総合的にはなかなか良いお宿でした。ご飯美味しかったですし、この古さ素朴さも良い味わいかな、と。


さて、まずはタクシーに乗って湯野上温泉の駅へ。

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駅の待合室では、なんと囲炉裏に火が起こっていました。寒いからサービス…なのかな?そう、寒いんです。雨が降って気温が下がってしまったのでしょうね。昨日よりも一層冷え込んでいるのを感じます。本当に長袖着てきて良かった…。

待合室、囲炉裏だけじゃなくってその奥に本棚。そして漫画本がびっしり詰まっています。どちらかと言うと青年漫画が主な感じ。「きらら」系作品寄付してレパートリー増やしてあげようかとか思ってしまいましたw


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それと駅構内にはこんな売店もあります。会津特産品の土産やお菓子なんかが売られていますね。



駅で待つことしばらく。すると、会津若松方面の列車がやって来ました。

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これがなんと…会津鉄道ご自慢のお座トロ展望列車じゃあないですか!! これ、土日だとか中心に走っている臨時列車で今日は運転日じゃないハズなのに、なぜ…?

駅員さんの話によるとどうやら今日これから団臨で走るらしく、その出発駅までの回送運用ぽいですね。うーん…乗りたかったなぁ…。


さて、僕が乗るのは逆方面へ向かう列車。

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会津鉄道の一般型気動車AT-550形。ただ、塗装が「ふるさと列車」仕様となっていますね。


車内は向かい合わせの固定クロスが並びます。

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そして変わっているのは、トイレ横のスペースにこんな文字がプリント。

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これ、会津の偉人野口英世の母が英世に宛てた手紙の文面が書かれているんですね。


列車は湯野上温泉を9時22分に出発。ちなみに乗客は僕以外誰もいませんw
そして5分ほどで次の停車駅「塔のへつり」に到着。ここで降ります。


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塔のへつりは無人駅。南会津の観光地としては結構メジャーな「塔のへつり」最寄駅なのに、なのに無人駅と言うのが凄い…。


ここから林の中の道をまっすぐに歩いて行きます。雨はまるで止む気配が無いけれど、でもそんなに強い雨じゃあないのがまだ救いと言ったところ。

そして5分ほど行くと目的地、塔のへつりへと到着。土産物屋なんかが並んでいて、それらに目をやりながら進んで行きます。途中の店では「スズメバチ焼酎」なんてのがあって、凄く飲んでみたくなったけど我慢我慢…。

なにしろまだ午前中ですし、それに今から行く塔のへつり。今日の雨降りの天候の中訪れるにはやや危険かな?と言う気もするので、これでお酒飲んじゃったら本当にマズイことになりかねませんw


さて、塔のへつりなんですが、「へつり」とは会津の方言で「川に迫った断崖」のことなんだとか。

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これが塔のへつり。ゴツゴツした岩肌が川にせり出しています。


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川にかかった吊り橋を渡ります。これ…結構揺れます。一度に三十人までしか乗れないと言う人数制限もあります。そして木で出来ているので今日みたいな雨降りの天気だとツルっと滑りそうで怖いです…w


吊り橋を渡った向こうには階段状の小道があって、そこを抜けると岩肌の上へと降り立つことが出来ます。

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ハイ、降り立ってみました。

この岩肌の上、足場はそこそこ広くはあるのですが、ただ手すりとか何もありません…その気になれば川へダイビング!!出来ちゃいます…と言うかこれ、酔っぱらってたりしたらマジで危ない!! マジで危ないから!!!

ホントさっき焼酎の誘惑に負けなくて良かった…。


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岩肌より塔のへつり全景を望みます。自然に造られた景観と言うのはなんだか凄いものがありますよね。人間が幾ら偉そうにしたって大自然の力には敵わないんだ…そう思わされます。


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岩肌の上にはこんな、ちょっとしたお社と言うかほこらの様なものがあります。


雨の中で訪れた塔のへつりだったけど、これもなかなかに風情があって良かったですよ?むしろ晴れの日よりもしっとり落ち着きがあって良い雰囲気かもしれません。

まあ、雨のせいで足場は若干危なくもありましたが…w


さあ、会津観光はまだ始まったばかり。次は大内宿、行きますよ!!


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