・2010年10月・福井オフと聖地巡礼の旅(4)
2010年 10月 14日 (木) 23:06 | 編集
- 福井~小浜間鉄道独り旅 -

10月9日(土)。朝目覚めると天気はあいにくの雨。先月の会津旅行と言い、なんだか雨に祟られてしまっています…ああ、僕は晴れ男だったハズなのに…どうしたと言うんだ!!w

ま、ぼやいていても仕方が無いので出発します。本日が今回の旅のメイン。小浜で人と落ち合ってオフ会と言うか飲み会をしようと言う計画になっているんですね。なので福井を後にして小浜へと向かうことにします。

でも、これでただ小浜へ向かっても面白くないので経路を一工夫。通常なら福井からJR北陸本線に乗ってそのまま向えばイイんですが、福井?武生間をJRではなく福井鉄道の路面電車を利用してみることにしました。


朝食を済ませホテルをチェックアウト。福井駅からちょっと歩いたところに福井鉄道の福井駅前駅があります。駅と言うか停留所…道路の真ん中にポツンと低いホームがあるのみです。

待つことしばらく。僕の乗る列車がやって来ました。8時10分発の急行越前武生行き。

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車両は770形。元々は名鉄の岐阜市内線・揖斐線直通用列車として使われていた車両ですね。2両編成の連接車体が特徴。名鉄の路面電車区間全廃の後、車齢が比較的若いこともあって福井鉄道へ譲渡されているんですね。

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車内はオールロングシート。連結部の通路の形状がなんとも独特で目をひきます。また、窓が固定窓なのですが、そこに横引きカーテンと言うのが路面電車とは思えないゴージャス感を醸し出していますw


8時10分、列車は福井駅前を出発。

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しばらくはこんな感じで道路の中を走って行きます。本当に「路面電車」です。

そしてふと思ったのですが、この福井の街って岐阜の街とどこか雰囲気が似ているんですよね。割と大きなターミナルがあって、その駅の前に大がかりなアーケード街があって、大きな道路があって、そしてそこを路面電車が突っ切って…。

まあ、岐阜の路面電車はもう…無くなってしまったワケなんですが。でも果たして…その選択は正しかったのでしょうか。車にとって邪魔だから、交通の邪魔だからと路面電車を廃止してしまう。その短絡的な考えは長期的に見て正しいものと言えたのでしょうか。

やがて来る(もう来ている)超高齢化社会。自分で車に乗れない「交通弱者」も増えてくる。そんな時に救いとなるのは公共交通機関。その一つとして路面電車が見直され、例えば富山の様に新しい形態の路面電車が成功を収めている例だってある。

それを考えてみるとやはり、岐阜の路面電車は残しておくべきだったのじゃないかと。そんな風に思えてならないんですよね。まあ…これは僕が基本的に鉄道好きだからそう考えてしまうだけ、なのかもしれないんですが。


さて、この福井鉄道の路面電車。福井駅前を出てすぐ次の駅でいきなり進行方向が変わります。それからしばらくもずっと路面区間を走って行きます。車の群れに混じって、ゆっくりと…。


5駅ほど走った後、専用軌道へと入って行きます。

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グッとスピードもアップして、こうなるともう普通の鉄道線と言った趣きですね。但し車両は路面電車用の小型車両、ではありますがw

僕の乗ったこの列車、「急行」と言うこともあって実際、かなりたくさんの駅を通過して行きます。ただ、途中で運転停車も結構あるんですよ。行き違い設備のある駅でドア扱いをせずに停まって反対列車を待つ…とかね。

福井駅前を出て約40分ほど、終点の越前武生に到着。考えてみれば福井~武生間なんてJRの特急列車ならほんの10分ちょいで着いちゃう距離なワケで、それをわざわざ40分かけて路面電車に乗って行くとか、我ながら本当に物好きだと思いますw


越前武生の駅構内にはこんな車両が…!!

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福井鉄道の顔とも言うべき車両、200形。名鉄から路面電車タイプの車両を導入したことで、通常電車タイプのこの車両は活躍の場がかなり減ってしまった様ですが、それでもラッシュ時などを中心にまだまだ運用されているとのこと。

ホントはね、この車両に乗りたかった…凄く、凄く乗りたかった!! 

だって、路面タイプじゃない普通の大きな電車が道路の真ん中を突っ切る様とか見てみたいし、なによりこの車両って車内がクロスシートなんですよね。クロスシートの大きな電車が路面電車として走るとか、もう想像しただけでたまらなく興奮しますw

とりあえず今回乗れなかった悔しさは、この車両の記念切符を購入することで発散w

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他にもマグカップとか色々グッズあって迷ったんですけど…でも切符だけで我慢しましたw


こちらは元名鉄の800形。

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これ、かなり新型タイプの路面電車なんですよね…だけどこの車両が導入されて本当にすぐに岐阜の路面電車、廃線が決まっちゃったんですよね。本当に勿体無い…と言うかあるイミ可哀相な車両ですこのコ。


さて、福井鉄道を後にして今度はJRに乗り換えて敦賀を目指します。

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敦賀行き普通列車にやって来た車両は521系。北陸本線って言うと昔の近郊型だったりいわゆる食パンwだったり、古い車両ばかり来るってイメージだったんですが…。最近はこんな新型もやって来るんですねぇ。

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車内はJR西の近郊型標準のスタイル。つまり転換クロスがずらりと並ぶタイプですね。そして天井の蛍光灯カバーが大きく丸みを帯びていてなんだかちょっと優美な雰囲気。しかしこれ改めて考えると、関東圏じゃ考えられない贅沢です。普通列車に転換クロスがやって来るとか。
東北なんてローカル線にオールロングの701系とか言う汚物が来ますからね。

武生~敦賀が普通列車で約30分。敦賀に9時53分に到着しました。ここで本来なら、小浜線の列車まで相当な待ち時間がある予定だったのですが…本日は10時ちょうど発の臨時列車があるとのことで小浜線ホームへと急ぎます。


小浜線の車両は125系。

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ステンレス車体に初音ちゃんカラーグリーンが鮮やかで目を引きます。

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車内は転換クロスシートがずらりと並びます。でもこの車内…なんだかおかしいんですよね。と言うのも車内中央部に唐突に、転換クロスに割り入る様な感じで補助イスみたいのが設置されてたりしますし。

と言うか、外見から見てもおかしいんですよこの車両。

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サイドビューを見るとこの車両って三扉車の様に見えるんですね。両開きが両端にあって、真ん中に片開き扉が配置されている様な感じ。

だけど…この真ん中の片開き扉、これダミーなんですwww扉っぽく見えるけど開かないw

車内で、突如補助イスが置かれているのってこのダミー扉の部分なんですね。なんでこんなイミの分からない設計にしているのかホントワケが分かりませんww


JR西って、旧型車両の改造なんかではたまに凄まじいセンス(悪い意味でw)を発揮してしまうことがありますが、そのおかしなセンスが新造車に発揮されちゃったケースなんでしょうね、この125系はw


さて、このヘンテコな車両125系に乗って小浜線を旅します。車窓はひたすらにローカル線のそれ。途中、進行方向右手には海が観えてきたりもします。

10時に敦賀を出て、10時52分に小浜に到着しました。いよいよ目的に到着、です。さあ、この小浜で一体何が待ち受けているのか…今日の会は一体どんな会になると言うのか!! 


期待に胸が高まります。

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