2011年1月・冬の北陸・最後のキハ58に別れを告げる旅(1)
2011年 01月 23日 (日) 22:56 | 編集
- 旅立ち・冬の高山本線・雪景色の旅 -

2011年1月18~20日の三日間、北陸・富山県まで二泊三日の旅に出ていました。

目的はただ一つ。高山本線富山口・富山~越中八尾を走るキハ58に会う為です。彼らは今度の3月で引退します。最後の彼らの雄姿をこの目に焼き付ける為、そして最後の別れを告げる為…僕は旅をしてきました。


これから、その旅についてのことを綴っていこうと思います。


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2011年1月18日(火)。愛知県の天候は晴れ。…なのですが、その前日・前々日と愛知県としては非常に珍しい程の積雪があり、鉄道など交通網に大きな乱れがあった程でした。

旅行直前にしての大雪。果たして無事に出発できるのか…不安もありましたが、当日になってみれば雪も去ってなんとか天候に恵まれホッと一安心。


さあ、今回の旅。出発は名古屋駅から。まずは特急「ひだ」に乗って高山本線ルートで富山を目指すこととします。

名古屋~富山は北陸本線経由と高山本線経由と二つのパターンがあるのですが、通常は北陸本線ルートを選ぶ人が多いと思うんですね。しかし僕が今回選んだのは高山本線ルート。それにはワケがあります。


と言うのも今回、「北陸観光フリーきっぷ」と言う切符を使用したのですが、この切符だと行き帰りのルートを別々に設定しないといけないと言うルールがあるんですね。北陸本線「しらさぎ」と高山本線「ひだ」。そのどちらもを使わないといけないんですよ。

僕は今回、行きを高山本線、帰りを北陸本線と言うルートにしてみました。

ちなみにこの切符ですが、4日間有効で金額は15000円。フリー区間内は特急も含め自由席なら乗り放題。そして高山本線ルートでは下呂・高山・飛騨古川のいずれかで途中下車することもオッケーなのです。


さて、僕が乗車するのは名古屋10時48分発の特急「ひだ7号」。

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JR東海ご自慢のキハ85系。通称「ワイドビューひだ」。


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車内に入るとずらりとリクライニングシートが並んだ客室。天井の大きなグローブ型照明が印象的ですね。決して華美な印象では無いけれど、でも落ち着きと高級感のある、雰囲気の良い客室です。

また、室内に入ると窓が非常に大きいのがよく分かります。特に天地方向に大きい。さすが「ワイドビュー」名乗ってるのは伊達じゃあありません。


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そして特徴的なのが、実はこの車両。微妙にハイデッキ仕様なんですね。座席の部分が通路よりも一段高くなっていて、より車窓を眺めやすくなっているのです。

また、床はなんとオール絨毯敷き!! 通路も座席部も全て絨毯が敷き詰められています。近年の車両にはないこのハイグレード感。JR東海も初の自社特急車だっただけに相当に力を入れて造ったんだなぁ、と言うのがよく分かります。


ただ、このキハ85の出来が良過ぎて、JR東海の他の特急車は全てこの車両のデッドコピーにしか見えないと言う気も…ww


さて、僕の乗ったこの特急「ひだ7号」。定刻を少しだけ遅れて出発しました。何はともあれこれより旅のスタートです。東海道本線、岐阜までの道中、まだ昨日までの雪の跡が少し残っています。

車内には響き渡るエンジンの音。カミンズエンジンの音、なかなかに良いですねぇ。ボォォォと言うちょっとダークで深い響きがあって、その後でガーと言う軽快な響きが来て…その交互にやってくる音のコントラストがたまりません。

気動車のアイドリング音やエンジンの唸り、それに軽油の匂いとか大好きと言う真性の気動車フェチな僕としてはもう興奮して頭おかしくなりそうですw


名古屋を出て30分ほどで岐阜到着。ここで進行方向が変わって高山本線に入って行きます。


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さあ、ここでビールを開けます!! 今回の旅の成功を祈って…乾杯!!

そしてちょっと早めのお昼ご飯と言うかかなり遅めの朝ご飯と言いますかw名古屋駅で買った「日本一弁当」と言うもの。ひつまぶし風の駅弁です。

ひつまぶし=ウナギなワケですが、ウナギって言うと一般的には浜松あたりが有名と思われていそうなんですが、実は愛知県の一色町はウナギの名産地なんですよ?

そしてこの駅弁、ご飯の上に振りかける用のお抹茶ふりかけも付いています。お茶と言うとこれまた京都や静岡のものと思われていそうなんですが、実は愛知県の西尾市はお茶の超・有名な生産地なんですよ?


…なに地元愛っぷりをアピールしてるんだろう僕w


さて、ビールを飲んで景色を眺めていい気分。昔、親戚が高山に住んでいたこともあって、高山本線には幼い頃から何度も乗った記憶があります。が、富山口の富山~越中八尾を除けば高山本線乗るのは実に10年ぶりくらいかもしれません。


ビールを空けてしまって、でも飲み足りなくって…なので車販のお姉さんに声をかけてビール買おうとするも、アサヒスーパードライしかないと言うことでビール断念。このブログ内でも何度も言ってますが僕はドライ嫌い派です。あんなもんはビールじゃない。

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で、なぜか…ワインを代わりに買ってしまってる僕wwおwいw

この「STONE CIRCLE」と言うワイン、新幹線の車内なんかでも売られていますね。オーストラリアのワインです。飲んでみるとこれがなかなかにイケる!!

いかにもオーストラリアのカジュアルなワインって様相なんだけれど、香りが良い。オーク樽のバニラ香が効いていて、バナナやパパイヤ、パイナップルと言ったトロピカルな果実の風味満点。それでいながら味わいそのものはキリリと辛口。

品種はラベルに明記はされていないけど、オーストラリアワインによくあるシャルドネ×セミヨンのブレンドかなと予想。ともかく、ビールにワインでもう昼間っからすっかりイイ気分になっちゃってますw


高山本線の車窓、下呂を過ぎて高山辺りまで来るとぐっと雪深くなっていきます。

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こういう景色を眺めていると、「ああ…旅に出たんだなぁ」としみじみ実感がわいてきます。そしてこの数日の名古屋の大雪は、別に大雪でもなんでもないじゃん!!と言う風にも思わされますwいや…もうレベルが違い過ぎるよねぇ。


高山駅では列車の切り離し作業。

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名古屋から6両編成でやって来た列車のうち、後ろ3両はこの高山止まり。前の3両だけが富山まで足を延ばすこととなります。


そして高山を出て10分少々。列車は少しの遅れで13時半くらいに飛騨古川に到着。まず、ここで一旦下車します。せっかく途中下車が許されている切符ならばやはりどこかで下りて観ないと、ね。

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駅舎に積もった雪、雪…その雪深さがいかに凄いものかが伝わって来ます。


さあ、今回の旅行はまだ始まったばかり。まずは飛騨古川の町をぶらり散策と行きましょう!!


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