イタリア「ファウド・アランチョ」のワイン飲み較べ(その2)。
2011年 03月 03日 (木) 23:16 | 編集
私事なんですが、実は昨日が誕生日でした。

まあ別に誕生日だからと言ってどうと言うことはなく、普通に仕事に行ってたんですけどね。でも会社で同僚たちとの雑談の中「実は僕、今日誕生日なんだよねー」みたいなことを話したんですが、その後、皆で昼食行った時のこと。


入ったレストランで、食事を終えて食後のコーヒーを飲みだした頃、突然店内が暗くなって…。


20110302


運ばれてきたケーキのサプライズ!!


いやもうこれにはホント驚きでした。正直、涙が出そうになっちゃう位に嬉しかった。この数年ずっと仕事や会社に対しては失望しか抱いて無くって、もう半ばヤケ気味だったんですが、でも僕が戻って来たこの部署は本当に暖かい、良い部署だったんだなぁ、と。

この仲間達を裏切ることだけは出来ない。僕は彼らの為に一所懸命に働こう。彼らの為になら盾にでも防波堤にでもなってやるさ!! そう心を新たにした誕生日の出来事でした。


さて、昨日は仕事とは言え早上がりで帰ってこれたので、ワインを開けてしまいましたwそりゃせっかくの誕生日ですもん、ワイン位飲みたくなっちゃいますよねぇ?


先日と同じくイタリア・「ファウド・アランチョ」のワインです。お値段は赤白どちらも1180円。だけどどっちもレジで100円値引きとなってかなりお得なワインとなっています。


まずは白。

「FEUDO ARANCIO CHARDONNAY 2009」
(ファウド・アランチョ・シャルドネ)

WINE_20110302_01

WINE_20110302_02

白はシャルドネをチョイスしてみました。シャルドネと言えばもう白ワインの代表品種として世界各国で造られていますが、国によって地方によって、味がどれも違うんですよね。果たしてこのワインは一体どんなシャルドネなのか…。


まずは抜栓。栓は人工コルクですね。抜いた栓を嗅いでみると熟したリンゴの甘い香りが感じられます。グラスに注ぐと、色は綺麗なゴールド。そんなに濃い色合いでは無いんだけれど、でもしっかりと色づいていますね。

鼻を近づけてみると、香りは非常に高い。リンゴやピーチ、アンズなどの果実香がむんむんと漂います。特にリンゴのニュアンスが強い。リンゴはリンゴでも青リンゴの様な爽やか系ではなく、熟し切った赤リンゴ、それも蜜のたっぷり乗ったリンゴのイメージ。あるいは焼きリンゴ。

グラスの中で回して馴染ませてやると、今度はアンズのニュアンスが強くなります。


さて、口に含んでみると…アタックは程々にしっかりとした感じ。意外と酸がかっちりとしているんですよね。でもその酸に見合うだけの果実の甘さが充分にあって、バランスが取れているので酸っぱさと言うのはまるで感じません。

ボディはほどほど。物凄く太いと言うワケではないんだけれど、でも芯がしっかりとしているのが分かります。そしてスッキリとして、爽やかで素直な飲み口。爽やかではあるんだけれど、でも果実の凝縮感がなかなかに凄く、味わいは濃厚です。

と言っても、同じシャルドネでも例えば新大陸の樽をごってり効かせた感じではなく、果実の美味しさをストレートに引き出した感じですね。その素直な造りにとっても好感が持てます。

果実味の豊かさには、太陽の恵みをしっかりと浴びて育った、陽気ないかにもイタリアらしい白と言った雰囲気があります。


続いて赤。赤はシラーをチョイス。

「FEUDO ARANCIO SYRAH 2008」
(ファウド・アランチョ・シラー)

WINE_20110302_03

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こちらも栓は人工コルク。抜いてやってグラスに注ぐと、色は非常に濃い赤紫。黒ずんではいるのだけれど、赤みがかなり強いですね。グラスの底が見えるか見えないかのギリギリの透明感も残っています。

鼻を近づけてみると、プラム系の果実の香りが実に濃厚。あとはほんのり、蒸した様なニュアンスが感じられます。

グラスの中で回してやると、アルコール感の強い香りが一瞬ふわっと立ち上がります。その後で果実の良い香りがいつまでもいつまでも漂って残ります。


口に含むと…非常にまろやかで柔らかい味わい。タンニンはしっかりとあるのだけれど、でもそのタンニン分が穏やかなんですよね。丸みのある渋さと言いましょうか。

そこに濃厚な果実感。ベリー系果実の濃密な旨みがあって、それと柔らかなタンニン分とのバランス・相性が良く非常に飲みやすくて良く出来た赤ワインだなぁ、と。


飲み進めるとほんのりと甘いバニラ香や、ごくわずかにコーヒーの様な苦みのある香りも顔を出してきて、その変化が実に面白く心地良い。

とにかく香りが良いワインなんですよね。濃密な果実香が基本にあって、そこに色々な香りが加わって様々な表情を与えて…。


いやこれは正直、かなり好みの赤ワインでした。


今回の2本は白赤どちらも非常に美味しい、良いワインだったなぁ、と。誕生日に飲むのにはまさにふさわしい、うってつけの2本だったと思います。


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