「初音ミク sings ニューウェイヴ」。
2011年 11月 14日 (月) 14:53 | 編集
先月の終わりに出たこのCDが気に入って、最近ずっともうこればっか聴いてます。


「初音ミク sings ニューウェイヴ」。

h_miku_nwave

1.ジェニーはご機嫌ななめ(イリミクver.)
 by うどんゲルゲ 歌:イリア(ジューシーフルーツ)&初音ミク
2.美術館で会った人だろ-ART MANIA
 by ぶっちぎりP 歌:鏡音リン with 初音ミク
3.COPY
 by うどんゲルゲ 歌:鏡音リン・レン
4.20世紀の終わりに
 by kihirohito 歌:初音ミク
5.玉姫様
 by うどんゲルゲ 歌:初音ミク
6.シティー・ボーイ
 by Mitchie M 歌:初音ミク
7.福の種
 by キャプテンミライ 歌:鏡音リン
8.東京ガール
 by 耳ロボP 歌:初音ミク with 朝音ボウ、桃音モモ、重音テト
9.女王陛下のチェスゲーム
 by みろんP 歌:巡音ルカ
10.磁力ビギン
 by みろんP 歌:巡音ルカ
11.グリーンブックス
 by キャプテンミライ 歌:初音ミク
12.Aunt Sally
 by kihirohito 歌:初音ミク
13.コンピューターおばあちゃん
 by ぼーかりおどP(noa) 歌:初音ミク
14.リズム運動
 by うどんゲルゲ 歌:初音ミク
15.女ともだち
 by ぶっちぎりP 歌:初音ミク
16.ジェニーはご機嫌ななめ
 by うどんゲルゲ 歌:初音ミク


いわゆる「ニューウェイヴ」の有名どころの曲ばっかりを初音ミクちゃん始めボーカロイドでカヴァーしちゃったと言うとんでもないアルバム!!


思えばYMOを初音ミクちゃんでカヴァーした「HMO」なんてジャンルが商業CDで出ちゃったのも凄かったですけど、これはもっと突き抜けちゃってる気がします。

こんな前衛的な作品が同人ではなく、普通に商業ベースで出て来るんだから…いやはや、ホント凄い世の中になったもんだなぁ。


収録曲は全16曲。P-MODELとかPLASTICSとか戸川純とか、この頃の音が好きな人なら誰でも知っている様なアーティストの曲ばかり。

そして手掛けたPさんは、やっぱりと言うか何と言うか…前に買った「ハイ・ミック/ノー・プライム」で参加された方々がかなり入っている様です。


さて、実を言うと僕はこの辺りの音楽って別に全然詳しくも何ともないんですよね。

YMOは好きでよく聴いてますし、その延長線上で高橋幸宏さんのソロ作も凄く好きで聴き込んだりしていますけど、でもそれ以外のニューウェイヴの人達って名前は知ってても曲はほとんど聴いたことないって人が大半でした。

正直このアルバムでも、元曲を知ってたのなんてほんの3曲か4曲くらい。


だけどね。聴いてみるとこれがなんだか妙にすんなりと耳に馴染んじゃったんですよね。どの曲も初めて聴く曲とは思えない程に耳触りが良くって…その瞬間、ああやっぱり僕はこの辺りの音が好きなんだろうなぁと再認識しちゃった次第であります。

そして、耳にすんなり馴染むのに物凄く新鮮。うん、新鮮なんだわ。

原曲はどれもこれも'80年前後の曲ばっか。つまり今からもう30年以上も昔の曲ばかりなのに、でもそれをボーカロイドがカヴァーしたことで物凄く最新の音に生まれ変わってしまってます。


これには勿論、手掛けられたPさん達の腕の良さもあるんですけど、あとは原曲自体の持つエネルギーって言うんでしょうかね。この頃の音って、時代が変わっても色あせない輝きがあるんだと思うんですよ。

それがボーカロイドと言う最先端の技術と出会うことで、その輝きが幾重にも増してこの現代に蘇った…とでも言うのでしょうか。


実を言うとこの作品と同時にニューウェイヴのコンピレーションも出たんですよね。

「KINGソングス of ニューウェイヴ」

kingsongsnw

収録曲は「初音ミク sings ニューウェイヴ」とほぼ一緒。なので、元ネタのコンピ盤として楽しめるワケなんですが、両方を聴き比べてみると本当に色々と面白んです。

さすがに元の曲の方を聴くと、なんとも時代を感じさせるなぁ…とは思うのですが、でもそれは音色やレコーディングの技術などから来る空気がそれを感じさせるだけで、曲の造りだとかは全然古くない。いやむしろ今聴くと返って斬新。

その斬新さがあるからこそ、30年の時を経てボーカロイドがカヴァーした時に、こんなにも新鮮で新しい音として聴こえるんですよね。


さて、「初音ミク sings ニューウェイヴ」。

どの曲もそれぞれに良さがあって素晴らしいけど、個人的にお気に入りは1.2.3.6.11.13.15.16あたり。

#2はずっと以前にニコ動でも投稿されてましたし、知っている方も多いのではないでしょうか。ヤンデレなリンちゃんがなんとも恐ろしくも可愛らしいですw

#3はどこかで聴いた曲…と思えば確かこの曲、去年のワーハピでPLASTICSが演奏してました。しかしこのテの曲は本当にボーカロイドとの相性が良いですね。特にリン・レンとベストマッチ。

#6はこれ、初音ミクverを聴いた後でオリジナルを知ったのですが…原曲があんなにパンクな曲とは思わなくてビックリでした。あのままだったらボカロでカヴァー無理だと思うのですが、上手くアレンジしてありますよね。

#11は爽やかなテクノポップ。歌詞が耽美的でBL入ってるけどwでも独特の透明感のある曲。澄みやかなシンセの音色に、優しいミクちゃんの歌声(恐らくアペンドのソフト)が素晴らしく合っています。

#13は誰でも知っている名曲。こういう曲にはミクちゃんの声がホント合います。

#15はどこかオリエンタルなメロディが耳に残りますね。YMOとか聴きこんでる耳にはこのテの音はやっぱりすんなり馴染んで心地良いです。

そして#1と#16。ミクちゃんの優しげなウィスパーボイス(恐らくアペンドのスイート)が、あざとくも可愛らしい絶品。これは萌えです。ハッキリ言って萌えです。まさかニューウェイヴで萌えさせられるとは思いもしませんでしたが、しかしこれは間違いなく萌えです。

また、#1の方はミクちゃんとイリアさんとのデュエットなのですが、ボーカロイドと人間の声の相性の良さと言うのがよく分かる素晴らしい仕上がりとなっています。


そんな「初音ミク sings ニューウェイヴ」。

とりあえず、「あの時代の音」が好きでなおかつボーカロイド好きなら是非とも持っておくべき逸品だと僕はここに断言します!!


…が、やっぱり狙いがマニアック過ぎるよねこの作品。

大体ボーカロイド好きな人って若いコが多いのに、これ完全にオッサンホイホイなんだもん。とりあえずボカロ好きの主流層からは大きく対象ズレちゃってるもんなぁw


まあとにかく。

僕と同じクラスタ(初音ミクちゃん好きで音楽好きで色々マニアなおっさん)は買うべし。


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