2011年11月・関西・鉄と音とオタクの旅(3)
2011年 11月 25日 (金) 00:20 | 編集
- 関空特急「ラピート」を満喫 -

さて、折り返しの「サザン」に乗って和歌山港を後にし、再び難波方面へと向かいます。しかし難波までは行かず、一歩手前の新今宮で下車します。ここでいよいよお待ちかね、南海ご自慢の関空特急「ラピート」へ乗り換え。

なぜ難波じゃなく新今宮で乗り変えたかと言うと、時間の都合なんですね。「サザン」が難波に到着したわずか2分後に「ラピート」が出てしまうので正直乗り換え時間が心もとない。

それを一歩手前の新今宮で乗り換えることにすれば5分以上時間が取れて安心、と。


さて、新今宮で「サザン」と別れ待つことしばし。やって来ました「ラピート」!!


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お…おおおなんじゃこりゃカッコイイ!!


この「ラピート」こと50000系車両。登場当初は話題にもなりましたし未だ有名な存在ですから僕も雑誌やネットで姿は何度も見ています。が、実物は迫力が違う。まさに鉄仮面。まさに鉄人28号!!


思えばこの「ラピート」、ずっとずっと乗りたいなぁと思っていた車両の一つでした。以前東京へ赴任する前にも何度か大阪遊びに行くことがあって、その都度乗ろう乗ろうと思っていたもののなかなか都合がつかず…。

ようやく今回乗れることとなったのです。ホント、10年以上越しの恋がかなった気分w


さあ、いよいよ「ラピート」でのショートトリップのスタートです!!


見た目のインパクトが凄い「ラピート」ですが、一歩車内へと足を踏み入れればそこは既存の鉄道車両とは異なるスタイリッシュな快適空間。

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整然とリクライニングシートが並び、そして丸みを帯びた天井がとにかく目を引きます。

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大型のハットラック式荷物棚を備え、天井真ん中を突っ切る一本の大きな照明。なんとも大胆な意匠に驚かされます。


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リクライニングシート表面は獣系の柄の生地なんだけれどこれが全然派手でもいやらしくもない。肘掛などを木目調でまとめてあるせいかむしろ上品で落ち着きすら感じさせます。

シートピッチもリクライニング角度も充分で座り心地も○。JR特急車両の普通車と較べれば、恐らく東の車両よりは上のグレード。西や九州、北海道辺りと較べても遜色ない出来でしょう。


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丸い窓も非常に独特。なんだかもう、鉄道車両の中と言うことを忘れてしまいます。この窓から眺めると、ありきたりの風景も全く違って新鮮に見えてしまうから不思議。

いや実際、新今宮から空港線へ入るまでの風景は先程「サザン」の中から見ていたものと全く同じもののハズなんですが、全然違った景色に映ってましたからねw


こうして斬新にして快適な車内空間に目を奪われ、心を奪われ…あっと言う間に終点の関西空港へと到着。なにしろ難波→関西空港なんてほんの30分ちょいで着いてしまいますからね。

いや、これはもっともっと長く乗っていたいと思わされる車両です。たったこれだけの乗車区間の車両として使うにはホント勿体ない。


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関西空港駅にてしばしの撮影タイム。本当に独特なフォルムだなぁ。しかし一見突飛にも思えるこのデザイン、見ているうちに段々と親しみを感じて来るから不思議。ある意味、蒸気機関車的と言えるのかもしれないね、このデザインは。


さて、折り返しの「ラピート」にそのまま乗車。ですが今度は折角なので奮発してスーパーシート車に乗ってみることにします。

もっとも「奮発」と言っても普通車と比べて数百円高い程度なんですけどねw


車内へと入るとデッキにはこんなサービスカウンターが。

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そして客室へ。

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そこに広がるのは、普通車の斬新なスタイリッシュさにラグジュアリーとエレガンスとを加えた超・快適空間!!

まるでソファーの様な大型リクライニングシートが、横三列の配置でゆったりと並ぶ様はまさに圧巻と言うしかありません。


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見た目だけじゃあない。掛け心地も実にすばらしい。シートピッチも1200ミリと私鉄特急としては破格のサイズ。と言うか並大抵のJR特急グリーン車すらも凌駕しています。

JR東の四列グリーン車なんてもう相手にすらならないレベルですし、これならJR北海道や九州の贅沢グリーン車とも互角に渡り合えるほど。

言うまでもなく、私鉄特急では最高クラス・Sランクの位置付けでしょう。行きに名古屋から乗って来た近鉄アーバンライナーのデラックスシートが霞んでしまいます…。


これほどのハイグレードの車両にほんの数百円の特別料金で乗車できると言うのだから…本当に恐ろしいことです。


帰りの車内では、外国人観光客に記念撮影をお願いされ…車内も空いていたので快く引き受け、また僕も写してもらって…。

こんな小さな国際交流が出来るのも空港特急の良いところ、かもしれません。


こうして念願の「ラピート」初乗車は大満足に終わりました。

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それにしても本当に凄いインパクトのある車両。それも見掛け倒しではない、きちんとした実力を秘めた凄いヤツと言った感じがします。

ラピート、楽しい旅をありがとう!!


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Comment
この記事へのコメント
実はオイラの実家は南海沿線だったりしますw

ラピートはすごいデザインですよねえ。登場したときはビックリしました。
オウジーさんが蒸気機関車的と例えられたのを見て気づきました!
これ,パシナ形蒸気機関車とモロそっくりですよね。
2011/ 12/ 03 (土) 00: 08: 14 | URL | まんた # -[ 編集 ]
>まんたさん
返信遅くなりすみません&コメントありがとうございます!!

ラピートは本当に凄いデザインですよね。
あれを考えたデザイナーも凄いですけど、何より立体化した南海と東急車輛が凄過ぎます…。

パシナ形機関車とかそこまで考えてなかったですが、でもあのデザイン見てたら蒸気機関車に行き付いちゃったんですよね。
なんと言うか、普通の「電車」には無い「息吹」があの車両には感じられます。
2011/ 12/ 04 (日) 22: 34: 05 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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