お別れのクリスマス。
2011年 12月 26日 (月) 14:06 | 編集
昨日のクリスマスの朝、ウチで飼っていたオカメインコが天国へと旅立ちました。

僕が高校生の時にウチに来たから、もうかれこれ20年。だからきっと彼は、天寿を全うしたのだと思います。


振り返れば、この1、2年は体力も弱って、籠から出して遊ばせていた時には鳥のクセにロクに飛べなかったり…なんて姿を見ることも多々でした。だけどそれでもずっと元気で生きていたけれど。

今月の半ば頃から容態が急変。肩で苦しそうな息をする様になって、餌を取る量もめっきり少なくなって、また僕らの呼びかけにも反応することがなくなって…。


だからもう覚悟はしていました。


でもね。


この10日ほどの間にたまに元気な姿を見せることもあって、このまま回復してくれるんじゃ…なんて淡い期待も抱いたけれど、やっぱり…。


せめてもの救いは、彼を一番可愛がっていたウチの母の手の中で息絶えたこと。

昨日の早朝、彼の籠の中に母が手を入れるとそのまま手に乗ってきて、しばらくずっとおとなしく抱かれたまま息絶えたそうです。


僕は昨日、いつになく早朝に目が覚めてました。それはきっと、何か「予感」を感じていたのかもしれません。

そしてベッドの中で、居間から母の嗚咽を聞いて飛び起きました。駆け付けた時にはもう、彼はこの世にはいない存在となってました。でもその亡骸は、いつまでも、いつまでもずっと暖かかった…。


彼が僕らに与えてくれたもの、残してくれたもの。その大きさは計りしれません。思えば彼は本当に「家族」だったんだなぁ、と。

今までの人生で色々な生物を飼育しましたし、鳥も彼だけじゃあなく他にも何羽も飼いました。でも、こんな想いは初めてです。「ペットは家族の一員」。この言葉を本当にハッキリ認識させてくれたのは彼が初めてでした。

20年。一緒に過ごしたその時間の重さと密度は本当に計り知れないと思う。だって僕の人生の半分以上一緒だったのだから。途中で僕が東京転勤になって離れてたとは言え、それでも帰省する度に顔を合わせていたのだから。


「本当に大切なものは失って初めて分かる」その言葉の意味もようやく分かった気がします。


今は凄く哀しいし寂しいし切ない。だけどでも…それ以上に感謝の気持ちが大きいです。いやそうじゃなくては申し訳ない。そうじゃなくてはいけない。

彼が与えてくれた想い出を糧に僕らが一生懸命生きること。それが勤めなのかな、と。


彼を一番愛した母の手元で息絶えたのも、父・母・僕と家族三人一緒にいる時に息絶えたのも、全て彼が自分の「死に時」「死に場所」を考えて頑張って耐えたんだろうと思います。

あんな小さな身体で最後の一瞬まで精一杯に頑張ってたのだから。それを思えば身体の大きな人間がほんのささいな悩みで死にたいだとか、そんなこと軽々しく言っちゃいけない。絶対にいけないんだよ。


とにかく今はありがとう。そしてさようなら…また、来世で会おうな!!


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