2012年5月・神戸・一泊二日のぶらり旅(3)
2012年 05月 14日 (月) 23:57 | 編集
- 神戸鉄旅を満喫・しかし思う様にはいかないもの -

さて、スプラッシュ神戸での神戸散策を終え、ひとまず駅へと向かいます。

元町の駅からJRに乗ってそして兵庫駅へ。ここでとある路線へと乗り換えます。その路線は…そう、和田岬線。兵庫から和田岬へのわずか一駅区間だけのいわゆる盲腸線です。

こういう路線ってなんとなく魅かれて…つい乗ってみたくなってしまうんですよねぇ。


さて、兵庫駅に着いて和田岬線のホームへと向かうと…ちょうど電車が着いたのかたくさんの人が改札を出てこっちへ向かってきます。時間は18時前。夕方の通勤ラッシュまっただ中ですね。

ちなみに兵庫駅構内の和田岬線ホームの手前に改札があるんですよ。実を言うと終点の和田岬駅には改札設備が無く、代わりにこの兵庫駅で改札業務全てを行っているんですね。

和田岬駅から乗る場合は兵庫駅に着いてから、改札手前で切符を買う形となります。


さて、和田岬線の車両は103系。

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スカイブルーの塗装がなんとも鮮やかな103系。思えばこの車両も今となってはなかなかに貴重な車両です。まあまだJR西日本の管轄地区では走ってる姿が見られますが、他地域ではほぼ絶滅してますし。

でもこれが10年ほど前なら、もっと貴重で面白い車両がこの路線走ってたんですよね。その頃はこの和田岬線がまだ非電化で、通勤気動車のキハ35が走ってたんですよ。

キハ35と言うだけで今となってはかなりの希少価値ですが、この和田岬線のキハ35が凄いのはまずドアが片側しか無いと言うこと。和田岬線は駅がたった二つ、しかもホームのあるサイドが同じと言うことで逆サイドのドアを埋め込んで使えなくしちゃったんですよね。

更にこのキハ35、二両編成で運用してたんですが一両のエンジンを取っぱらっちゃってキハならぬキクハにしちゃうと言う荒技。

JR西日本って近年でも既存車両の魔改造を色々やってのけてますけど、思えばこの頃から既にその芽が出ていたんでしょうね…w


さて、103系の車内はこんな感じ。

201205_kobe20

いかにも「正しい日本の通勤電車」と言った趣きです。

ところでこの車内、ガラ空きなのが見て分かると思います。ラッシュ時なのに何故…と思われるかもしれませんが、この和田岬線って和田岬周辺の会社・工場に勤める人達の通勤輸送が主な役割なんですよね。

したがって朝は兵庫→和田岬、夕方は和田岬→兵庫の列車は混雑するけれど、逆方面の列車なんて利用客はほとんどいないと言うワケです。

ちなみに昼間帯は列車走ってすらいません。


さて、和田岬線の列車は数少ない乗客を乗せて、兵庫駅をゆっくりと出発して行きます。駅を出るとずっと工業地帯の様なところを走って行きます。

そして5分ほどで…終点の和田岬駅に到着です。

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終点を表わす列車止めもきちんとあります。

兵庫からたった一駅、わずか5分。三宮の街からでもほんの30分程で来れる場所なのですが、でもこうして列車止めがある終着駅と言うただそれだけで、なんだかとても遠くへ来た様な気になります。

駅前には大きな工場がありますね。あとはコンビニ。それに工場帰りの方々がもしかしたら通うのかもしれない飲み屋さんの様なお店が少し。

あとは普通に住宅街と言った趣き。工場に通う人達の乗る盲腸線…と言うことで、例えば関東の鶴見線の海芝方面みたいのを連想してましたが、あそこまで異空間では無いですねw


さて、和田岬線のショートトリップもこれで終了。

次に何をしようか…本来ならホテルへ戻ってビストロバーでディナーと行きたかったのですが、その予定が無くなってしまったのでもう開き直って遊ぶことにします。

神戸と言えば…そう、夜景ですよ夜景。六甲の夜景を観ないと。考えてみれば今回の旅はリア充ぽいことをしようと言うのがコンセプトでした。夜景を眺めるなんて凄く凄くリア充ぽいじゃありませんか。

更にどうせなら変わったルートで…と言うことで、本来の六甲へ登る表ルートではなく、裏ルートつまり有馬温泉方面から向かってみることにします。

このルートで行くとなると神戸電鉄にも乗れて、鉄欲が満たせるので正に一石二鳥。


さて、まずは地下鉄で三宮へ。そして三宮から新神戸へ向かい、更にここから北神急行線にそのまま直行して谷上まで。ここで神戸電鉄の車両へと乗り換えます。

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今回乗った神戸電鉄の3000系。神戸電鉄はそんなに大きな路線じゃないのですが、でも車両のバリエーションが結構豊富で鉄的には地味に楽しい路線だと思いますよ?

あと、乗ってて感じたのがなかなかの山岳路線なんですよね。勾配が多く、有馬方面へ向けては山をずんずん登って行く感じで走って行きます。

有馬温泉に到着したのは19時過ぎ。有馬温泉って言うと神戸の山奥の方で遠いイメージがあったりもしますが…地下鉄・北神急行・神戸電鉄と乗り継げば、三宮から30分ちょい位で着いちゃうんですよね。


さて、ここからロープウェイで六甲山へと向かいます。と言うワケで駅前でタクシーを捕まえてロープウェイ乗り場へ…さあ、六甲の夜景、どんな光景が広がってるのでしょうか。楽しみです♪


と、タクシーに乗って10分ほどでロープウェイ乗り場に到着。が。なんと…。



ロープウェイ本日終了!!



そう、そうなんです。もうこの時間は六甲へ向かうロープウェイ終わっちゃってたんですよね…と言うワケでもう仕方ないのでそのままタクシーで有馬温泉の駅へと引き返してもらいます。

ああ…一体俺、ここまで何しに来たんだろう…orz


ところで有馬温泉の駅に戻ってきて気付いたんですが、駅前に一軒のローソンがあったんですよね。ちょうどこの日からローソンでけいおん!のフェアが始まってたんですが、まあ旅に出ちゃったしいいや…とスルーしてたんですよね。

でもここで駅前にローソン。もうこうなったら行くしかない!!


k-on_mugi


はい。大好きなムギちゃんのクリアファイルゲットしましたw

結果的に僕は、わざわざ神戸電鉄乗って有馬温泉まで、けいおん!のクリアファイルを手に入れる為だけに来たと言うことになります…ww


ここからそのまんま、来た道と同じルートを辿って三宮へと戻ります…もう疲れた。もうさっさと酒飲んで楽になりたい。この時の僕の頭にはもうそれしかありませんでした。


やっとの思いでホテルへと戻り、この時点で時間は20時過ぎ。本日の夕食をどうしようかと考えますが、本来ならホテルでディナーを食べる予定だったこともあり、お酒はとにかくワインしか飲みたくない気分。

で、ホテルのすぐそばに雰囲気良さそうなイタリアンバーみたいのがあったのでそこへ行ってみることにします。

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「64」と言う名前のビストロバー。いかにも洒落た雰囲気で、中に入ってみるとお客は若い女性客中心。あとはカップルがちらほら。男一人の客なんて僕以外いませんがそんなの気にしたら負けですw

ワインの種類はなかなかに豊富。ボトルを頼んじゃっても良かったのですが、飲み切れなかったら困るのと、一本頼んで万が一外したら怖いなと言うことでグラスをチョイス。

グラスワインも白2種・赤2種あって値段が600円前後なので安心。

1杯目はオーストラリアのセミヨン、2杯目はフランスのコロンバール・ユニブラン、3杯目はオーストラリアのシラーズに4杯目はスペインのメルローカベルネブレンドと言う感じで。

どれも美味しかった…特に1杯目のセミヨン。セミヨンってこんなにふくよかな味だったっけと思うほどに果実の凝縮味たっぷり。杏子と蜂蜜のニュアンス濃厚で甘酸っぱくて…。

あと4杯目の赤。スペインの赤と言うことでガルナッチャかテンプラ辺りと思って頼んでみたらまさかのカベルネメルロー。これがまた、匂いはチーズみたいな独特の香りがあるんだけれど口に含むとまろやかで甘やかで…美味でした。

料理は貝料理やチーズ盛り合わせ、それにトリュフのオムレツなどを。

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どれも美味しくって、ワインとの相性もバッチリで…。

ワイン4杯飲んで料理をあれこれ頂いて、それで料金は5000円ちょい。なかなかに値段の方もリーズナブルで、良いお店に出会えたので結果的には良かったなぁ、と。

一人でもくつろげる雰囲気で良いお店でした。考えてみれば、予定通りにホテルのディナーにありつけていたらこのお店来ることも無かったワケで…そう考えると何事も巡り合わせと言いますか。


美味しい料理と美味しいお酒を楽しんで、神戸の夜は更けて行きます…。


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