一風変わったベルギーのビール「白濁」。
2012年 07月 08日 (日) 22:57 | 編集
昨日、ちょっと変わったビールを飲みましたよ。


beer_20120707_01


それがこちら。その名も「白濁」と言うベルギーのビール。日本語の名前が付いているけれどきちんとベルギーで造られたビールですね。

ちなみにこれ「はくだく」ではなく「しろにごり」と読みます。

いや、「はくだく」て読んじゃうとなんだかアレですよね。はくだくしてドロリとした液体…とかそういう感じのアレ。とか考えちゃう僕の脳がアレなだけですねww


で、このビールなんですがちょっと変わってるのがこれ、実は缶が逆さの状態になっているんですよね。逆さに置くとラベルがきちんと読める様になると言う缶。つまり、逆さに置いて保管するのが正しいと言うワケなんです。

と言うのも缶の底に沈殿しがちな濁り分(旨み)を均一にする為なんだとか。


ところでこのビール、実を言うと飲むのは昨日が初めてではなかったんですね。ちょっと前に立て続けに出張があった時に、東京のホテル近くのナチュラルローソンで見つけて「何だろう?」と気になって買って飲んだんですよね。

それが凄く美味しくて…なのでそれからもずっと飲みたいなと思ってたのですがなかなか売ってる店が見当たらず…。
(僕が今住んでる愛知の田舎にはナチュラルローソンなんてあるワケもなく)


それが最近ちょくちょくワインを買ってる金山駅構内のKALDI。あそこに売られていたんですよね。なのでこれはもう買っておくしかない!!と。


さて、この「白濁」。グラスに注ぐとこんな感じ。

beer_20120707_02

一応白ビールと言う種類になるのですが、確かに通常のビール-いわゆるピルスナーと言う種類のものよりは白っぽい色をしています。

ちなみにグラスは昔、山梨のシャトーメルシャンに行った時に貰ったテイスティンググラス。本来はワイン飲む為のものだけれど、でもビールでもこういうビールならばジョッキやビールグラスよりもむしろワイングラスでしょう、とw


この「白濁」、ベルギーのビールなのですがベルギーのビールによくあるスパイスを混ぜたものではなく、小麦の特徴を前面に押し出した造りとなっています。

その為かドイツの白ビール・ヴァイツェンによく似た雰囲気があります。

まずなんと言っても特徴的なのはその香り。ヴァイツェンによくあるクローヴやバナナの様なアロマがたっぷりと感じられます。

それに加えてオレンジを思わせる、柑橘系の甘酸っぱいニュアンスが実に豊富。これは僕が今まで飲んだことあるヴァイツェンではあまり感じたことのない香りですね。

とにかくその華やかで豊かな芳香は一般的なビールのそれとは全く異なります。


口に含むと味わいはとっても軽やか。ビールと言えばその味わいには爽快な苦みを思い浮かべる人が多いと思いますが、このビールの味はそれとはちょっと異なります。

苦みはほのかでわずかに酸味があって…そして含み香がまた良いんですよね。注いだ時にグラスから漂ったオレンジ系統の香り。それが鼻の奥へと抜けて行きます。

とにかく芳醇で華やかなその味わいと香りはビールと言うよりも、白ワインに近いものを感じさせますね。それもゲヴュルツトラミネールの様な香りの強い品種の。


あまりビールぽくないビールなので、初めて飲む人はとまどうかもしれませんが…でもワインが好きな人ならばきっと気に入るのでは?と思います。

いやむしろビールが苦手だけれど白ワインなら好き…と言う人にオススメかもしれません。

個人的にはこういう変わり種のビールがもっともっと売られればいいのになと思うんですけどね。どうも日本のビール市場ってピルスナー一辺倒過ぎて面白みが無いと思うのですよ。

ピルスナーもそりゃ勿論美味いですが、でもビールはそれだけじゃあない。ビールの美味しさって爽快な苦みだけじゃあないんです。

この「白濁」みたいにフルーティな味わいのビールだとか、香ばしくてまったりと濃いビールだとか、そんなのも色々あるのだから…もっともっと色々な種類のものが出回って色々飲み較べ出来る様になればいいのになぁ、と。


そんな風に思わずにはいられないのでした。


「白濁」飲んだ後は日本酒を。

sake20120707

「玉乃光」の純米吟醸。

これまたなかなか美味しい日本酒でした。味わいの太い、骨格のしっかりとしたいかにも純米酒って感じのお酒なんだけれど、でもそれでいて香りが豊かで。

杯に注いだ時点ではさほど感じないのだけれど、口に含むとまるでよく熟れたマスクメロンの様に華やかで気品のある香りがふわっと漂うんですね。

その香りの高さとどっしりとした味わいと。そのバランスが実に絶妙。


お酒ってやっぱり、種類問わず香り高いものが美味しいなぁ…と。ビールにしろ日本酒にしろ、そして勿論ワイン…。

もっともっと色々なお酒の香りを楽しんでいきたいなぁ、と思います。


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