明知鉄道と大正村と。
2012年 07月 17日 (火) 23:48 | 編集
と言うワケで昨日、前々から行こう乗ろうと思ってた明知鉄道にようやく乗って来ましたよ。ウチの地元からだとかなり遠くておまけにかなり気温が上がって暑くて…大変でしたw

でも、楽しかったなぁ。


さて、明知鉄道の起点はJR中央本線の恵那駅。まずは名古屋から恵那へと向かいます。

普通に快速列車で向っても良いのですが、それでは面白くない。せっかくならちょっと変わった列車に乗ってみよう…と言うことでセントラルライナーをチョイス。

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これはセントラルライナー。通常の快速列車よりも停車駅が少なく、より短い時間で目的地へ到着出来るのが特徴。

また、快速列車と違って座席指定券(310円)が必要なのですが、使用車両がこのセントラルライナー専用の313系8000番台で車内もちょっと豪華仕様となっています。


これがセントラルライナーの車内。

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車内はオール転換クロスシート。(車端部はセミコンパートメント風固定クロス)

と言うと単なる313系とあまり変わらない様な気もしますが、実は結構色々と違います。まず車内に釣り広告だとかが一切無く、落ちついた雰囲気になっていますね。

また乗降口付近には遮風板が設置されています。

それと窓には横引きカーテン。これがさりげない豪華さを演出。

そう言えば近年では特急車両でもカーテンは横引きしきじゃなく巻き上げ式を採用しているケースが増えていますが、JR東海は一貫して優等車両には横引きカーテンを使ってますね。

ここは東海にしては珍しく(?)高評価して良い部分かと。


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座席自体も普通の313系と較べるとかなり大型のもの。座ってみると分かるのですが背もたれがノーマルの313系とは段違いに高いです。シートピッチも広め。特急車両並みにあります。

まあ、そりゃ310円余分に徴収するワケですから、色々と差はつけないとですよねぇw


ところで僕は実を言うと313系と言う車両があまり好きじゃなかったりもしますが、でもこのセントラルライナー用の8000番台は別。これはカッコいいなぁと思います。

JR東海の車両の中でもこの塗装ってこの車両だけの独自カラーなんですよね。考えてみれば特急車両も近郊型車両も皆ホワイトフェイスにステンレス車体、オレンジの帯と言うカラーですから…。


さて、セントラルライナーに揺られて約50分ほどで恵那に到着。ここでいよいよ本日のメイン、明知鉄道に乗車となります。

が、ここで問題発生。


明知鉄道の駅へと行ってみると大量の人・人・人…。見ると観光バスが止まってます。


ああっ団体客に出くわしたッ!!


そう、考えてみればこの日は祝日。ならばこういう事態だってあるワケです…。

そんなワケで僕の乗った明知鉄道の列車はかなりの乗車率。まあ、なんとか席にありつけたので良かったのですがこうなるともう旅情の何もあったもんじゃありません。

大体、団体の皆さんちょっと騒がしいのよ…あのね、これが貸切の車両ならば幾ら騒ごうが何しようが構いませんよ? でもこれ通常ダイヤの通常の列車だから、もう少し慎もうよ…。


でも団体さん達は数駅先で降りて行ったのでホッ…さあ、ここからが旅の本番です!!


これが明知鉄道の車両。(明智駅に着いてから撮影)

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アケチ10型と言う車両です。車内は固定セミクロスシート。

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こういう地方のローカル非電化路線で最近よく見かけるタイプの気動車と言えばそうなんですが車内がクロスシートと言うのはいいですね。


ちなみにこの日は団体客利用があった為か三両編成で運転されていました。一両目と三両目はこの車両だったのですが真ん中だけはアケチ6型と言う別の車両が繋がれてます。

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一昔前のレールバスと言った趣きですね。こちらの車両は車内はロングシート。

ちなみに最初、恵那駅から乗車した時はこの車両に乗りました。別に狙って乗ったワケではなく団体客に巻き込まれる形でこの車両に…w

まあ、団体が去ってから一両目のクロスシートへと移りましたが。


明知鉄道の車窓はこんな感じ。

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たまに山間へ入ることもありますが、基本こんな雰囲気ののどかな田園の中を走って行きます。何と言いますか、正しいニッポンのローカル路線。そんな風情が漂いまくっています。

軽快なディーゼルエンジンの音に耳を傾け、のどかな車窓を眺めながらののんびり旅。ああ、やっぱりローカル線と気動車の組み合わせっていいですね。


恵那を出て50分程。終点の明智に到着です。

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明智と言えば大正村と呼ばれるテーマパークがあることで有名。

と言っても、テーマパークと言っても例えば愛知の明治村だとかとは全く異なります。町全体が大正時代の匂いを漂わせる懐かしい雰囲気になっていて、その中に幾つか資料館や博物館などが点在しています。

そのうち四つの施設は入館料が必要なのですが、でもその入館料が四館共通入場券で500円と非常に安かったりします。

それ以外の施設は基本無料ですし、基本は「町並み」なので大正村自体の入村料だとかそう言ったものは一切ありません。つまり非常にリーズナブルに遊べる場所だとも言えますw


街並みの中でも最も大正の匂いがするのがこの辺り。

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その名も大正路地。石畳と黒壁の建物が立ち並んでいます。


こちらは今では珍しい渡り廊下。

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道を挟んで建っている家と家とを道路の上にある廊下が繋いでいると言う不思議なもの。


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村の奥の方へ行くとこんな古い民家もあります。


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こちらは有料施設のうちの一つ、大正ロマン館。村の一番奥の方にあるのですが、高台にあって駅の方からもその姿がよく見えます。


と、四館共通の入場券を買って、その四館を中心に街並みなんかを眺めつつのんびり散策。なんとも時間の流れがゆったりとしていて心地の良い一時でした。

この日は祝日で人混みだったらどうしよう…なんて思いつつ出かけたのですが全くそんなことは無かったですね。


いわゆる「観光地っぽさ」があまり無く、良い意味で寂れている。そんな風情の良さが非常に魅力的な大正村の旅でした。


Comment
この記事へのコメント
明知鉄道、一度だけ乗ったことがあります。
やはり恵那から乗り、登山に行くため岩村駅で降りました。
あそこは駅周辺の街並みが非常にノスタルジックな雰囲気で、
良かった記憶があります。

鉄道も大正村もかなり良いムードですね。
いつか再訪したいです。
2012/ 07/ 18 (水) 00: 14: 30 | URL | himoto # JEJJFKlk[ 編集 ]
>himotoさん
岩村駅と言うと、確か酒造所が近くにあった様な気がします。
今回僕は終点の明智でしか降りなかったのですが、途中下車してあれこれ観てみるのも面白そうだなと思いました。

大正村、かなりいい感じですよ。
ブログにも書きましたがホントいい意味で寂れてます。あまり観光地し過ぎてない感じで落ちつけますよ。
2012/ 07/ 18 (水) 01: 01: 40 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
私も明智鉄道は一度だけ乗った事があります。
小学生の頃に妹と一緒に叔父さんに連れて行って貰いました。
でも大正村の風景は全然覚えていません。
明智鉄道のレールバスは何となく覚えています。

313系セントラルライナーは今年の春に乗りました。
青春18きっぷで東海道線に乗って名古屋まで行って、
次の日に中央線経由で帰りました。
2012/ 07/ 18 (水) 18: 01: 25 | URL | メボチャン # wCTfycm6[ 編集 ]
>メボチャンさん
大正村、なかなか良かったですよ。良い意味で寂れた感じがして。
街中あちこち見ながら散策して大体3時間程で回れるので、東海圏からの日帰り旅にはちょうど良い感じでした。

セントラルライナーはなかなか快適でした。
個人的には座席横に小テーブルでもあれば完璧だったな…なんて思いますが、それは贅沢ってものですよね。
2012/ 07/ 19 (木) 00: 24: 37 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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