「ゆりゆり」。
2012年 07月 31日 (火) 07:28 | 編集
と言うワケで、今月下旬にあれこれ買ったコミックスの中から一迅社のコミックス、なもり先生の「ゆりゆり」レビューと言うか感想っぽいものを。


yuriyuri_s


普段毎月それなりにはコミックスとか買ってる僕ですが、基本、特典目当ての複数買いだとかネタになる様なことした場合以外はここで感想とか書いてません。

このテの記事って結構書くの大変なのと、あとあまりこのテの記事を増やすとウチのブログが何のブログなのかが分からなくなるので…。
一応ウチは鉄道旅とかそっちメインなんです…たぶん。

でも今回は書きます。なぜなら、それだけ素晴らしかったから。


ちなみにとらのあなで買ったところ、こんなコースターが付いてきました。

yuriyuri_omake_s

このコミックスの出た前後は毎日なもりと銘打って「ゆるゆり」の8巻9巻とそれぞれの限定版、それにこの「ゆりゆり」と連続で刊行された週だったんですが、関連商品を買うとこのコースターが貰えると言うフェアが幾つかのお店でやっていた模様。

コースターは「ゆるゆり」の大室家三姉妹。個人的には綾乃ちゃんが欲しかったなぁ…と言う気もしますがまあ、いいかw


さて、なもり先生と言えば「ゆるゆり」が有名なんですが、この「ゆりゆり」は以前に同人誌で出ていた五つの短編を一冊のコミックスにまとめたもの(+そのアフター)。

「ゆるゆり」は百合漫画と言うよりはゆるい日常漫画と言う感じですが、こっちはタイトルからしてそれなりに百合なんだろう…と思って買ってみたのですが「それなりに」どころじゃありませんでした。



完全に百合でした。



日常漫画に百合っぽい描写があるとかそんなんもんじゃあないです。女の子と女の子のガチな恋愛モノ。普通にキスとかしちゃってますから。キマシタワー!!


収録されている五つのエピソードは同級生の親友・先輩と後輩・クラス委員長と不良娘など色々。どれもが恋愛モノとしてはよくありそうな組み合わせ・シチュエーションと言えばそう。

実際、「百合」と言いましたけどこれ、本当にピュアな恋愛モノの王道だなぁと思うんですよね。女の子×女の子と言うことでそういう免疫の無い人は一瞬たじろぐかもしれないですが、でも話自体は凄くピュアで可愛らしい。

なんだろう、恋愛のドキドキとか切なさとか胸がきゅんと苦しくなる様な、それでいて甘酸っぱいあの青くて懐かしい感覚。それがいっぱいに詰まってるんですよね。


五つのエピソードどれもが捨てがたいですが、個人的には四つ目の話が凄く気に入りました。学校で人気者の「王子様」的存在な河口センパイとあさみちゃんのお話。


告白されて付き合い始めたものの、なぜ自分があさみちゃんと付き合っているのかが分からない河口センパイ。どこか彼女に気になる部分を感じてはいるもののそれが何か分からないまま一度は別れてしまう。

だけど、ある出来事をキッカケに気付くんです。あさみちゃんは他の皆と違って「完璧な王子様」の自分を見ているんじゃない。本当の、素のままの自分自身を見てくれていたんだと。

気付いた河口センパイは今度は自分から、あさみちゃんに告白します。その言葉は以前にあさみちゃんがセンパイにした告白と同じ言葉。あまりにありがちでカッコ悪い言葉なんだけれど、だけどそれが愛しくて-

最後のセンパイからの告白シーンやその前の二人の話のやり取りだとか、読んでて不覚にもウルっと来てしまいそうになりました。まさか百合漫画読んでて涙腺に来るとは思いもしませんでした。


なんだろうなぁ。人間って誰しもやっぱり本当の自分を見てもらいたいって気持ちが心の奥底にあるもんなんじゃないかな。この話のセンパイみたく、無意識のうちにカッコいい自分を作ってしまっている人ならきっとなおさら。

自分自身も昔、レッテル貼りされて見られていた経験とかあったりするだけに、この話はなんだか凄く共感して納得出来るものがありました。

センパイにとってはあさみちゃんって本当に絶対必要な存在で、きっと彼女といると心の底からホッとくつろぐことが出来る。そんな相手なんじゃないかなと思います。


まあ自分が凄く気に入ったのはこの四つ目のエピソードなワケですが、でもホントどの話も甲乙つけがたいです。切なく胸にきゅっと来るものはあっても、基本どの話もハッピーエンドで終わってるのがイイですね。

多分人によって、どの話が心の琴線に触れるかはそれぞれだと思いますので、皆さんそれぞれの好みの話を見つけてみてはいかがでしょうか。


上にも書きましたが「百合」であっても本質はピュアな恋愛モノなので割とすんなり読みやすい作品なんじゃないかと思います。僕的にはとにかく、今月イチ推しのオススメコミックスです。


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