2012年10月・九州・焼き物と魚と鉄道の旅(2)
2012年 10月 29日 (月) 21:56 | 編集
- 二日目(前編)・呼子の朝市と七ツ釜 -

九州旅行二日目の10月19日(金)。今日も天気は快晴。この日はまず、佐賀県内をあちこち回ってみることにします。

泊まったホテルに軽い朝ご飯は付いているのですが、でもあえて取らずにそのまま出発。呼子の朝市へと向かってみます。

せっかく海に近いこんなところまで来たのですから…ホテルで朝ご飯食べずとも、呼子の朝市で何か美味しいものが食べられるかもしれません。


唐津から車を走らせて30分ほど。呼子の朝市に到着。

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朝市と言うからもっとこう、活気があってにぎわっているかと思いきや案外そうでもない?

規模も小さいですね。500メートル程の通り一本だけ。普通の商店だとかが並ぶ中で、お魚屋さんがあったり新鮮な魚介なんかを発泡スチロールに入れて売ってるおばちゃんがいたり…。

想像していたのとは違っていて若干拍子抜け…wまあ、この日は平日と言うのもありますし、土日になればもっとお店もお客もたくさんいるのかもしれませんが。


通りをぶらぶら歩いていたらおばちゃんに声かけられてついつい購入。

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殻に入ったままの生ウニ。こういうのはやっぱり海辺ならでは。食べると身がトロリとして、そして鮮烈にして濃厚な風味。それと潮のかほり。

いやこの風味、いいですねこれ。正直、昨夜少々飲み過ぎてまだお酒がちょっと残っている様な感じだったのが、この生ウニですっかり目も胃も覚めたって感じですw



さて、ぶらぶらと歩いてここらで朝食。

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入ったのはこちら、「よしや食堂」。と言うか見たところ、朝市の通りに食べ物屋さんらしいところってここしかないんですよね…w

入ってみると、昔ながらの古くて小さな定食屋さんって感じ。メニューを見るとトンカツ定食だとかそんないかにも定食屋っぽいメニューが並ぶ中に「アラカブの味噌汁定食」の文字。

そうそう、これが食べたくてこのお店に入ったんですよね。


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こちらがアラカブの味噌汁定食。一人前980円。

ご飯に冷奴におから、アジのみりん干し、そしてメインと言うべきアラカブのお味噌汁。おばちゃんが一人で作ってて、それにアラカブは一匹一匹煮るものだから出来上がるまでに結構な時間がかかります。

でも、美味かった。九州独特の白味噌が、最初はちょっと甘くも感じるのですが(なにしろ赤味噌文化圏の人間ですし)、でもこの甘さが慣れてくると心地良いですね。

また、淡泊なアラカブの身には赤味噌よりもむしろ白味噌の甘い感じが良く合う気がします。

この、アラカブ味噌汁の定食食べたおかげで完全に胃も気分もスッキリ。さあ、これで今日一日楽しくあちこち観て回れそうですw


呼子の市で朝ご飯を食べ、そのまま朝市の横の船乗り場へ。ここで、七ツ釜を観に行く遊覧船に乗ろうと思ったのですね。でも残念…この日はあいにくの欠航。

あとで分かったのですが、七ツ釜を観に行く遊覧船はかなりの確率で欠航になることがあるみたいです。外海へ出るから、ちょっとでも風や波があると出られないのでしょうね。


まあ残念がっていても仕方がありません。次へ向かいます。次に向かったのは、呼子の朝市から車でほんの15分ほど、波戸岬にある「玄海海中展望塔」。

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岬の先端に見える白い塔。これ、海中までずっと伸びてるんですね。塔の中に入って階段をずっと下りて行くと海中の様子が見えると言う仕組み。千葉県の勝浦や和歌山の串本など、日本各地に何ヶ所かこういう施設ありますよね。

ちなみに日本海側にある海中展望塔はここだけなんだとか。


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内部から窓を覗くとそこはまさに海の中。たくさんの魚がのんびりと泳いでいます。この日はフグが凄く多かった様な…クサフグでしょうかね。

塔の上では餌も売られてて、上から落とせば下で魚たちが餌を取る様子が見られる様になっているのですが、この日は風が強くて餌がきちんと思ったところに落とせない感じだったので断念。

いやでもしかし、海の中と言うのは普段では見られないものですし、こうやって見てみると新鮮でなかなか楽しいです。それにしても魚影が濃い。こんなにたくさん魚がいるのだなぁ…改めて玄海の海の豊かさを知らされます。

(ああ、昨日食べた美味しいイカや魚もこの辺りで取れるんだろうなぁ…w)


さて、海中展望塔を後にし、七ツ釜へと向かってみます。本当は遊覧船で海上から眺める予定だった七ツ釜。海の上からが無理ならせめて地上から見てみようと言うワケです。

車に乗って20分ほど。七ツ釜に到着。

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七ツ釜はこんな断崖絶壁が続く場所。基本的には手すりがありますが、中には一部、手すりが無くなっているところもあって、そんなところから下を眺めるとちょっと怖かったりw

まあ、東尋坊程の絶壁じゃないのでまだ平気と言えば平気ですが…。


この日、偶然にもボランティアで案内をして下さる方がいらっしゃったのでその方の後をついて七ツ釜のずっと先端の方へと歩いて行きます。

一番先の方まで行くと見えるこの光景。

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これこれ、これこそが「七ツ釜」の由来。崖の下の方に穴があいているのが見えますか?

七つのかまどを並べたかのように、崖に洞窟が出来ているんですよね。この場所からだと七つ全部は見えないのですが、五つの洞窟を確認することが出来ます。

遊覧船だと、洞窟の中に入って観ることも出来るのだとか…ああ、遊覧船乗りたかったなぁ!!


でもなかなかに珍しい風景が見られたので満足満足。駐車場からここまで結構な距離を歩きましたけれど、でもそれに見合うだけの風景がそこには広がっていたのでした。


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