2012年10月・九州・焼き物と魚と鉄道の旅(6)
2012年 11月 02日 (金) 17:50 | 編集
- 三日目(後編)・平戸口の風景と佐世保の美味と -

たびら平戸口の駅構内を改めて見渡してみます。

201210kyusyu56s

ホームは二つ。それに線路が三本ですね。なかなかに年季の入った、昔ながらの鉄道駅と言った風情が漂っています。


と、ホームに一両何やら止まっているのが見えます。

201210kyusyu54s

近づいてみるとこちら。MR-500形。いわゆるレトロ風の気動車で、団体列車などにも使用されているみたいです。この日もしばらくして「団体」の表示掲げながらホームから走って行ったので何か運用があったのかもしれません。


駅の外へと出てみます。

201210kyusyu51_s

よくある田舎町の駅と言った風情。

そして駅舎を出てすぐのところにも…。

201210kyusyu52s

日本最西端の駅碑と看板が建っています。よほど「日本最西端の駅」を売りにしたいのでしょうかw


さて、戻りの列車までしばらく時間があるので少し町を歩いてみることにします。本来ならこのまま平戸へ観光…と行きたいところですが、今日はこのあと再び佐世保へ戻るのでそこまでの時間は取れそうにありません。

ぶらぶらと、平戸の大橋の方へ向けて歩き出します。この辺り、何気に車の交通量が結構あって歩いて行く場合は充分に気を付けた方が良いかもしれません。


駅を出て10分少々歩いたところで、漁港へ降りられる場所を見つけたので行ってみます。

201210kyusyu57s

降りると、小さな漁港町の風景。ああ…こういう風景て僕凄く好きなんですよね。

東京に住んでる間に何度も訪れた、銚子電鉄の終着「外川」の漁港なんかもそうだけど、ひなびた小さな漁港の風景を見るとなんだか心がホッと休まります。

それは多分…幼い頃に両親に連れられて魚市場なんかに行った時の記憶が僕の中に残っていて、その時に観た風景と似ているから。つまりこれは僕にとっての原風景の一つなんだと思います。


この漁港のある辺り、釣り場所として有名なのか、たくさんの人が釣り糸を垂れています。また、海の中を覗いてみると透明度が高く、底の方にウニがごろごろしているのが見えました。

と、ここでぼんやりしていると地元の警察官の方が話しかけて来ました。と言っても勿論職質されたとかそういうのじゃあありませんww

旅人と思って話しかけて来たのか、色々と地元の面白い話を聞かせて下さいました。松浦線の転換のくだりだったり、また地元の祭りに関するあれこれなど…。


警察官の方が立ち去ってからは一人防波堤に寝転んで空を見上げてみたり。ああ…こういうのんびりした時間っていいですよね。

旅行と言うとどうしてもあれこれと名所や観光地をあくせく観て回ってとなってしまいますが、そうじゃなしにこういう何でも無いところで何もせずにゆったり過ごす時間。これもまたとても心地の良いものです。


漁港と反対側を見るとそこは平戸大橋。

201210kyusyu58s

日を浴びてキラキラ輝く海と、そこにかかる橋のシルエット。そりゃもう美しかったです。僕のつたない写真ではその風景の素晴らしさは全く伝えきれないのが残念。


さて、平戸口でのんびりとした時間を過ごし、再び佐世保へと戻ります。

佐世保に戻ってから、まず初めにやりたいことがありました。と言うのも今日は20日。昨日発売だったまんがタイムきららMAXが恐らく一日遅れでこちらでも店頭に並ぶでしょうから、それを手に入れなければ!!

そう思って佐世保の街中で数件本屋さんを回ってみるも…なんと…売ってない!!


どうやら一日遅れじゃなく、二日遅れらしいです…更に言うと今回、間に土日を挟んじゃうので入荷されるのは三日遅れの22日になるとか…。

もう失意のどん底のままホテルにチェックインw

201210kyusyu41s

本日泊まるのは佐世保の駅前にある「佐世保グリーンホテル」。

ちなみに今回僕が取ったのは窓の無い部屋でした。と言うか実を言うとこの日、佐世保のホテルのうち部屋が空いてたのはこのホテルのこの窓の無い部屋だけだったんですよね。

どうやら「よさこい」の祭りがこの週末にあって、その関係でどのホテルも一杯の模様。

まあ別にホテルなんて結局寝るだけですし、窓なんてあっても無くても一緒なので構いません。むしろそのおかげで宿泊代ちょっと安くなってますしw


さて、部屋で少し休んで夕食へと向かいます。ちょうどこのグリーンホテルの1Fに料理屋さんが入っていたので今日はそちらへ行ってみることとします。

201210kyusyu59s

博多屋さんと言う和食のお店。

入ってみるとコの字形にカウンターが並び、その中に大きないけす。女性の店員さんは皆和服を着てたりして「あれ…ちょっとお高い?」てなりますがメニューを見るとそうでも無く安心w


まずは活け造りを注文。オコゼを頼もうとしたのですがちょうど一人分の手ごろなサイズが無く、代わりにとオススメされたアラカブを注文。アラカブは昨日、呼子の市で味噌汁で食べた魚ですね。

201210kyusyu60s

これがもう、身がコリッコリに締まっていて絶品!!

それだけで食べても勿論美味しいのだけれど、アサツキをくるくるっと巻いて、それをポン酢に浸して食べると…ああ、もう何とも言えません…。

フグなんかもそうですが、こういう薄造りの白身にはワサビ醤油よりもポン酢がいいですね。


美味しい魚にはやはり日本酒。

なのですがこのお店、日本酒はちょっと残念だったかも。地酒が何種類かあったので試しに一杯貰ってみたら…うーん、ちょっと個人的に苦手な味。いわゆる日本酒臭い感じで。

でも、地酒やめて代わりに小瓶の冷酒を貰ってみたら、むしろそちらの方がすっきりしてて美味しかったのであとはずっとそれ飲んでましたw

後になって思えば、せっかくの九州なのですから日本酒にこだわらず、焼酎貰っても良かったのかもしれません。


刺身をもう一つ。サザエのお造り。

201210kyusyu61s

これまた身がコリッコリのプリップリで絶品。ああ…やっぱり新鮮な魚介類は生で食べるに限りますなぁ…。


他にも自家製のイカシュウマイや土瓶蒸しなどあれこれ注文。いやどれもホント美味しかった。そして締めには活き造りで頂いたアラカブの頭をお味噌汁で。

201210kyusyu63s

白味噌は昨日の朝食べた時と同様、愛知の人間にはやや甘く感じもするのだけれど、でもとても美味しいです。なんだか胃も心がほっとする感じ。

このアラカブのダシが良く染み出ているのがいいですね。あと、頭の部分はゼラチン質がたっぷりでこういう汁物や鍋物にはぴったりなんじゃないかと思います。

いやはや…アラカブ一匹まるごと堪能しました。これは本当に美味しい魚ですね。


こうして大満足の夕食を終え、ホテルの部屋に戻ってから独り飲み直しして…佐世保の夜が更けて行きます。さあ、明日は島原へと向かいます!!


2012年10月・九州・焼き物と魚と鉄道の旅(7)へ→


Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 酒と音と鉄旅と。 all rights reserved.
designed by polepole...