「まんがタイムきららミラク'13年2月号」感想。
2012年 12月 19日 (水) 01:17 | 編集
では、今月15日発売のきららミラク感想行ってみましょう。

しかし…いつの間にやら日付変わって19日。もう夜が明けたらきららMAXが出てるんですよね。そしてどうやら今月きららMAXではとんでもない発表が来ちゃった模様で…。


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・表紙
今月の表紙は「夜森の国のソラニ」。和服姿のソラニと言うのが作中にはない装いでなかなかに新鮮で良いですね。しかしそれより前面に書かれた煽り文(?)が気になります。

「お節 フレンチ 満漢全席 and me!」て言葉の意味は分からんがなんだか凄いなww


では以下、気になった作品の感想とかツッコミなど。



・幸腹グラフィティ
先月初の表紙を飾ったこの作品。今回は巻頭カラーで登場!!

更に来月また表紙だそうで…これは編集側もいよいよこの作品を、ミラクの新しい看板として位置付けて来た感がありますね。

しかし…前作が途中で切られたのに次作が巻頭だ表紙だのこの推されっぷりって…これって相当に珍しいパターンなのでは?

さて、今回は大晦日の話。時期的にもピッタリですね。

大晦日、きりんちゃんを迎える為におでんとお蕎麦を用意するリョウちゃん。おでんを味見している時のこの表情が…!!w

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ホント川井先生の絵は無駄に色っぽいなぁ。グルメ・料理モノの漫画は数あれど、食べている表情がこんなに色っぽい作品は他に無いんじゃないかと思われます。

きりんちゃんが来てからの、年越し蕎麦を食べる時の表現もまた良いですね。

「パリふわえび天の至極の甘み」
「蕎麦ののたっと優しい喉越し」
「七味の七色の香りが効くとまた」

味の表現に関してはますますキレを増してきていますよねw

しかし何と言うか…毎回言ってる気がしますがホントこの作品は暖かいなぁ。おこたに入って暖かいお蕎麦とおでんをふぅふぅ言いながら食べるその幸せ感。

駅の待ち合わせで体が冷えてしまったシーンを直前に描いているから、だからその暖かさが読んでいるこちらにもより一層染みわたるんですよね。

そして勿論、暖かさは食べ物の物質的な暖かさだけじゃあない。気持ちの通う、大切な人と一緒に食べるからこそ感じる暖かさなんですよね。

この二人なら…きっと来年もいい年になるんじゃないかな。そんな気持ちになれる、暖かくて優しい大晦日のお話でした。


・Good night!Angel
「バールのようなもの」って…それどこのニャルラトホテ(ry

しかし「バールのようなもの」と書いて「判決を受け樽呪われし者どもを罰し」と読むとは…シスターはなかなかの中二病患者の様ですね…w


・くじらジュブナイル
この作品も今月に単行本がいよいよ発売ですね。表紙絵柄がこの号にも載っていましたがなんと言うか非常にいかがわしいですw

いや…群青ピズ先生の絵って妙にふとももがエロいんですよね。パラレルワールドとこちらの世界と二人の枝里菜ちゃんが描かれた表紙だけれど、どっちもとても素晴らしいふとももをしていらっしゃる…。

あ、僕は勿論コミックス買いますよ? でもってぺろぺろします(何

さて、今月話としては少しだけ謎が分かった感じですね。架のドッペルゲンガー現象抑制能力の効果は無限ではない、と。オルハさんが先月ラストで絵里菜ちゃんに言ってた言葉の真意はその辺りなのね。

でもオルハさんがなぜ架に協力しているのか。その辺りはまだちょっと分からないなぁ。

それより、何気に架と玲奈ちゃんにフラグ立った気がするんですが…気のせいかな?w


・城下町のダンデライオン
今月は王族長女・葵さんの話ですね。超能力者ゆえに変わりモノ…と言うかややもするとアレな人が多い気がしてたこの兄妹ですが、葵さんは至極まっとうな人ですね。

でもこういう人に限って王になる気は無いとか…ホント世の中は上手くいかないもんですw

しかし葵さんの能力…これって、相手に強制的に言うことを聞かせるとかそういう感じの力なんでしょうか。そう考えるとますます葵さんが真人間で良かったと思わずにはいられません。


・飛ぶことを許された迷路
なるほど…ブランコにシーツ被せれば確かにテントになりますよね!! この発想は無かった…w


・桜Trick
ああ…今月はそう来ましたか!! 美月会長にスポット当てたお話ですね。

いつもなら優ちゃんへお誘いが来るハズなのに、なぜか今日に限って美月会長へ春香ちゃんからのお誘い。急な展開にドキドキしている会長がとっても可愛いです。

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でも…この時の会長のリアクションとか見てるともう完全に春香ちゃんに恋しちゃってますよねこのコ。

「直接お誘いがかかってきただけでも進歩」とか明らかに恋する乙女のセリフじゃないですか…最初は妹の友人(?)だから気になってたのがどうしていつの間にこうなった…。

結局春香ちゃんのお誘いに乗って皆で光のアート展へ。その後も美月会長の乙女心たっぷり満載で、会長ファンにはたまらない回だったのではないでしょうか。

しかし…妹の恋人(女の子)に魅かれちゃうお姉ちゃんとかよくよく考えると物凄く背徳的ですねこれ。まあ、「色んなLOVEの形があるさ」(by池野楓)てことかもしれません。

さて、春香ちゃんが優ちゃんにではなく美月会長に電話してきたのは、前回の話のことがあってドキドキして胸が苦しくなって優ちゃんと直接話せなかったから。

と言うワケで結局、美月会長回と見せかけておきながらその実、いつも通りに春香&優のバカップルぶりを描いた回だったと言うのが本当のところだったりします。

ただ、今回特筆すべきは「キスシーンが無かった」こと。

もはやこの作品の顔となってる春香&優のキスシーン。

毎回毎回自らハードルを上げつつもそれを軽々と乗り越えて魅せてくれてたワケですが、さすがに先月「結婚」「誓いのキス」と言うキーワードまで出してしまって今月どうするのだろうと思っていたらあっさりとかわされてしまった感じ。

だけど、前回の話の流れからそのまま二人のドキドキした気持ちをより深く掘り下げて、あえてキスをさせないことで逆に一層百合百合しさが出ていたと思います。

うん、今月の話を読んで思ったけれどこれはまごうことなき百合漫画ですよね。

今までの春香と優の関係性って、キスまでしているのにも関わらずお互いを想うキモチを「恋」だと分かっていなかった節があるのですが、今回の二人の心情「相手を想うと苦しくなる」とかもうどう考えても恋以外の何物でもありません。

93ページの手を握るシーンだとか見ると、キスまでしているのにも関わらず手を繋ぐそれだけで恥ずかしがったり、恋人繋ぎじゃなかったりする初々しさ。これもまた恋…それも初恋の味なんじゃないでしょうか?

今回の話をもっていよいよこの作品は完全なる百合漫画へ進化したと、僕はそう思います。

しかし…前回今回のこの話の流れ。このままお互いがお互いをきちんと恋人と意識して、そのまま結ばれてハッピーエンド…とかそんなことにはなりませんよね?

なんでも早くも来年2月には単行本2巻が出るそうですが、まさかそこで終わりとかそんなことにはならないですよね…?

きららミラクでも随一の話題性を誇るこの作品。コミックスの売れ行き的にもかなり良い様ですのでそんなことは無いとは思うのですが…まだ美月会長の話とかしずく&コトネとか掘り下げ要素も色々ありますし。

まあ、とりあえず。2巻発売時には是非とも巻頭カラーか表紙を飾ることを期待しています。


・柳暗花明
先々月にゲスト掲載で載っていたこの作品。一ヶ月置いて再びの登場ですね。

今月のミラクはゲスト作品が結構たくさん載っていたのですが、その中では個人的に一番気に入りました。このハチャメチャでおバカでハイテンション、なのに百合度高いと言う絶妙なバランス感覚が素晴らしい!!

エスパー少女の柳ちゃん×幼馴染みの花ちゃんの一緒にお風呂とか一緒にお布団とか大変にいかがわしくって良いですね。眠れない→こうすれば眠れる?とぎゅっと抱きしめ→甘くていい匂い(ドキドキ)とかなんですかこの百合漫画は!!

そしてオチは前回と同様、暴走モードに入った柳ちゃんに花ちゃんがキスして暴走ストップと言う流れ。前回も書きましたがまさか「桜Trick」以外で女の子と女の子のキスが見られるだなんて…(歓喜)

絵柄的にも可愛らしいですし、これはまた是非とも続き読みたいですね。


・おふとんランデブー
今月ゲスト作品の中で自分的に気に入った作品その(2)

部員のおうちにお泊まりするだけの部(勿論部員は女の子ばかり)と言う点でかなりの百合百合しさが想像出来るのですが、なかでも小糸ちゃん×あずみちゃんの関係とかもうどう考えても百合ですね本当にありがとうございました!!

あとなえちゃんがいい匂い→皆で匂いかぐ→女の子同士だから恥ずかしくない…とか、そう言えば無印きららの「スマスタ」なんかでも匂い嗅ぐネタありましたけど、女の子って匂い嗅ぎあったりするものなんですか!!(混乱)

↑の「柳暗花明」と言いこの作品と言い、百合っぽいゲスト作品増やしてミラクは一体どこへ向かおうとしているのでしょう…まさか「桜Trick」が予想以上の反響だったから雑誌自体をそっち方面へシフトしようと…?

あと個人的にはなまはげネタにウケましたw無印「ざしきわらし」と言いMAX「アキタランド」と言いもしやきらら誌においてなまはげが流行っているのでしょうか…?
まあアキタランドのアレはなまはげじゃなくて紅翁ですがw


・TEI OH-!
今月の読んで思いましたけど、今のミラクで一番面白いギャグ漫画は間違いなくこれですね。電車の中で読んでてもう終始吹き出すのをこらえるので必死でしたww

今月は紅音さんが世間勉強の為(?)にアルバイトを…と言う話。まあ、大金持ちでいかにも絵に描いた様なお嬢様キャラな彼女が…と思った通りのことばかりやってくれるのがベタ過ぎて逆におかしいw

あと、色々な制服に着替えた彼女を見ている琴音サンが…ww

琴音サンは下級生や弄りやすい相手にしか興味無いのかと思ってたのですがそんなことは無かったのですね。要するに可愛い女の子なら誰でもイイのですねw

結局美味しいところを全部かっさらっていく琴音サンは本当に卑猥卑怯なキャラだと思います。


・Lisa Step!
今月はある意味で衝撃回でした。いや…今月ミラクの中でも最も衝撃な作品だったと言えるかもしれません。まさか…まさかここに来ての新キャラ登場ですよ!!

フランス語担当のマリー・マリベル先生。

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フランス人なのに着物姿に扇子と純和風。皆が「フランス人形」「縦ロール」と想像していたのにその真逆だったと言うギャップがおかしいですw

ところでこういう「和に憧れる外人キャラ」て言うと、形だけ真似ててもどこかおかしいと言うパターンが多いのですが、彼女はかなり真剣に和の文化を勉強していそうな感じですね。

習字が達筆だったり、茶道でお茶碗回す理由が気になってたり…。更にバドミントンが異様に上手いと思いきや、まさか羽子板で鍛えていたからだったりと結構筋金入ってます。

そんな彼女だから、お嬢様で茶道なんかにも精通している千鶴サンに懐いてしまったのは至極当然のこと。その逆にリサ先生のことを「ずっと遊んでいただけ」と非難したり…。

だけど、彼女が魅かれた日本的美しさの桜の絵。それを描いたのが実はリサ先生だと知って、見直したみたいですね。これで仲良くなれるかと思いきや…カエルのオチw

リサ先生にとってもマリー先生にとってもこれから波乱の日々になりそう…?


・メイドなボクとお嬢さま的あるじ
先月からの引き続きゲスト。この作品も今月載ってたゲストの中ではかなり好きです。なんと言うかとても頭がおかしい作品ですよね(注:褒めてます)

男の娘なメイド×男の娘なご主人さまを見て百合なのかBLなのかと悩むみいちゃんの葛藤…いやこれ読者も皆同じこと思ってるからww

でもそんな二人が女の子服→執事服に着替えた時のみいちゃんの反応。バラって…バラって!!w

アカン…バラはアカン…。

でもこれ、連載で続けるとしたらみいちゃん→くおんのちゃんとした(?)男女の恋愛モノと言う、いわゆる「ダブルナイト」的な路線でも行けますし、くおん×ご主人で「さつきコンプレックス」的な路線も狙えますし、結構面白いことになるんじゃないかと思います。

そんなワケで続き希望します!!


と、今月は以上で。

さて、今月のミラクですが、連載作品については色々と明暗の見えて来た、また不安要素も色々と分かって来た、そんな号だったと言える気もします。

まず、このところ休載の続いていた「メラン・コリー」とうとうクレジットからその名が消えてしまいました…まあ止むに止まれぬ事情があったのかもしれないですが、しかし単行本1巻出しておきながらそのままフェードアウトと言うのはあまりに心証が悪いです。

そして創刊号から看板的扱いで掲載されていた「純粋欲求系リビどる」がしばらく休載とのことで…仮にも看板レベルの作品が休載とかこれは雑誌的にはかなりヤバいと思うのですが。

また、連載作品に関して言えば、創刊号から続いている作品よりも例えば「幸腹グラフィティ」「くじらジュブナイル」「TEI OH-!」など途中から加わった作品の方がこのところ勢いがある様に思います。

早くも作品の世代交代の波が来ているのでは…そんな風にも感じてしまいます。

(まあ「桜Trick」みたいに勢いの全く衰えない例外もありますが…w)

個人的にはこのミラクと言う雑誌、とても面白い雑誌だと思って読んでます。正直言ってきららの中ではMAXに次いで好きです。乱暴な言い方すれば無印やキャラットなんかより全然面白いですよ。

だからこの雑誌にはホント頑張って欲しいんですよね。作家さんも編集者さんも…大変なことは多いと思いますが、一読者として応援しています。


Comment
この記事へのコメント
桜Trickはターニングポイントとなりそうな話でしたね。
これまで欠かさなかったキスシーンがなかったのは驚きでした。
次号からはよりパワーアップした桜Trickが見られる…?!
と勝ってに期待して楽しみになってますw

今月は休載多かったですね。
同じく、ミラクにはがんばって欲しいです。
メラン・コリーはやっぱりダメですかね…。
2012/ 12/ 20 (木) 00: 41: 34 | URL | クロスケ # vQU5PwVA[ 編集 ]
>クロスケさん
確かに「桜Trick」はターニングポイント的な話でしたね。
お互いをハッキリ意識し出した二人が今後一体どうなるのか、とても楽しみです。あとお姉ちゃんがどう動くのか…w

ミラクはホント頑張って欲しいです。
「メラン・コリー」はたぶんもうきっと…。
2012/ 12/ 20 (木) 07: 53: 36 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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