「スイーツどんぶり」1巻。
2013年 02月 03日 (日) 07:17 | 編集
では先月26日発売のKRコミックスより「スイーツどんぶり」1巻のレビューぽいものを。


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きららMAXにて連載中、FBC先生のこの作品。きららMAXと言えばきらら系列の中でも色々なイミで尖った作品が揃っていることで知られていますが、その中でもこの作品のぶっ飛び具合は凄いです。今のMAX連載作品の中で最も尖ってるんじゃないでしょうか。

それはこのコミックス表紙を見れば伝わると思いますが…どうですかこれ!! 全くもって「きらら」の漫画の表紙とは思えないですよね!!

普通きららの漫画作品と言うと仲良し女のコ達がキャッキャウフフな日常が…て感じで、だからコミックスの表紙もそのノリを前面に押し出したものが大半なんですが、それとは全く真逆の方向性。

今まで出て来た登場人物がサブキャラに至るまでほぼオールキャストで出演。一応、真ん中付近に主役の女のコ三人組を配してはいるものの、その他はホント滅茶苦茶ですよこれ。怪しげなおっさんキャラだとかのオンパレードw

基本きららのコミックスの表紙って男キャラって出て来ませんもんね、恋愛モノでも無い限り。ましてやこれだけたくさんのおっさんキャラが載ってる表紙って史上初なのでは…?


裏表紙を見ると普通にきらら作品っぽいんですけどね。

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いやむしろこっちを表に持ってきた方がきっと単行本の売上的には…いやでもそれだと完全な表紙詐欺になってしま(ry


そんなこの作品なので、特典もやっぱり一筋縄じゃいかなかったですね。

まずはとらのあな特典の小冊子。

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これ…凄いですよもう。いわゆる格闘ゲーム仕立ての小冊子。「スイーツどんぶり」の格闘ゲームと言う設定であれこれと描かれています。

使用出来るキャラは酒井・栗原・柿崎・猪塚…とここまでは分かります。彼女達はなんだかんだ言ってもきらららしい美少女キャラ達ですから。でももう一人が豚原様って!!w

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ええ、小冊子の一番最後のページがもう豚原様大フィーチャー!! 一部のファンが大喜び狂喜狂乱ですよこれ!!w

凄いのは全キャラの特性とか必殺技、コマンド入力まできちんと設定されてるんですよね。いや勿論実際にはこの格闘ゲームは存在しないワケで、単なるネタでしかないんですが…でもネタなのに無駄に力入れ過ぎだろうこれ!!


そしてCOMIC ZINのポストカード。ポストカードと言う特典自体はまあよくある特典と言えばそうなんだけれどでも、でも…!!

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この絵柄の突き抜けっぷり!!

栗原さんのアヘ顔ダブルピースwwwやり過ぎだろこれはもうw

うん、もう色々なイミで頭おかしい。本当にどうかしてると言わざるを得ません。

きらら特典のポストカードも、水着だとかほぼ裸とかそういう際どい格好と言うイミで危ないのなら幾つか見た記憶ありますが、こういうベクトルのは初めてだ…。


特典に関しては以上。この作品、残念なことにいわゆる専門店で特典付いたのがこの二つだけだったんですよね。後は愛知県内にない本屋さんとかばかりだったので…。

どうせならメロンブックス辺りで豚原様クリアファイルとか如月源五郎様掛け替えカバーとかやって欲しかったんですがさすがに誰得過ぎますよねw


さて、そんな「スイーツどんぶり」ですが、ぶっちゃけると僕、最初はこの作品全然好きじゃあなかったんです。いや正直言うとむしろ苦手な部類の作品でした。独特のノリとかにイマイチついて行けない部分があって…。

それが変わったのが7話。ええ、例の豚原様が登場する回ですね。それまでも相当にぶっ飛んでいたこの作品ですが、この回でもう何と言うか完全に吹っ切れたと言うか…うん、もうこの回読んだ時は最初から最後までずっと口ぽかーんでしたw

だけど読み終わった後なぜか、それまで苦手だったこの作品のことが凄く凄く気になって、いつの間にかハッキリと好きな作品に変わっちゃったんですよね。

あのメーター振り切っちゃってる感じのハジけ度合いが僕の中の何かにツボってしまったのでしょうか。とにかく今となっては、MAX連載作の中でも5本の指に入る位にお気に入りの作品になっちゃってます。


前にMAX感想でも触れましたけど、この作品っていわゆる少年ジャ○プ系のバトル系漫画をそのまんまきららの4コマに落とし込んだ様な、そんな作品だと思うんですよ。

CPやCHPと言った戦闘力数値の数値化だったり、戦って倒した相手が仲間になる展開だったりもそうですが、なによりも序盤は日常系漫画と思わせておいて途中から急遽バトル物へ転換していくと言うストーリー手法そのものがジャ○プ的。

先程上げた7話の豚原様登場の回がまさにその、転換期の話だったと思うんですよね。


一応この作品って料理漫画と言えばそうなのかもしれないですが、でも料理を題材にしたバトル漫画と言った方が良いですよね。

ミスター味○子とか、もっと言えば包丁人味○とかあんな感じの料理バトル漫画。そこに北○の拳とか男○とかの筋肉要素ぶちこんで、最後にきらら的萌え4コマエッセンスで無理矢理仕上げた感じ。

…ってそりゃ物凄いとんでもない作品が出来上がるワケですよw


とんでもない作品と言うのは作者さんご自身も分かってらっしゃるみたいで、その辺りがこの単行本のあとがきにあれこれ書かれています。

中でも印象的だったのが「おかしいものをそのまま載せるMAX編集部こそが一番クレイジー」と言う言葉。ああ、やっぱりMAXって雑誌自体がそもそも頭のおかしい雑誌だったんですね(褒めてます)


同じ様に料理を題材に扱いながらも、先日ここでレビュー書いた「幸腹グラフィティ」とは全くベクトルの異なるこの作品。同じきららのコミックスでありながらもここまで違う、それを読み較べてみるのもまた面白いものです。

とにかくこの作品は物凄く個性が強い(と言うかアクが強い)ので、万人には全くオススメ出来ないと思います。でもハマる人はとことんハマっちゃう、そんな妙な魅力を秘めた作品だとも思います。


これから更に激化していく(であろう)LIFEとの料理バトルにも目が離せません!!


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