豊橋鉄道渥美線と春の伊良湖岬。
2013年 03月 31日 (日) 07:35 | 編集
と言うワケで一昨日の29日、春の乗り鉄第二弾と称して(?)豊橋鉄道の渥美線に乗りに行ってきました。先日の市内線に引き続いての豊橋鉄道ですが、市内線は路面電車なのに対してこちらの渥美線は通常軌道なので全く別物ですね。

渥美線に乗るには新豊橋駅から。「新」豊橋と名前が付いていますが、実際には名鉄・JRの豊橋駅に隣接しています。(一度改札は出ないといけませんが)

一昔前は名鉄のお古の車両が多く走っていた渥美線ですが、今は全ての車両が東急から来たステンレスカーの1800系(元・東急7200系)で統一されています。

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さて、この1800系。正面に「つつじ」のヘッドマークがあるのが分かりますね?

渥美線ではカラフルトレインと題して、渥美半島の花々にちなんだ車両を今後どんどんと走らせて行くとのことなんですね。この「つつじ」はそのうちの一つ。


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正面だけじゃなくてサイドにも「つつじ」のマーク。また、つつじの花と共に市内線の路面電車が描かれているのが良い雰囲気ですね。


車内はオールロングシート。

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まあ、元が東急の通勤電車なんだから当然と言えば当然ですw

しかし元々が大都会・東京を走っていた車両が故郷を遠く離れて、地方で第二の人生を送っていると言うのはなんだか感慨深いものがありますね。


天井に目をやると扇風機とやたら大型のクーラーが目立ちます。

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まるでとって付けたかのような冷房機。まあ、実際後付けなのかもしれませんが。


さて、新豊橋を出ると列車はまず住宅街を走り、それから大学・高校など学校が点在する地域を抜けて行きます。実際、愛知大学や時習館高校のすぐ真横なんかを走って行くんですよね。

それから景色は一面の田園風景へ…なんとものどかです。

ちなみに車窓に海は全く見えません。渥美半島と言う海沿いの地域を走っているのに意外に思えるかもしれませんが、実際は半島のちょうど真ん中部分を走ってる形になるんですよね…。

しかしこの田園風景と言うのはどこのローカル線へ行っても大体似た様な風景が見られますが、でも逆にどこで何度観ても良いものだなぁと。心がほっとする、そんな風景だと思います。


さて、新豊橋を出て35分ほどで終点の三河田原に到着。

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なかなかに立派な駅舎が建っている駅です。

元々はホームが2つに線路が3本ある駅…のハズですが、僕が訪れた時には向こう側のホームにある線路が無くなっていた様な気が…?

駅周辺の再開発の予定などあるらしいので、その絡みなのかもしれません。


さて、ここからはバスに乗って渥美半島の先端・伊良湖岬へと向かいます。

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今の季節にふさわしくこんな菜の花カラーのバスがやって来ましたw

バスに乗ってゆられること約1時間で伊良湖岬に到着。とサラッと書きましたが1時間ってかなり遠いです。おまけにバス代1040円と高い!!

いや…伊良湖岬なんて鉄道→バスで行くもんじゃないかもしれません。


伊良湖岬のバス停で降りて5分ほど歩くと恋路ヶ浜と言う場所へ出ます。伊良湖へ来たのならとりあえず散策しておきたいのがこの辺り。

その名前にちなんでかどうやらカップルの聖地みたくなってるスポットでもあるのですが…。

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例えばこれ。何だと思いますか?

写真真ん中から右にかけて見られるもの。これ、「願いがかなう鍵」だそうでたくさんの鍵がかけられてるんです。恋人達の「ずっと一緒にいたいね♡」な願いと共にね…w


あとこちらの鐘。

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「幸せの鐘」だそうで…この日もカップルや親子連れで鳴らしてる人達がたくさんいました。

その中で一人で鳴らしてやりましたよww

周囲の幸せオーラの中で独り、ドス黒いオーラを放ちながら呪うがごとくに鐘を打ちつけると言うテロ行為…ああリア充爆発しろ!!


こんな灯台も建っています。

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残念なのが登ったり出来ないんですよね。ただこうして姿を観るのみ。


この日、暖かくいい天気になるだろうと思って海までやって来たのですが…実際には天気は曇りがちで風も強くって…あまり良いコンディションとは言えなかったかもしれません。

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波も非常に高く、海は荒れ模様って感じでした。


でも菜の花が綺麗に咲いていました。

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たとえ天気がイマイチでも海が荒れてても…この菜の花を観る為に僕はここまではるばるやって来たのだと。ええ、きっとそうなんですそうに違いありません。


さて、帰りの渥美線ではこんな車両がやって来ました。

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カラフルトレインの「菜の花」。この渥美線カラフルトレインの第一号だったりします。


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朝乗った「つつじ」と同様、前面ヘッドマークだけじゃなくサイドにも「菜の花」。


なにより凄いのがこの「菜の花」、車体だけじゃなくって車内も全面菜の花仕様なんです。

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座席も吊り手も車内広告も、全て一面黄色い菜の花仕様。吊り手を黄色一色にしたのはなかなか思いきったことするなぁと思いますw


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座席は色だけじゃなくって、菜の花が描かれていてなんともチャーミング。


連結面上部には…菜の花とは関係ないですがこんなものも。

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どうやら田原は凧の祭りが有名な模様ですね。


カラフルトレインでも朝乗った「つつじ」は車内は通常仕様だったので、どうやら特殊仕様となっているのはこの「菜の花」だけの様です。

最近は各地のローカル線が色々と趣向の凝った個性的な車両を走らせるようになってきて、それはとても面白いことだなぁと思います。

その中には和歌山電鉄の車両や富山地鉄のアルプスエキスプレスみたく、社外デザイナーに依頼して思いきった改装をしている例もありますが、そこまでやらないにしても、この「菜の花」みたくちょっとした遊び心のある車両が走っているのを見るとなんだか嬉しくなります。


思えば、渥美線は元々走っていた名鉄のお古の車両達が個性的で楽しかったので…全車両が東急のステンレスカーに入れ換えられたと聞いた時はつまらん路線になったと正直ガッカリしたものですが…。

でもこうして見ると全然そんなこと無いですね。花々の多い渥美半島と言う地域の特性をきちんと意識した、そんな列車を走らせようと言う意識がすごく伝わって来ます。

駅員さん達の応対など見ていても、地域の愛される路線にしようと言うそんな想いがよく感じ取れました。豊橋鉄道は先日乗った市内線と合わせて、優しくも楽しい路線になりつつあるのだなと実感する、そんな春のショートトリップでした。


Comment
この記事へのコメント
長旅と長文にお疲れです。
見た目からしか感想がかけないんですが、とてもいい旅だったような感じがします。(鐘以外は)
菜の花がキレイな上に電車も模様が描かれて、なんか癒されます。旅ながら、途中に見る風景が心いやされ、ついつい先に進んでしまいますよね。
2013/ 04/ 03 (水) 22: 24: 07 | URL | ヘイホー # -[ 編集 ]
>ヘイホーさん
コメントありがとうございます。

鐘は…まあ、半分はネタですのでww
(周りが親子連れやカップルの中独りで鳴らしたのはホントですが)

菜の花がホント綺麗でした。あとは天気はもうちょっと良くて暖かければ言うこと無かったんですけどね。
2013/ 04/ 05 (金) 10: 22: 04 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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